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稀勢の里危うし

2019-01-14 11:23:36 | スポーツ
稀勢の里が大方の期待を裏切って、初場所初日黒星を喫してしまった。

初日の相手が御嶽海と聞いて「ちょっとまずいな」と思ったのは私だけではあるまいが、
案の定、心配が現実のものとなった。

けいこ総見ではいまいちだったが、その後の連合げいこではかなり良かった、とか、
左差しにはさほどこだわっていないように見えたなどの下馬評はなんだったのか。

左差しを狙うのは良いとして、差し手にこだわるあまり、棒立ちとなる。
そこを下から押し込まれ、ますます悪い体勢となり、なすすべもなく押し出されたり、
引き落とされたり、転がされたり。

そんなことは本人が一番よくわかっていると思うのに、だからこそ場所前のけいこで
右からの攻めや左差しにこだわらないけいこをしていたはずなのに。

得意の取り口が左差しから右上手を取っての寄りなので、左が生命線と言うことはわかるが
左差しにこだわりすぎて墓穴を掘るシーンを何度見たことか。

あのけがを押して出た横綱初場所のおととし3月場所千秋楽の本割りと優勝決定戦。
人々に感動を与えたことは間違いないが、小泉純一郎の「痛みに耐えてよく頑張った、感動した」の
名セリフを思いだすと同時にその後の貴乃花の状況を思いおこしたのは私だけではあるまい。

ともあれ、もう休場できないだろうから取りうる選択肢は限られる。
それなのに二日目の対戦相手は逸ノ城だ。

逸ノ城は土俵際が割とあっさりあきらめるタイプなので、押し込めれば逆転を食らうことはないだろうが、
稀勢の里は180kgと鶴竜や白鵬を上回るとはいえ、逸ノ城は幕内最重量230kg近い巨体。

立ち合いふらふらっと立って相手十分にでもなったら・・・あ-、もう想像したくない。
こちらは応援するしかできないが、是非是非頑張ってもらいたいものです。


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