(この記事は、頂いたコメントを参考に1/25の投稿を書き直した物です)
このところ、コンビニやスーパーで恵方巻き予約受付中などが目立ってきた。
昨年のこの時期にも記事に書いたのだが、
古くからの神戸っ子である自分の子供の頃には、こんな伝統はなかった。
(今は残念ながら神戸に住んでいないけど)
昨年調べたところでは、
広島のセブン・イレブンが「関西の風習」と称して1989年に販売。
1998年ごろから全国展開、瞬く間に広がったということだったが、
今回、尼崎の方で実際に自分自身は20年以上前から、
ご家族にいたっては、数十年以上前からやっていたという方から
コメントをいただいた。
どうやら、大阪の中心部の商家で行われていた伝統のようだ。
それが大阪ローカルから広島を経て全国へセブン・イレブンが広めた、
というのが真相らしい。
(ここで、ローカルとは「地域限定」を指す)
昔の宮中や貴族、武家などで伝統的に行われていた儀式が、
裕福な家庭を経て次第に庶民に広まり、ついには季節の行事になった、
という例は多い。
恵方巻きは発端が商家というところが、いかにも大阪らしい。
無病息災に加え、商売繁盛が願い事で、大阪はともかく、
昔は農林水産業と工業労働者の比率が高かったはずだから、
大阪の中心部以外にはそれほど広まらなかったと推測される。
現在では、TVで鈴木杏樹(神戸)が食べたの食べないのと発言していたから、
関西人でも「関西全般の古い伝統」だと信じている人が増えたのかもしれない。
大阪独自の伝統文化を関西の庶民一般のものとするのはちょっと違和感がある。
大阪の独自性は関西の中でも際だっている。(褒めてます)
関西地方以外から見れば、大阪=関西みたいなもんだからしょうがないけど。
しかし、全国に恵方巻きがこれほど認知され(認知率80%超)
また実際に食べている人が多い(実施率60%以上)のは、
セブンイレブンの戦略がよかったのだろう。
このほかにも誰かが仕掛けた「伝統」がすっかり根付いて、
「本当の伝統」になってしまったものは結構多いのだろう。
このところ、コンビニやスーパーで恵方巻き予約受付中などが目立ってきた。
昨年のこの時期にも記事に書いたのだが、
古くからの神戸っ子である自分の子供の頃には、こんな伝統はなかった。
(今は残念ながら神戸に住んでいないけど)
昨年調べたところでは、
広島のセブン・イレブンが「関西の風習」と称して1989年に販売。
1998年ごろから全国展開、瞬く間に広がったということだったが、
今回、尼崎の方で実際に自分自身は20年以上前から、
ご家族にいたっては、数十年以上前からやっていたという方から
コメントをいただいた。
どうやら、大阪の中心部の商家で行われていた伝統のようだ。
それが大阪ローカルから広島を経て全国へセブン・イレブンが広めた、
というのが真相らしい。
(ここで、ローカルとは「地域限定」を指す)
昔の宮中や貴族、武家などで伝統的に行われていた儀式が、
裕福な家庭を経て次第に庶民に広まり、ついには季節の行事になった、
という例は多い。
恵方巻きは発端が商家というところが、いかにも大阪らしい。
無病息災に加え、商売繁盛が願い事で、大阪はともかく、
昔は農林水産業と工業労働者の比率が高かったはずだから、
大阪の中心部以外にはそれほど広まらなかったと推測される。
現在では、TVで鈴木杏樹(神戸)が食べたの食べないのと発言していたから、
関西人でも「関西全般の古い伝統」だと信じている人が増えたのかもしれない。
大阪独自の伝統文化を関西の庶民一般のものとするのはちょっと違和感がある。
大阪の独自性は関西の中でも際だっている。(褒めてます)
関西地方以外から見れば、大阪=関西みたいなもんだからしょうがないけど。
しかし、全国に恵方巻きがこれほど認知され(認知率80%超)
また実際に食べている人が多い(実施率60%以上)のは、
セブンイレブンの戦略がよかったのだろう。
このほかにも誰かが仕掛けた「伝統」がすっかり根付いて、
「本当の伝統」になってしまったものは結構多いのだろう。
ちなみに母方祖父母が大阪の船場です。
祖父母の話では、大正時代までさかのぼれました。
高校の時調べたことがあり、七草粥なみにメジャーだと思っていたので、結構驚いた記憶があります。
(加古川の友達は知らなかったです。)
なので、色々説がある中の船場商人説に1票です。
(他にも滋賀・和歌山説があるそうです。)
どちらのお住まいですか。
私も最近は大阪には昔からあったんだろう、
という気になっています。
船場説はかなり説得力があります。
加古川の方は知らなかったということですが、
神戸でも1970年代以前には聞いたことがありません。
兵庫にはない(なかった)と思います。
「大阪の古くからの伝統、風習」であれば、
全く文句はありません。
大阪の古くからの風習が全国に広まった、
というのなら納得です。
とはいえ、父は母と結婚してからの風習だそうです。
母は当然子供の頃からで、無言・恵方・夜の12時に食べる(3日~4日にかけて)だったそうです。
母に聞くと、大阪のひいおばあちゃん(私から見て)が大店の娘だったからではとのことでした。
小学生の頃、「おにたのぼうし」という絵本で、節分のシーンが出てくるのですが、何故、赤飯?巻き寿司だよと話題になった記憶がありますw
20年以上前から実際にやっている人がいることは
実はみきさんで初めて知りました。
この記事は全面書き直します。
完成後のものも確認ください。
そしてまた、ご意見があれば書き込んでください。
大阪には大阪独自の文化があり、それはもちろん尊重すべきものであり、実際に尊重していますが、それが関西全域のものと捉えられるのは、大阪にとっても関西の他の地域にとっても不本意と思いますが、いかがでしょう。
つまり、大阪=関西ではないし、関西=大阪でもない、ということです。