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2014/1/19、109シネマズ木場。
19(とうきゅう)の語呂合わせで「ポイント会員感謝の日」一人千円。
会員が一人いれば8人まで千円で見れる。
また1枚のカードに人数分のポイントが貯められる。
この点、カード本人にしか特典が適用されないユナイテッドシネマ、TOHOシネマズより良い。
シアター6は8列しかない。
中央通路より後ろ、E列以降はほぼ満杯。
過去記事を確認したら、スクリーンがやや下にあるので、
前のD列でも見上げることはないと書いてあったので、D列を選んだ。
**
シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネガー、50セント、エイミー・ライアン
**
レイ・ブレスリン(シルベスター・スタローン)は脱獄のプロ。
と言っても悪ではなく、監獄の弱点を探るセキュリティ会社の幹部。
そんな、ブレスリンに高報酬でCIAからテロリスト収容施設の仕事が入る。
社長のクラーク(ビンセント・ドノフリオ)は乗り気だが、
同僚のハッシュ(50セント)とアビゲイル(エイミー・ライアン)は反対。
結局ブレスリンはOKし、ポルトスの偽名で仕事を受ける。
しかし、ブレスリンは非常に荒っぽい手口で収容施設に送り込まれる。
収容された先は透明な仕切りの独房。
誰かにはめられたと知ったブレスリンは、知り合った
ロットマイヤー(アーノルド・シュワルツェネガー)を利用して脱獄を計画する。
しかし、自身の著書を参考に作られた堅固な監獄、ブレスリンはをどうやってここを脱出するのか。
**
意外と面白かった。
最新鋭の整備を誇る割には、食堂で一堂に会して食事し、新人いびりがあったり、
喧嘩暴動があったりと従来のステレオタイプな面もあるが、腕力だけに頼らず、
次から次へと繰り出される面白アイデアにフムフムと思わせるなど趣向が凝らされている。
監獄内での拷問も水攻めや強力ライト攻めはあったし、タコ殴りにされている囚人もいたが、
重要機密をしゃべらせる手としては甘っちょろいし、殺してしまわない理由もはっきりしない。
とはいえ、実際のCIAや、とある社会主義国のような拷問や処刑をするようでは、
娯楽映画ではなくなってしまうので、この程度でちょうどいいのだろう。
*
六分儀(ろくぶんぎ)は太陽や星の角度から自分の位置(緯度経度)を知る
天文航法で使う道具である。
鏡やレンズを使って特定の星や太陽の高さを正確に測り、そこから緯度経度を計算する。
これを「天測」と呼ぶ。
元よりある程度の誤差はあるはずで、手作りの紙の六分儀で
どこまでの精度が出るのかは良くわからないが、
仮に緯度1分(1度の1/60)であれば1海里=1852mだが、
1度の誤差があれば、その60倍、約110kmずれることとなり、
ヘリでの探索は不可能である。
とはいえ、懲罰房のリベットのトリックなどと同様、フィクションとしては十分面白い。
*
planB。
何度も台詞で出てきます。
直訳すると「B計画」になりますが「第2案」の意味で、
厳密な意味でのB計画というよりは、別の案、次善策、代替案などのことです。
終盤、シュワちゃんと別れる際に「There is always plan B.」と言ってました。
字幕は忘れましたが「必ず別の方法がある。」って感じでしょう。
「There is no plan B.」と言うセリフもよく使われます。
「他に方法がない。」「もう手がない」
19(とうきゅう)の語呂合わせで「ポイント会員感謝の日」一人千円。
会員が一人いれば8人まで千円で見れる。
また1枚のカードに人数分のポイントが貯められる。
この点、カード本人にしか特典が適用されないユナイテッドシネマ、TOHOシネマズより良い。
シアター6は8列しかない。
中央通路より後ろ、E列以降はほぼ満杯。
過去記事を確認したら、スクリーンがやや下にあるので、
前のD列でも見上げることはないと書いてあったので、D列を選んだ。
**
シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネガー、50セント、エイミー・ライアン
**
レイ・ブレスリン(シルベスター・スタローン)は脱獄のプロ。
と言っても悪ではなく、監獄の弱点を探るセキュリティ会社の幹部。
そんな、ブレスリンに高報酬でCIAからテロリスト収容施設の仕事が入る。
社長のクラーク(ビンセント・ドノフリオ)は乗り気だが、
同僚のハッシュ(50セント)とアビゲイル(エイミー・ライアン)は反対。
結局ブレスリンはOKし、ポルトスの偽名で仕事を受ける。
しかし、ブレスリンは非常に荒っぽい手口で収容施設に送り込まれる。
収容された先は透明な仕切りの独房。
誰かにはめられたと知ったブレスリンは、知り合った
ロットマイヤー(アーノルド・シュワルツェネガー)を利用して脱獄を計画する。
しかし、自身の著書を参考に作られた堅固な監獄、ブレスリンはをどうやってここを脱出するのか。
**
意外と面白かった。
最新鋭の整備を誇る割には、食堂で一堂に会して食事し、新人いびりがあったり、
喧嘩暴動があったりと従来のステレオタイプな面もあるが、腕力だけに頼らず、
次から次へと繰り出される面白アイデアにフムフムと思わせるなど趣向が凝らされている。
監獄内での拷問も水攻めや強力ライト攻めはあったし、タコ殴りにされている囚人もいたが、
重要機密をしゃべらせる手としては甘っちょろいし、殺してしまわない理由もはっきりしない。
とはいえ、実際のCIAや、とある社会主義国のような拷問や処刑をするようでは、
娯楽映画ではなくなってしまうので、この程度でちょうどいいのだろう。
*
六分儀(ろくぶんぎ)は太陽や星の角度から自分の位置(緯度経度)を知る
天文航法で使う道具である。
鏡やレンズを使って特定の星や太陽の高さを正確に測り、そこから緯度経度を計算する。
これを「天測」と呼ぶ。
元よりある程度の誤差はあるはずで、手作りの紙の六分儀で
どこまでの精度が出るのかは良くわからないが、
仮に緯度1分(1度の1/60)であれば1海里=1852mだが、
1度の誤差があれば、その60倍、約110kmずれることとなり、
ヘリでの探索は不可能である。
とはいえ、懲罰房のリベットのトリックなどと同様、フィクションとしては十分面白い。
*
planB。
何度も台詞で出てきます。
直訳すると「B計画」になりますが「第2案」の意味で、
厳密な意味でのB計画というよりは、別の案、次善策、代替案などのことです。
終盤、シュワちゃんと別れる際に「There is always plan B.」と言ってました。
字幕は忘れましたが「必ず別の方法がある。」って感じでしょう。
「There is no plan B.」と言うセリフもよく使われます。
「他に方法がない。」「もう手がない」
天文物理学の知識や、諸々の教養がなくては脱獄ってできないものなのだな…と実感しました。
こちらにもコメントお邪魔してみました。
昔ながらの脱出劇を現代的味付けにしてみましたってとこでしょうか。
リベット吹っ飛ばすとことか、メガネの六分儀もよかったです。
そうそう、メガネを取られた相手があざだらけには笑いました。
一方で、これを見て、物理学・天文学がダメダメな私には脱獄は無理!と思いました。
監獄に行かないようにしなきゃ…。
観客に高度な専門知識は要求しないものの、
物理的天文的にありえると思わせることには成功です。
私も耳学問の範囲で知っているだけですけど、鑑賞中はなるほどそう来たか~って思いました。