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COVID19 3/8夜

2020-03-09 11:06:10 | 闘病・治療
どこかの国では患者数が多いのは検査体制が十分だからで、日本で患者数が少ないのは
検査そのものが少ないから(実態はもっと多いはず)だ、と見下しているようです。

検査をもっとたくさんやる余力はあるのですが、関係団体の利害関係というか足の引っ張り合いで
うまくいっていないという話もあります。

一部有名人がオリンピックを中止させないために、わざと患者数を少なくしているなんて
うがった見方をしているようですがあまりにも稚拙な考えです。

仮にオリンピックが中止になったらそれこそ経済的には大打撃なのは間違いありませんが、
延期含めやるやらないの最終権限はIOCにあるわけで、彼らは自分たちの収入、放映権料が
どうなるかが第一義的な重要事項で日本の経済なんか気にしてるとは到底思えません。

オリンピックの力学関係をよくわかっていないんじゃないでしょうか。
マラソンのケースから見ても日本の政治家やオリパラ組織委員会の意見など全く関係なし。
JOCの意見は話題にもなりませんでした。

さて、WHOが中国以外の懸念国として、韓国、イラン、イタリア、日本を名指ししました。
その時点では患者数、死亡者数ともその時点の国別ワースト4と言えばその4か国でした。
いまも累計患者数のワースト4に変わりはありません。

現在の累計死者数を見ると、主なところは次のようになります。


中国が依然多いのは当然として、それ以外の500名のうち、
半分近くがイタリア、3割近いイラン、そして1割が韓国となっています。
4番目は何とアメリカ、5番目がフランスです。


死亡率も地域によって大きく差があります。
ただ、母数が少ない地域の死亡率はあまり意味をなさないかもしれません。

いつ頃どのように収束するのかまだよく見えないところへネガティブ情報は拡散しやすいので
テレビで言ってた、ネットに書いてあった、知人友人から連絡があった、などで
善意の第三者によるデマ拡散が懸念されるところです。
現にトイレットペーパー騒動などは発端はデマですからね。

なお、お湯を飲むとウィルスが死ぬというのもデマです。
どこどこの研究所の所員とか、どこどこの医師から聞いたとか、一見信じてしまいそうなのが怖い。
せっかく教えてもらったのにと、拡散する事の無いよう心しましょう。

国内の報道では日本の死者は14名ですが、レコードチャイナの数字は13名でしたのでそちらに合わせています。

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