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大相撲九州場所、阿炎 初優勝

2022-11-27 20:01:52 | スポーツ
大相撲九州場所、千秋楽。

十両の取組終了後、各段の優勝決定戦が行われた。
十両は決定戦で勝った欧勝馬が優勝した。

幕下は玉正鳳が全勝優勝で決定戦無し。



幕内は、阿炎が隆康を下して、ともに12勝3敗となり、貴景勝の勝敗に関わらず優勝決定戦が確定。
貴景勝は若隆景を退けて、12勝3敗となり、決定戦が巴戦になることが決まった。

巴戦では、3名とも東の花道を通って入場。
土俵下で抽選が行われ、初戦は高安対阿炎となった。

立ち会い、鋭く突っ込んだ高安。
対戦後の阿炎によれば、変わるつもりではなく、左から横に押すつもりだったが、高安の突っ込みが鋭かったので
代わったようになってしまったとのことだったが、阿炎が左からいなし、高安はばったり手をついた。

高安は顔を押さえ、土俵に伏せたまま起き上がれない。脳震盪か。
呼び出し等の手を借りて立ち上がり、土俵下へ移動。
何とか控えに座ったが、次対戦があったとしても十分に相撲が取れない感じだった。

巴戦は誰かが連勝する(2人の相手に連続して勝つ)まで続く。
仮に貴景勝が阿炎を撃破したら、次は貴景勝:高安戦で、高安不十分のため貴景勝が圧倒的に有利に思えた。

決定戦2戦目。
北の富士は阿炎が仕切りに入る前にチラッと右を見たことで、貴景勝が阿炎の変化を考えたとの意見。
舞の海によれば、貴景勝が高安戦で阿炎が変わったことが影響し、変化を警戒したとの意見。
いずれにしても、貴景勝の突っ込みがいつもより若干鈍ったようで、阿炎の突っ込みをまともに受けてしまった。
阿炎は一瞬足を滑らせたが、構わず突っ込みそのまま貴景勝を土俵際に追い込み、押し出した。

巴戦は阿炎の連勝で決着し、阿炎の初優勝となった。
高安はまたも優勝を逃した。

三賞。
殊勲賞はその高安。敢闘賞は優勝した阿炎。
技能賞は勝利条件付きだったが霧馬山を下した豊昇龍。
豊昇龍は足技もうまく、今場所では「かわず掛け」を見せた。



来場所は番付大幅変動だろうが、何より一人横綱、一人大関の異常事態。
前回の一人大関は2020年3月場所で、前場所に豪栄道が引退し、陥落していた高安の大関復帰もならず、
貴景勝の一人大関だったが、翌場所には朝乃山が昇進して解消した。

その前は1981年の11月場所と、1982年の初場所までの連続2場所だったそうだ。
番付上横綱は不在でよいが、大関不在はNGらしく、照ノ富士が「横綱大関」となる。

ただ、本来であれば照ノ富士も貴景勝も東の正横綱、正大関となるため、東の横綱が西の大関を兼ねるのか、
番付表(紙のもの)に〃表記されるのかなどはよくわからないようだ。

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