JLPGA、ＩＤＣ大塚家具レディス、森田理香子優勝

２日目が台風の影響でキャンセルになり、
初日の成績で予選カットが行われたＩＤＣ大塚家具。

トップから３打差までに２６人、４打差までは３９人と
あまり差がつかないままでの決勝ラウンド。

勿論初日トップの服部真夕とニッキー・キャンベルが一番有利だが、
誰がトップになってもおかしくないともいえると思ってた。

結論から言うとトップから３打差、１３位タイからのスタートの森田理香子が、
１１バーディ、１ボギーの６２、これはツアータイ記録らしいけど、
通算１１アンダーで大逆転のぶっちぎり優勝。

最終組から５組前、５０分も早くスタートしたから猛チャージに焦ったか、
あとの組はいずれもさほど伸びなかった。

いや、後の組を慌てさせたとしたら、それはさらに１時間前のスタートの
有村智恵だったかもしれない。

出だしから４連続バーディであっという間にトップに追いついたわけで、
４０分後の組の、つまり森田理香子から２０分前スタートの全美貞(チョン・ミジョン)も
出だしから３連続バーディでトップに追いついている。

そして森田理香子。
こちらは２番からの３連続バーディでトップと並んでいるし、
まあ、森田理香子は５番はボギーとしているものの、
スタートを待つ最終組あるいはその前の組とすれば、
自分たちのスタート前にアドバンテージをすっかり吐き出した格好。

焦らないにしても、このままでは済まない、相当チャージしていかないときついだろう、
と思ったに違いない。

全美貞(チョン・ミジョン)と有村智恵は、その後しばらくパーが続いたが、
森田理香子は７番から４連続バーディと猛チャージ。

後半に入っても３連続を含む、５バーディ、ノーボギー。
終わってみれば２位の有村智恵に４打差の逆転初勝利。

７アンダー２位タイはその有村智恵とタミー・ダーディン。
有村智恵も７アンダー、タミー・ダーディンも５アンダーと猛チャージしたが及ばす。

６アンダー、４位タイ、服部真夕と大江香織。
５アンダー、６位タイ、全美貞(チョン・ミジョン)、金ナリ。
４アンダー、８位タイ、飯島茜、佐伯三貴、任恩娥(イム・ウナ)、茂木宏美、青山香織。

３アンダー、１３位タイ、横峯さくら、藤本麻子、イ・ナリ、笠りつ子、一ノ瀬優希。
２アンダー、１８位タイ、大山志保、ニッキー・キャンベル、井上葉香。

ちょっと飛ばして、

福嶋晃子、三塚優子、竹末裕美、１オーバー、３１位タイ。
上原彩子、吉田弓美子、酒井美紀、アマの森美穂、２オーバー、４２位タイ。
竹村真琴、原江里菜、３オーバー、４９位タイ。
と、賞金がもらえたのはここまで。

諸見里しのぶ、若林舞衣子、北田瑠衣、５オーバー、６１位タイ。
甲田良美、８オーバー、７０位タイ。
久保啓子、初日より９つも悪く、９オーバー、７３位タイ。

さて、貰える賞金額は減額されなかったようだが、
短縮試合となったのでランキングに加算される賞金額は３/４。
この結果、１５００万円を超えたのは、５０名と変わらず。

５１位、浅間生江、１４９０万円。
５２位、姜如珍(カン・ヨウジン)、１２５５万円。
５３位、吉田弓美子、１１８９万円。
５４位、宰希(ペ・ジェヒ)、１１５１万円。
５５位、藤野オリエ、１１３７万円。
５６位、斉藤裕子、１１０１万円。
５７位、金月喜(キム・ソヒ)、１０５７万円。
５８位、宅島美香、１０３３万円。
５９位、恒川智会、１０２３万円。
と、若干の変動はあるものの、メンツ変わらず。

大山志保は、７２７万円で７０位。

次週のミズノは上位選手しか出れないので、シード権争いには影響せず。
伊藤園と大王製紙にシード権確定が持ち越された。