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JLPGA、飯島茜、2週連続優勝でメジャー初制覇。

2007-09-09 18:42:42 | スポーツ
突然の急成長を俗に「おおばけする」といいますが、
今週の飯島茜はまさにそれ。

まるで何勝もしているベテラン選手のように、
自信に満ちたプレー振り。

2打差のトップでスタートし、
アウトはバーディボギー交錯する中、
横峯さくらに追いつかれそうになったが、
バックナインでは怒涛のバーディラッシュで突き放し、
終わってみれば4打差の優勝。

14番で4打差になったときは、もう優勝が確定的、
それでも攻めていく姿勢は変わらず、
上がり3ホールは貫禄さえ感じられた。

圧巻は、17番のセカンド。

この時点の5打差を考えれば、
無理する必要はまったくなかったが、
打ち下ろしでブラインドのグリーンをピンデッドに狙い、
見事にオーケーバーディ。
バーディで追いかける横峯さくらに引導を渡す結果となった。

先週は苦しんで勝ち、涙の優勝インタビューだったが、
今週は楽ではなかったろうが、堂々の勝利インタビューで、
目標はあと1勝と言ってのけた。

これで、今季2勝目、ツアー3勝目
JLPGAメジャー大会初勝利で、3年間のシード権を確保。
賞金ランキングも7位に浮上。

横峯さくらは、これで2週連続の2位。
しかも2週とも飯島茜にやられた。
これで、ここ6試合で2位が4回とストレスが残る結果に。

素人目に見ているとどうもパットの引っかく癖が気になるのだが、
あれが彼女のスタイルであれば、それはそれでいいのだけど。
賞金ランキングは3位のままだが、
2位の全美貞との差は650万ほどに縮まった。

佐伯三貴は前半の勝負所でボギーを叩いて、
優勝争いからは脱落したが、
5アンダー5位タイに踏みとどまった。

7アンダーの3位は辛周(シン・ヒョンジュ)。
5バーディ、ノーボギーで8位タイから上がってきた。

5位タイには前述の佐伯三貴のほか、上原彩子、山口裕子、そして上田桃子。

上原彩子は、フジサンケイの2位タイに次ぐシーズンセカンドベスト。

山口裕子は、先週に続くシーズンベストタイ。
シーズン前半の不調が嘘のように11試合連続予選突破で、
ベストテンフィニッシュ4回と好調。
なんせ、当初の13試合で予選通過4回、
賞金獲得150万ほどでしたから。

上田桃子もがんばりました。
初日ノーバーディの78と出遅れ、2日目に67で巻き返し。
3日目は、ダボも叩いて1つしか伸びなかったけど、
今日また5バーディ、ノーボギーと4位まで順位を上げた。

今日は、途中ボギーの危機があったけど、うまく凌いで、
最終18番は超ロングパットを沈めてバーディ。
これで賞金ランキング1位に返り咲き、
唯一の平均ラウンドスコア70代をキープ。

不動裕理は、15番、トラブルからの寄せを見事に決めて、
パーセーブ確実と思われたパットを外した。
18番のセカンドは狙いすぎて池ポチャ。
これも第4打は見事でしたが、パーセーブならず。
通算4アンダーで、8位タイに終わった。

最近、不動裕理は、時々「らしくないミス」をする。
また不動裕理だから、ということもあろうが、
そういう場面は必ずオンエアーされるので、
なおさら目立ってしまう。

8位タイのあと2人は、諸見里しのぶと福島晃子。

3アンダー、11位タイに服部真夕。
3日間で3オーバーだったが、最終日は7バーディ1ボギー、
6アンダーは、この日のベストスコア。
プロテスト1位合格の実力の片鱗を見せた。
とはいえ、賞金総額はまだ250万円に満たず、
残り試合にシード権をかける。

大山志保は、1アンダー、16位タイ。
川原由維は、イーブンパー、18位タイ。
古閑美保は、3オーバー、27位タイ。
有村智恵、原江里菜は、4オーバー、30位タイ。

次週はマンシングウェア・レディース。

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