ポータルサイトの進化

インターネットに接続したとき、というか、ブラウザを立ち上げたとき、
最初に表示するサイトを俗にポータルサイトと呼びます。

もっとも最初に表示されるサイトそのものをポータルと呼ぶかといわれると、
そうではないが、たいていはｇｏｏだとか、ｉｎｆｏｓｅｅｋだとか、
Ｇｏｏｇｌｅだとか、プロバイダのサイトだったり、
ポータルと呼ぶにふさわしいサイトでしょう。

私はｇｏｏを使ってます。
もともと、ｇｏｏもｉｎｆｏｓｅｅｋもＧｏｏｇｌｅも
いわゆる「検索サイト」だったはずだ。

何かを調べる入り口になっていたと思う。

ところが、ニュースにしろ、天気にしろ、路線にしろ、地図にしろ、
よく調べたりも見たりするものは、
あらかじめトップページに用意されているほうが何かと便利。

ポータルサイトも多くの機能を取り込んでどんどん便利に肥大化していった。

登録してＩＤをもらって、ログインすれば、自分に合わせた情報、
いわゆるパーソナライズされた情報をすぐに得ることができる。

たとえば、地域の天気、自分の星座の運勢、関心事のニュース、などなど。

つい最近気が付いたが、ｇｏｏも何度もリニューアルされていて、
現在のものは、ログインしておけば、そういうパーソナライズされた情報表示に
とどまらず、メールやブログに直接いける。

当然？

ちょっと説明が悪かった。
ログインしてトップページを表示している状態で、
メールに遷移しなくても、メールのアイコンにマウスオンすれば、
最新メールがサブウィンドウとして見れる。

ブログに遷移しなくても、ブログアイコンにマウスオンすれば、
そのままブログの新規投稿ができる。
もちろん、編集画面や自分のブログに飛んでいくこともできる。

これができるようになって大分経つはずだし、
案内も貰っているはずだが、気にしていなかったので気がつかなかった。

これは便利。
これからもパーソナルな方向に進化していくんだろうな、と思う。

しかし、カスタマイズ、パーソナライズが進展すると、
同じものを見ているようで、違う画面だったり、遷移だっりするので
友人、家族、同僚から不具合の相談を受けたときに
相手の状態がよくわからないこともある。

家族などすぐ画面を見たり設定を確認したりできる場合はまだいいけど、
電話で動きがおかしいとか相談を受けたときは難しい。

個別化は大いに賛成だが、不具合のない分かりやすい進化を望む。