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シャッター街の増加歯止めできるのか?

2005-12-22 01:37:20 | Weblog
1万平方m超の大型店、郊外進出禁止 規制緩和を転換へ (朝日新聞) - goo ニュース

どうも勘違いしているように思えてならない。

シャッター街が増えたのは、郊外型大型店のせいだけか。
確かに大型店の影響は大きいだろう。
しかし、本当にそれで解決するのか。

都心型の大型スーパーの周りは個性ある小売店が多いよ。
特に八百屋なんかね。
スーパーの戦略を読んでスーパーでは出来ない売り方をしている。
品揃えを減らして、その時々の安い物を大量に仕入れたりとかね。

小型店にしか出来ない販売戦略ってものがあるでしょうに。
老舗だけで客は来ないよ。
商店街の良さとは何か、ちゃんと議論しないとダメじゃないかな。
一般論では語れない気がする。
その地方地方の特質があるはずだ。

もし大型店を止めだけで中心街の空洞化は止まるでしょうか。
いえいえ、みんな都心へ向かい、より空洞化が進むでしょう。

かつて明石海峡大橋が出来るとき、
阪神地区の観光客が淡路島へ繰り出すとの予想が立てられた。
しかし、完成後の結果は、
淡路島の住民が神戸へ日常の買い物に出かけるようになっただけ。
地元の経済はかえって疲弊した。

もっとよく考えないとね。

カラスが増えすぎたと大量に捕獲処分を行った。
しかし、その結果は、鳩の大量発生を招いた。
カラスは鳩を食ってたり鳩の営巣の障害になってたわけです。

ハブをやっつけようとして放したマングースがヤンバルクイナを食ったりとかね。

大型店規制は必要かも知れん。

しかし、先の例にも示したように一点に固執した対処療法では、
根本解決にならないどころか、新たな弊害を生むことが多い。

経済はもっと複雑で個性的なはず。
地元も安易な要望はしないこと。
行政はどうも一面的な見方をすることが多いし、
結果としてそれが間違っていても地元の要請があったからだと良い逃れるから。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2005-12-22 23:13:15
大店法が緩和された時点で町の商手街の衰退は分かってた、いまさらと、思う当時は人口もそこそこで、儲けもあっただろうが、少子化、過疎化、之もまた分かって居たはずだ、天に向ってつばを吐くようなもだ。
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