ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

いずれ日本のTVも、、、。

2008-11-13 10:22:54 | Weblog
テレビの視聴者がネットに移った?視聴率低迷でプロデューサーがクビ - goo 映画

必ずしも日本がアメリカと同じ方向に進むとは思いませんが、
TVの視聴率が全体として下がっていくのは、間違いないと思います。

減ったとはいえ、紅白歌合戦の視聴率がいまだに40%近いことや、
プロ野球日本シリーズの第7戦が関東地区では30%近かったり、
NHKの大河ドラマが20%を超えるなど、TVを見る人はまだまだ多い。

先日のTV番組で、ホリエモンこと堀江貴文氏が、
「TVはリーチが100%だから(メディアとしての魅力がある)」
補足して、
「全員が毎日とは言わないけれど、1週間とか1カ月とかで見れば、
 100%の人が何かしら接触するメディアである。」
と言っていた。

これはニッポン放送騒動(2005年)当時も今も大きくは変わらないだろう。

今も変わらないのはTVの中身も同じ。
ヒットした番組があれば、似たような番組が次々と現れ、全体が均質化していく。
当然出演者も似たり寄ったり。

何せ視聴率を取ることが絶対命題だから、これは当然と言えば当然だ。

しかし、問題は、視聴率は最大100%にしかならないと言うこと。
世の中よく「120%」なんて表現を使うけれど、
視聴率が割合である限り、100%を超えることはあり得ない。

TVだけが世の中の娯楽と言うわけでもないし、
生活様式も変化、多様化し、別にTVを見なくても困らないし、
実際若者のTV離れは加速しているんじゃないだろうか。

流行るものあれば廃れるものあり。

TVがユーザのニッチなニーズに応えようとすれば、
TV自身が多様化する必要があり、
必然的に番組当りの視聴者は減っていくだろうし、
チャネルも様式も今のままで、最大公約数を狙い続けるとすれば、
早晩視聴者は減っていかざるを得ない。

アメリカでは「全米脚本家組合のストライキ」を契機に
TV離れが深刻化しているようだが、
日本では地デジ移行がその契機になる気がしてならない。

2011年は間もなくやってくるが、TVはそれまでに変わっていくだろうか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 試写会「バンク・ジョブ」@ス... | トップ | JLPGA、伊藤園レディス、宮里... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事