ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

全米週末興行ベスト10  2014/12/19-12/21

2014-12-25 00:12:00 | 映画関連
毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。

今週はついに「ホビット 決戦のゆくえ」が初登場1位。
2位に「ナイトミュージアム エジプト王の秘密」3位は「アニー」とトップ3が入れ替わり。

***

1. The Hobbit: The Battle of the Five Armies
2. Night at the Museum: Secret of the Tomb
3. Annie
4. Exodus: Gods and Kings
5. The Hunger Games: Mockingjay - Part 1

6. Wild
7. Big Hero 6
8. Top Five
9. P.K.
10. Penguins of Madagascar

**

11. Interstellar
12. Horrible Bosses 2
13. The Theory of Everything
**
17. Dumb and Dumber To

*

私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。

1.The Hobbit: The Battle of the Five Armies (★★★)

初登場1位。
5470万ドル。水曜初日で累計は8910万ドル。

主要メンバーはもちろん続投。
LOTRに続く前日譚3部作の最終作。これで全6部が完成。

これでピーター・ジャクソンも「タンタンの冒険:太陽の囚人たち」(邦題未定)に
注力できそうだ。

「ホビット:決戦のゆくえ」2014/12/13(WB)



2.Night at the Museum: Secret of the Tomb (★★★)

初登場2位。
1710万ドルとややさみしいスタート。

2作目に味を占めたのが失敗か?
今度の舞台は大英博物館。

「ナイトミュージアム:エジプト王の秘密」2015/3/20(20thFOX)



3.Annie (★)

初登場3位。
1580万ドルとこちらもややさみしいスタート。

クワベンジャネ・ウォレス、ジェイミー・フォックス、キャメロン・ディアス。

孤児「アニー」の物語でミュージカルで、原題のNYを舞台に
登場人物の設定もオリジナルとはかなり違っているようだ。

「ANNIE アニー」2015/1/24(Sony)



4.Exodus: Gods and Kings (★★)

1位から4位にダウン。
冴えない出足から一気に1/3まで減って310万ドル。
累計3890万ドルと大失敗の予感。
ちなみに製作費は1億4千万ドルと言われる。

クリスチャン・ベール、ジョエル・エドガートン。
「エクソダス」はズバリ「出エジプト記」、クリスチャン・ベールがモーゼ。

「エクソダス:神と王」2015/1/30(20thFOX)



5.The Hunger Games: Mockingjay - Part 1 (★)

2位から5位にダウン。
先週より4割減の780万ドルで、累計は2億8930万ドル。

3億ドル台前半どまりか。
ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リーアム・ヘムズワース、
ドナルド・サザーランド、スタンリー・トゥッチー、ウッディ・ハレルソンなど、連投。

モッキングジェイは架空の鳥。小説ではマネシカケスと訳している。
mocking=物まねをする、Jay=カケスと言うことのようだが、
原作では人為的に作られたオシャベリカケスとマネシツグミが
自然交配してできた新種とのことで、カットニス(ジェニファー・ローレンス)が
付けているブローチに象られた鳥がマネシカケスそのものである。

カドカワ配給で2015/6公開予定だが邦題は未定。
Part2は2015/11/20全米公開予定。



6.Wild(★)

10位から6位にアップ。
公開館が116館から1061館に増え、興収もさらに2.7倍の410万ドル。
累計710万ドル。

リース・ウィザースプーン。
1600kmに及ぶパシフィック・クレスト・トレイルを踏破した
実在の女性シェリル・ストレイドの自叙伝を映画化。

邦題未定、2015公開予定(20thFOX)



7.Big Hero 6 (★★★)

5位から7位にダウン。

4割減って360万ドル。累計は1億9050万ドル。
ディズニー・アニメ。
タダシがヒロに残したケアロボット「ベイマックス」

「ベイマックス」2014/12/20公開(Disney)



8.Top Five(×)

4位から8位にダウン。
ほぼ半減の350万ドル。

クリス・ロック監督脚本主演のコメディ。
コメディアンが、フィアンセがTV番組で結婚を発表すると言うので、
シリアス路線に転向しようと悪戦苦闘する。

日本公開未定。



9.P.K. (★)

初登場9位。
8位とは僅差の350万ドル。

インド映画。
P.K.は主人公の名前のイニシャル。
聞きたがりで素朴な質問をぶつけてくるP.K.

日本公開未定。



10.Penguins of Madagascar (★★)

3位から10位にダウン。
半分以下の340万ドル。累計6410万ドルは製作費のほぼ半分。

「マダガスカル」のペンギンズが主役。
「ペンギンズ」自体はTVでも放映されており、初ではないが、劇場版は初。

ドリームワークス・アニメーションは、2013年より20thFOXの配給となったが、
日本では劇場公開されておらず、一部がビデオスルーとなっている。
今後も日本で当たったアニメの続編が多く予定されているが、日本公開は不透明。

日本公開未定。

**** 今週ベスト10圏外に落ちた作品

11.Interstellar (鑑賞済)

6位から11位にダウン。
ほぼ半減の270万ドル。累計1億7150万ドル。

クリストファー・ノーラン監督。
マシュー・マコノヒー、アン・ハザウェイ、マイケル・ケイン、ジェシカ・チャステイン。
荒廃した地球を後に新天地を求めて宇宙に。

「インターステラー」2014/11/22(WB)



12.Horrible Bosses 2 (★)

7位から12位にダウン。
半分以下の220万ドル、累計4770万ドル。

タイトルから判るように「モンスター上司」の続編。
主要メンバー続投。

邦題未定、2015年公開予定(WB)



13.The Theory of Everything (★★)

9位から13位にダウン
1/3減って160万ドル、累計11980万ドル。

イギリス映画。
エディ・レッドメイン、フェリシティ・ジョーンズ。

おそらく知らない人はほとんどいない車いすの天才物理学者、
スティーブン・ホーキンス博士の物語。
大学院生の時に筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症し、徐々に悪化、
ついには車いすの人となる。
その過程において周辺の支えにより、画期的な理論を発表していく。

ALSはアイス・バケツ・チャレンジで有名になった。
尚、ホーキンス博士は映画で結婚した相手とはその後、離婚している。
本家イギリスでは、来年の元日に公開予定。

「博士と彼女のセオリー」2015/3公開予定(東宝東和)



17.Dumb and Dumber To (×)

8位から17位にダウン。
3/4減って76万ドル。累計8360万ドル。

ジム・キャリー、ジェフ・ダニエルズ。
1994年の「Dumb & Dumber」の続編、おバカコメディ。
ジム・キャリーファンは、純おバカ映画にノリノリとも言われるが、
日本ではちょっと苦しい設定かも。

日本公開未定。
ちなみに前作はGAGA配給で1995年に公開され、1996年に東宝からVHS発売、
2006年にはGAGAからDVD、2010年にWBからDVDが発売されている。
字幕や編集が各バージョンで違うらしい。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 餅つき大会、第3弾 | トップ | 今朝の東京スカイツリー、201... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画関連」カテゴリの最新記事