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新虎通り、間もなく供用開始

2014-03-28 12:58:37 | 観察
明日「新虎通り」が供用開始になるようです。

築地市場から「新虎通り」へつながる部分の海岸通りの上を走る
首都高八重洲線の架け替え工事についてはこのブログでも何度か書きました。

更にその先「新虎通り」の新橋側の起点、第一京浜との交差点の
道路工事が急ピッチで行われていました。

車線規制でかなり渋滞が激しく、特に夜間は1車線規制になるので大変でしたが、
ここも間もなく工事が終わることでしょう。

ただ、第一京浜を横切る交通量はかなり多くなるでしょうから、
第一京浜側の新橋から浜松町にかけての渋滞はひどくなるかもしれません。

「新虎」は新しい虎ではなく、新橋-虎ノ門の事だと思いますが、
「例のビル(虎ノ門ヒルズ)の下をトンネルが走る」道路です。

朝の情報番組で「わずか2km程度の道路の開通で渋滞解消になるのか」
と言っていたアンカーマンがおられました。

確かに「新虎通り」に該当する部分は1.5kmほどでしょうが、
現在の「海岸通り」から「市場通り=新大橋通り」を通って
現築地市場付近を豊洲方向(新豊洲市場)に延びる一連の都市計画の一部です。

現在は慢性的な渋滞個所となっている「晴海通り」「外堀通り/昭和通り」などの他、
交差する「新大橋通り」「第一京浜」「海岸通り」などの渋滞解消も期待されます。

なお、この区間を「戦後計画されたマッカーサー道路」と呼んでいる人がいますが、
元々は関東大震災の後に帝都復興計画として策定されたもので、その後紆余曲折を経て、
戦後に戦災復興都市計画として決定されたものです。

本来はマッカーサーやGHQとは無関係の道路計画で、
むしろマッカーサーは「敗戦国に立派は道路は不要」との立場で反対だったようです。

当初計画では築地市場がもっと早く移転する予定でしたから、
市場(跡地)を突っ切って隅田川を渡り、勝どき、晴海と横切って豊洲埠頭に至る。

そしてここに豊洲の新市場ができる段取りでした。

その先は有明、国際展示場につながり、このあたりはもう供用されています。

計画の基本的な部分は今も変わらないようですが、築地の移転が遅れているため、
市場付近の道路はどうなるのかよくわかりません。

さて、反対方向、「新虎通り」は、第一京浜と交差するところから始まるわけですが、
その少し手前、前述のようにJR高架下が大きく変貌する見込みです。

第一京浜から虎ノ門方向へは拡幅された道路となり、
元の農林年金会館、虎ノ門パストラル跡地の虎ノ門ヒルズの地下をくぐって
右にカープして虎の門病院の横をかすめて外堀通りに合流します。

合流地点は、右手に特許庁、右斜め後方に霞が関ビル、
左手奥は共同通信会館、さらに奥にアメリカ大使館、と言ったところ。

外堀通りはその先、溜池で六本木通りと交差、さらに進むと赤坂で青山通りと交差する。
そんな位置関係の所にあります。

そのうち通ってみようかな、と思っています。

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