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ビクトリア号、続き

2005-05-24 19:05:50 | 趣味
記事内容は、以下の文とあまり変わりませんが、ホームページにもう少し多くの写真を載せています。
ご参考に。
ビクトリア号


この船は1992年のセビリア万博で復元された船で、元のビクトリアは初めて世界一周を達成した帆船。

愛・地球博のために実際にスペインから帆走してきた。


写真は船内のメインデッキから船首側を見たところ。

もちろん、日本人スタッフもいたが、のスペイン人スタッフにみんな臆せずどんどん聞いている。(船首方向やや左側に立っている2人がそうです)

おばさんが、「ワインはどこにあるの」と日本語で聞いていたが通じない。
Where do you keep wine?と聞いたら、「ボトルに入れている、樽はありません。」と返ってきた。
質問の仕方が悪かったかな。

どういう経路で着たかと聞いている人もいた。
16世紀のビクトリア号と同じように西回りできたようだ。

「マゼラン海峡は通らなかったんですね。」
「ええ、パナマです。でも誰にも言わないでね。」(笑)

「太平洋が波が一番大きかったそうですね。」
「ええ、一番大きかったです。」
「大西洋は。」
「穏やかではありませんでしたが、太平洋よりはましでした。」

マストは鉄製だった。
「あのマストは昔のビクトリア号と同じですか。」
「いえ、昔は木でした。」

さすがに木では再現できなかったらしい。

船体は木製だ。
「何でできてますか。」
「木です。」
「木の種類は何ですか。」
「ピーノです。ええっと。」
ここで日本人スタッフに声をかける。
「田中(仮名)ピーノって日本語でなんていうの。(スペイン語なので予想。)
「ビーノ?ワインだよ。ビーノだろ。ワイン。」
田中(仮名)は持ち場に戻ってしまった。
「ワイン???」

たまたま近くにいた日本人女性がわかったらしい。
「ピーノでしょ。松よ、松。」
「松か。ピーノってパインツリーだ。ヴィーノってワインだったらヴァンだね。」

ここからはこっちが教える番です。
「マ、チ?」
「マ、ツ。」
「マ、ツ。」
「そうそう。」
「じゃ、これは?オーク。」
「樫だね。カ、シ。」
「カ、シ。 マ、ツ、 カ、シ。」
スペイン人スタッフが松の部分と樫の部分を指して言った。
「そうそう。」
外板の大半は松で、強度を持つところに硬い樫を使っている、ということらしい。


東京港では明日までの公開です。
その後は名古屋か大阪でご覧ください。

瀬戸内海から、マラッカ海峡、インド洋、スエズ運河をとおり、スペインへ帰るらしい。
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