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ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

牛肉輸入の本当の思惑は

2005-06-12 15:23:35 | Weblog
米でBSE疑惑牛 輸入再開へ影響も (産経新聞) - goo ニュース

アメリカが盛んにキャンペーンをやっている。
中小酪農畜産農家に打撃が大きいらしい。
日本の全頭検査の要求はいつの間にか押し切られてしまった。

ところが、実のところは、こういう話もある。

中小の畜産農家は牛の一頭一頭をきちんと管理しており、
誕生した時期はもちろん、肥育の記録も取っているそうだ。

大手はそれこそ何万何十万と言う数を飼っており、そこまでの管理ができない。
する頭数だってすごいので、固体識別は難しいらしい。

つまり全頭検査はもちろん誕生時期の特定も中小ならできるが大手はできないもので、
それを受け入れてしまうと中小のみが輸出できることになり、票にならん(むしろマイナス)というわけだ。

最近知ったが、アメリカでは処分した牛の血液を飼料に混ぜているらしい。

イギリスのBSEはもともと羊の骨肉粉を飼料に混ぜたことからきている。
異常ブリオンは熱しても分解されず、羊から牛へうつった。
牛の骨肉粉も牛の飼料に混ぜられて牛から牛へもうつっていった。

脳脊髄が危険であることはよく知られている。一部の内臓も危ない。
ハツ、コブクロ、マメ、タマ、それに牛乳、血は安全な部類となっている。

しかし、処分牛の非食用部分を再び牛の餌とするのはいかがなものか。
特に血は安全とは言っても脳まで回るわけだからあまり気分のいいものではない。

研究者や消費者団体は危険を唱えているところもあり、いくら米政府が安全と言っても心配だ。
どうしてもと言うなら輸入はしていただいても結構だが、買いたくはない。
仮に牛丼が(アメリカ牛肉で)復活しても敬遠せざるを得ない。

国産牛(高いのでたまにね)かオーストラリア牛に限定して買わせていただきます。
ラベルを信用して買いますのでくれぐれも産地偽装はしないでね。
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