ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

試写会「クローズド・ノート」@イイノホール

2007-09-11 14:34:55 | 映画感想
霞が関、イイノホールでの公開。

実は運悪く、10日に試写会が3本も重複。

体は一つしかないので、どれを見るか迷ったが、
ちょっとした理由があってこの映画を選択した。

***

竹内結子、沢尻エリカ、伊勢谷友介。
「セカチュー」の行定勲監督作品

***

引っ越ししたばかりの女子大生、香絵(沢尻エリカ)は、
部屋に残された1冊のノート、日記帳を見つける。

そのアパートを見上げる不審なイケメン(伊勢谷友介)は、
香絵のバイト先に万年筆を買いにきた。
男の名は飛石リュウ。
新聞小説に挿絵を書いたりする駆け出しのイラストレーター。
香絵は、少しずつリュウに惹かれていく。

アパートで見つけた日記帳の持ち主は、
真野伊吹(竹内結子)、小学4年生の担任。
ノートは初担任としての始業式前日から書き始められていた。

そこには、小学校教師としての伊吹の喜びや悲しみ、挫折、
そして、大学時代の同級生、隆との再会や恋などが書かれていた。

小学校教師を目指す香絵は、伊吹の日記を読むうちに、
伊吹とその恋人、隆の姿を自分自身と、リュウに重ねていくのだった。

日記に書いてあることを真似たり、うんちくを語ってみたり。

リュウのアパートにも行ってみたが、そこには、
キャリアウーマンの山崎星美(板谷由香)が出入りしていた。

一旦は諦めかけた香絵だったが、
日記から力を得てリュウに告白する決意をする。

しかし、再び行ったリュウのアパートで、
香絵は驚愕の事実を知ることとなった。

果たしてこの恋の行方は、どうなってしまうのか。

***

前半はテンポよし。最後のほうで少しだれる。
2時間20分はやや長い。

個展での演説のシーンは、観客にはわかるが映画の設定では説明不足。
ほんのひと言でいいから、前置きがほしかった。
あれでは、みんなはなぜリュウが泣くのか理解できない。

ノートは実は最後の1ページが破られて終わっている。
これが明かされるのがかなり終盤になってからで、ちょっとわかりにくい。

最初に開いたときにわかる仕掛けがあってもよかった。

それから細かいことで申し訳ないが、
ノートの破り跡がきれいなのとちょっと雑なのと。
破られる直前の出来事はもっと早く見せたほうが良かったし、
何で破らなければならなかったのかは理解できません。

最終的にノートがあそこに収まった前後関係も説明不足。

といろいろ書きましたが、女性ファンには受けること請負い。

ただし色恋沙汰というよりはピュアなプラトニック・ラブ。
恋に恋するんじゃなくて、本物の恋です。

でも、恋は切ないもの、ピュアなだけに悲しみも倍増、
てなところでしょうか。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« USLPGA、NWアーカンソー選手... | トップ | 家庭だんらん法、ねぇ。 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (かっぱ)
2007-10-21 21:03:48
はじめまして。

コメント、tbありがとうございました。

確かに2時間20分は少しだらけてしまいますね。

でも、伊吹先生の振る舞いに、子供達の素直さに、飛石の愛情に涙でした。

返信する
かっぱさんへ (KGR)
2007-10-21 23:42:08
こちらにもコメントいただきありがとうございます。

私が偉そうに言えるものではありませんが、
もうチョイ短くてもいいような気がしました。
返信する
長さ (kimion20002000)
2008-03-29 11:04:18
TBありがとう。
そうか、2時間20分もあったのか。
近頃の映画としては、珍しい長さですね。
なにを、こだわったんでしょうかね。
返信する
kimon20002000さんへ (KGR)
2008-03-29 13:38:00
コメントありがとうございます。

長いかどうかは、実際の時間ではないと思いますが
素人としてはちょっとでも長いと感じてしまうと、
もう少し短くできなかったのかと思います。

返信する

コメントを投稿

映画感想」カテゴリの最新記事