ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

賀状と「プレSE・・・」

2007-01-09 18:16:45 | Weblog
PCが壊れてデータが吹っ飛んだこともあって、
いただいた賀状を整理しきれていない。

宛名書きソフトのバージョンが古いこともあって、
VistaRC1ではガンガンエラーが出るし、
一部機能が動かなかったり、ヘルプがだめだったり、手間取っている。

で、何人かの方に「本読みました」とのご連絡もいただいた。
ありがたいことで感謝します。

発刊される本の量に比べ、書店の棚のほうが少なく、
書店では話題の本、売れ筋の本中心の陳列となる。

運よく書棚に並べられても売れ行きが悪いと、
次から次へと配本される新刊本に押されて、早晩その場所を譲ることになる。

新刊本の中には、配本されたものの、書棚に並べられることもなく、
倉庫で箱詰めのままで眠ったのち、返本されてしまうものもあると聞く。

本は大体が委託配本で返本自由になっている。
ただし、入荷から半年程度の返本可能期間が設定されていて、
それを過ぎると買い取りになる。
したがって、新刊から長くても半年くらい
(早いところでは1カ月くらい)で返本されてしまう。
そのあとは取り寄せになるわけだ。

その点、ネット書店は、例えばアマゾンなどもそうだが、
実店舗であればとても個人客が物理的に見て回れないくらいの
膨大な面積の倉庫を持っていて、
返本可能期間と売れ行きを気にしながら、
(注文と返本を繰り返せば、絶版にならない限り)
少数の在庫を長期にわたって持つことができる。

それで、ニッチな「プレSE・・・」も、発行から10カ月ほど経過した今も
アマゾンや7アンドYでは、在庫があることになる。

これはある意味本の流通革命である。

もっとも「本屋へ行く」ことは多くの人にとって面倒でも苦痛でもなく、
むしろ楽しみの一つだろうから、
書店がなくなってしまうことはないだろうが、
本の売れ方が変わってきていることは間違いない。

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