ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

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いまだ、TVのパブリシティ効果は絶大

2007-11-24 10:47:19 | Weblog
ですね。

最近の芸人の出版ブーム。

最初はだれですかね。

もともとエッセイや私小説、暴露本なんかはしょっちゅう出ていたし、
雑誌に連載のコーナーを持っている芸人さんもいっぱいおられたから、
それを一冊にまとめて出すなんてのもよくあることでした。

いわゆるゴーストライターの手によるものもいっぱいあったでしょう。

誰だっけかな、ビフトリア・ベッカムだったか、パリス・ヒルトンだったか、
あるいは別の誰かかはっきりしませんが、
自分の本の出版会見で、本について感想を聞かれて、
「まだ読んでない」と答えた方がおられました。
なんてね。

最近のブームの走りは「劇団ひとり」でしょうか。

うろ覚えですが、
最初は出版社からエッセイを書かないかとの話があったけど、
どうせならと小説にしたら、これが結構おもしろいので、、、
だったかな。

まあ、大ヒットしたわけですが、
品川庄司の両方とか、青木さやかとか、麒麟田村とか、
エッセイなのか私小説だかフィクションだか分かりませんが、
次々と大ヒットしているようです。

それもこれもTVで露出度の高い芸人さんの本で、
ひいきの芸人があるいはTVでよく見る芸人が、
どんなことを考えているんだろう、
どんなものを書いたんだろうという興味に
千円、二千円程度で答えてくれるなら安いもんだし、
仲間内でも話題になるだろうから読んどいて損はない、
ってなところでしょうか。

私でも、少なくとも彼らが本を出したことは知っているわけで、
TVでちらっと(本当は何度も何度もかもしれないが)
本が出ますとか、売れてますとか聞くと、頭に残る。

以前、新刊のプロモーションのときにも、
「パブリシティ」の内容をずいぶんと聞かれた。

書籍のパブリシティの場合は、有償広告も含まれるようだが、
新聞に発売の記事が載るだけで一定の売り上げが見込まれるそうだ。

しかし、なんといってもTVで取り上げることの効果は絶大なようで、
漫画本と雑誌しか置いてないような小さい書店でも、
「TVで取り上げるんだったら、5冊でも10冊でも入れるんだけど」
とは、よく聞かされた。

また、先日、TV「検索ちゃん」で、太田光が芸人さんの本を褒め始めた時、
品川庄司の品川や次長課長の河本らが、恥ずかしそうにじっと聞いていた。

ところが、太田が例によって暴走、ピー発言をし始めたら、
品川が血相を変えて制止。

彼の言うところによれば、
「太田さんがTVで褒めてくれると、増刷が決まるくらい影響力があるのに、
 カットにならないよう、突っ込まずに静かに聞いていたのに、
 問題発言するなんて、これがカットされたらどうしてくれる。」
てなことのようでした。

「いいとも」でフリップを出して、何時何時何何が出ますというだけで、
仮に10%の人が見ただけで1200万人、
そのうち、3%の人がそれに気を留め、
実際にその3%の人が買っても1万人が買うわけです。
1秒、2秒で何千万もの売上に貢献する、というわけです。
こりゃ、すごいです。

TVのマス告知効果はいまだ絶大と言わざるを得ないでしょう。





***





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