蝉（アブラゼミ）２態

これは昨日。


掴まっているのは干物を作っている干し網。
風邪で回るもんだから、正面に回ってくるのを待っていたんだけど、
飛んで行ってしまってこれしか撮れなかった。

こちらは今朝。


バルコニーの床に落ちていて、最初見たときはまだ生きていた。
ジイジイと弱弱しく鳴いて、羽根をバタバタやっていたけど、カメラを取りに行っている間に死んでしまった。
断末魔のあがきだったようだ。
足が迄開いているのは死んだ直後を意味している。
セミの命が失われる瞬間を見たのは初めて。
助けてやるつもりだったので残念。
最もあの弱り方なら捕まえ滴に停まらせても樹液を吸うだけの力は残っていなかったろう。