ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

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Amazonの「なか見!検索」とは、

2006-08-01 10:57:51 | 趣味
ずばり、オンライン立ち読みである。

オンライン書店の最大の利点は在庫点数が多いことだ。

新刊本、ベストセラー、ロングセラーというに及ばず、
新刊に押されて返本される本や、
時たまポツリポツリと売れるような本まで、
到底一般の書店では置けない数を在庫している。

ところで、皆さん、
実店舗で本を買うときはどうされていますか。

あらかじめ買いたい本が決まっているなら、
特に考えることもないでしょう。

その本があるかどうかを探し、見つからなければ店員に聞く。
なければ取り寄せてもらうか、別の本屋に行く。

では、ぶらり立ち寄った本屋ではどうしてますか。

話題の本や評判になったものは別として、
特に買うものを決めずに何か買ってみるかな、
というときです。

平積みの本(売れ筋)やベストセラーの展示をさらっと見た後、
書棚をぶらぶらと見て回り、
気になったタイトルや目に付いた表紙の本を手にとって、
ぱらぱらとめくる。

面白そうだな、値段は?と見た後、
この価格なら買ってみるか、
と、初見で買うことが多いのではないか。

しかし、オンライン書店ではそうは行かない。

ベストセラーや話題作ならいざ知らず、
自分で著者やジャンルやタイトルを適当に入れて検索し、
面白そうな本を探さなければいけない。

さらにそれを見つけたとしても、
ぱらぱらとめくってみることが出来ない。

そこで、ということなのか、一部のオンライン書店では、
「オンライン立ち読み」が出来るものもある。

Amazonの場合は、「なか見!検索」と呼んでいる。

権利の関係があるのだろう、
すべての本が「なか見!検索」の対象になっているわけではない。

良いのは「なか見!検索」できるものは、そのロゴが付いている。

実店舗では品揃えの少ない経済・社会小説で言うと、
例えば、

志高く 孫正義正伝

プレSE奔走す―システムはこうして受注される

崩壊の淵―An Abyss of Collapse

兜の億マン―この株で儲けさせて頂きます

などがそうなっている。
(8/1のAmazonの経済・社会小説売れ筋200位までではこの4冊だけだった)

なか見!検索、つまりオンライン立ち読みできることが
どれだけ売れ行きに影響しているのかはよく知らない。

しかし、利用者にとって便利であることは間違いないようだ。

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