ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

新聞を読むTV報道の在り方

2007-08-22 07:57:43 | Weblog
TVを見ていて疑問に思うものの一つ。

「新聞くまなくチェック」とか「激読み」とか、
よその新聞をパネルにして、赤枠で囲んだり、赤い線を引いたり、
局によっては、2畳敷きに拡大して、ただ読むだけ。

 読むだけじゃない、解説だってしているし、コメントもする。

そうですね。
読んで一言なんか言って、
場合によってはコメンテイターが感想を述べる。
(敢えて「感想」と書きました、解説の域に達してません)
でも、裏取ってるわけでもないし、
詳しく調べてみましたってわけでもない。

Vのように取材して編集して放送するのではなく、
人の取材結果を紹介しているだけ。
それをしたり顔で読んで、怒って見せたり、喜んで見せたり。

TVはかなり包括的な許可を得ているから、
著作権上の問題はないんでしょうけど、
通常の著作権の考えからいえば、
明らかに引用の域を超えている。

きっかけが新聞記事でもかまわないと思いますよ。
新聞記事だって、取材したものを
どう編集してどう記事にするかは、
その新聞の考え方なり力量なりの現れです。

各紙がこぞって報道しているものは、
関心が高いわけだけど、新聞によって扱いも違う。
そのあたりを分析して、報道各社はどう見ているかを考える。
良いんじゃないですか。

スクープ記事なら、他社がどう追随するかを見る、
これも面白いですね。

気になる記事が、たとえ一紙のみのベタ記事でも、
気になれば取材して、
これはみんなに知ってもらわねばと思えば報道する。

それもいいと思います。
でも今のように、ただ、
何何新聞の第何面に「こうこうこう」書かれています、
ってそれでいいんでしょうか、大いに疑問です。

各局がやっているところを見ると、
TV局側で問題だなと思っている人は、いるかもしれませんが、
少なくとも主流派ではないようです。

この報道のやり方を
自分では多くの新聞はとれないから便利だ、
と思っておられる方もいるでしょう。

今もやっているのかどうかわかりませんが、
有料のサービスですが、気になるジャンルを登録しておくと、
各紙の関連記事を毎日FAXしてくれるサービスがありました。

会社でも総務あたりで、自社に関連する記事を回覧してました。

今は、どうなんでしょう、回覧は時間がかかるから、
社内ポータルあたりに引用、掲載するんでしょうかね。

それはともかく、TVはタダだし、
会社じゃゴシップ記事は回覧しないもんね。

でもね。
TV報道の在り方としてそれでいいのか、気になります。
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