ホリカワクシヒゲガガンボ

昨日、変わったガガンボがいるというので行ってみた。

腹が裏返っているみたいに見える。

実は尻を持ち上げている。まるでサソリのよう。


写真を確認した後、改めて横から撮ろうと言って見たらもういなかった。

ところが今朝、クワの木にいた。
相変わらず尻を持ち上げているが、すごい角度。


背中も大きく盛り上がっているし、マッチョ体型。

初見？　と思ったら２０１７／８に記事に上げている。
その時はガガンボと思わず、蜂なのか虻なのか、いずれにせよ正体不明としていたが、
およそ２年後にコメントでホリカワクシヒゲガガンボではないかとご指摘いただいた。

今回はその時のものと若干模様が異なるが、図鑑の写真とはこちらの方がぴったり。
映す角度によって模様の見え方や体の反りや厚みなども違って見える。
予め特徴が分かっていて撮影する場合と、何かわからずにとりあえず撮っとこう、では
どこに焦点を当てるかとか、どこを分かりやすく撮るかなどが変わってくる。

尚、ホリカワクシヒゲガガンボのホリカワは自然史、特に貝類の研究で功績のあった堀川安市に因む。