酔っ払い事件、会社の立場では看過できない。

どうも、人気者は大変だとか、処分は行きすぎだとかの意見が多い。

１８にもなればみんな飲んでるとか、酒飲んで何が悪い、みたいな意見まである。

大学の新歓コンパ、会社の宴会を引き合いに出す人も多い。

しかし、本人に対してはこの際棚上げにして、この件を会社の立場で考えてみたい。

大学の新歓は知らんけど、まともは会社は公式の場で未成年に酒勧めたりしないよ。

だいたい、一気飲みすら禁止している会社もあるくらいだ。
（飲み屋でも一気飲み禁止のところもある）

知ってるかどうか知らんけど、一気飲みによる急性アルコール中毒で死ぬ人までいるからね。
大学の新歓コンパで急性アルコール中毒のニュースは毎年ある。
そのつど大学関係者が詫びを入れている。
これなんか大学生ともなれば本人たち（特に成人である先輩）の責任と思うが、、、

未成年の新入社員が歓迎会で一気飲みして入院したり、最悪死んだりしたら、
会社はどう責任取るか考えなくちゃいけない。
社員はただ働けばいいわけではなく、会社はその健康維持、健康増進に責任があるから。

そこまでは今回関係ないとしても、事務所に子供を預けている親の身になってみな。

子供の（あるかないかは別として）才能を伸ばして欲しい、
ＴＶや映画や舞台で活躍して欲しい、
そして多くの人に感動と感銘を与える子になって欲しい。
（まあ、金さえ儲かればいいと思っている人もいるだろうけど）

でも、けして酔っ払って暴れる人物にして欲しいと思ってはいないでしょ。
そういう事務所に子供を預けられない、と思う親も多いことでしょう。

したがって、当然ながら事務所としては「未成年は酒飲むな」と言ってたろうし、
それが守れなかったら処分するしかない。

それよりも何よりも事務所としてはフジＴＶに強く申し入れせざるを得ない。
大事なお子さんを預かって育てているのに、局ぐるみで酒飲ませるとはどういうことだってね。

これが仮に公然の秘密、日常茶飯事だったとしても、
法律違反を「まあまあよくあることだから」ですまないのが会社。
それが「まあまあ」ですむとしたら、ＴＶ局と芸能事務所は変としか言いようがない。