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舵付きフォアの練習(小名木川)

2010-11-03 10:28:38 | 地域・コミュニティ
今日は台船が出ておらず、久しぶりに小名木川がクリアーになっていた。
(いつもは休みの日でも係留してある)

たまたま「舵付きフォア」が二艘練習しているのを見つけて撮影。
この写真は2隻目。

ずっと前(右手)にもう1隻いるのですが、角度が悪く良く映ってませんでした。
この写真も電柱と重なっていいアングルとは言えませんが。

「舵付き」と書きましたが、「舵」の有無ではなく、
舵を操作する人=舵手の有無を言ってます。

したがって「舵手付き」と呼ぶのが正しいようです。

昔は「舵付きフォア」とか「コックス付き(有り)フォア」と言ってたような気がしますけど。

4人の漕ぎ手がいるので「フォア」ですが、よく見るとみんなオールは一本だけ。

一番後ろつまりコックス(舵手)ですが、コックスに最も近い漕ぎ手を「整調」と呼ぶそうです。
文字通り調子を整える役目らしい。

残りの漕ぎ手が彼(彼女)の漕ぐのを見てストロークの調子を合わせるからでしょうか。
整調は英語ではストロークと言うようです。

全体の指示はコックスが出すんでしょうけど、実際に漕ぐ調子を整えるのが整調。
指揮者とコンサートマスターみたいなものかな。

整調のオールの出ている側、日本語では左舷、船の用語では通常ポートサイドと言いますが、
ストロークがオールを出している方だからでしょうか、ストロークサイドと言うらしいです。

一番先頭、進行方向、舳先(へさき)にいるのがバウ。そのままやんか、というところですが、
通常の船舶用語では、船首をバウ、船尾をスターンと言うのに対し、
船首をトップ、船尾をテールと言うらしいから、バウは船首ではなく選手のことのようです。

バウは右舷、通常はスターボードサイド、スターボード、
スタボー(スタバじゃないよ)なんて言いますが、
そちらにオールを出しているので、右舷をバウサイドと言うようです。

このほかに漕ぎ手が2人、8人のものもあります。

また一人が2本のオールを操作するタイプもあって、スカルと呼びますが、
シングルスカル、ダブルスカルは良いとして4人漕ぎはクォドルプルと言って、
クォドルフルスカルとは言わないようです。

quadruple(四重の)だろうから、クワドゥルプルって感じですけどね。

ところで、どこの高校のボート部だろう、と思って調べましたがよくわからず。
この近くだと小松川高校にボート部があるけど、スカルが中心らしいし、小名木川は練習場じゃなさそう。

コーチだろう人がコックスとストロークの間にいるので高校だと見ましたが違うかも。
中学でボート部があるところもあるそうですが、中学高校はスカル系が中心のようです。

どっかの企業かも知れません。


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