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クロアゲハ前蛹危機一発

2014-08-10 15:57:41 | 昆虫/虫・その小動物
クロアゲハが前蛹になりました。
ところが、理由は判りませんが、体に巻く糸が切れた(か、外れたか)で逆立ち状態。

完全に蛹化してからひっくり返ったり落ちたりしたことは何度かありますが、
前蛹の段階でこうなったのは初めて?

いや、一度前蛹で落ちたことがあったような気がします。
その時は完全に落下していたので、そのまま放置し蛹化してから
蛹ポケット(蛹を入れる筒)を作って助けたような気が。

あるいは蛹化直後に落ちていたのかもしれません。

蛹化直後はまだ殻が軟らかく、傷つきやすい。
彼らは循環系が適当に作られているので、傷ついて体液が漏れると
かなりの確率で死亡します。

一度蛹化直後の蛹をほんの10cmほどの高さから落としたか何かで、
死なせてしまったことがあります。

ですから、もし蛹化直後(まだ体が反っていないとき)なら、
一日二日はそのままにしておくべきです。

さて、話を今回の前蛹に戻すと模式的に書くとこんな感じです。



尻の方はくっついたまま、体の支えを失った状態。

まだこれから最後の脱皮をするので殻を両面テープで張り付けるわけにもいかず、
かといってこのままではダメ。

そこでうまくいくかどうかは心配ですが、文字通り「糸」で支えることにしました。



最初1本でやっていたのですが、どうも滑ってすり抜けてしまうので、
2重にしてみました。

両端はセロテープです。



細めのミシン糸ではありますが、アゲハの出す糸に比べると、
太くてざらざらしているのではないかと心配です。

頭から脱いでいき、体をゆすりながら殻を下に送り、足元でまとめます。
通常は殻は脱ぎ捨てて下に落ちますが足元に残っていることもあります。

うまく脱皮できると良いのですが、引っかかったらどうしよう。

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