ダイキン・オーキッド・レディース、結果

結論から言うと、米山みどりがプレーオフの末、２年ぶりの優勝。

２位は、辻村明須香。
１７０センチでスタイル抜群、なかなかの美形。
未勝利だが、気もかなり強そうで、今後ますます人気が出てくるのではないか。

辻村明須香は、３位タイからのスタートだったが、
米山みどりがボギーをたたく間にトップに躍り出て１５番バーディで２打差。
残り３ホールの競り合いとなった。

辻村明須香はプレッシャーからか、１６番ティーショットを右に曲げ、
さらにセカンドも大きく右に。
しかし「つき」は落ちておらず、カート道で跳ねたボールはグリーン近くへ。
寄せワンでパーを取り、残り２ホール２打差、優勝確実かと思われた。

続く１７番、辻村明須香は、眺めのバーディパットを果敢に狙いオーバー、
返しも外してボギー、１８番もバーディならず、１打差でホールアウト。

米山みどりも１６番１７番とピンチだったがパーでしのぎ、
１８番もティーショットを曲げたが、見事なアプローチでバーディ、
ついに追いつく。

プレーオフ１ホール目、ここでもバーディパットを果敢に攻めた辻村明須香。
返しのパーパットは、米山みどりのそれよりも短かったが、
ほんの僅かカップをそれ、パーならず。
米山みどりに軍配が上がった。

辻村明須香は、優勝はならなかったものの自己ベストの２位フィニッシュ。
今後に期待。

３位は、ウェイ・ユンジェ。
最終ホールのバーディで３位タイグループから抜け出す。

宮里藍は４位タイグループ。
１１番まで３バーディとスコアを伸ばしたが、１２番でカップにけられてパー。
１３番でボギーとなり、その後は惜しいところでバーディならず、
結局トータル３アンダーに終わったが、若干手首が気になるところだ。

上田桃子は５バーディ４ボギー、トータルでも１アンダーで１１位タイ。

横峯さくらは２バーディ３ボギー、トータルイーブンパーで１４位タイに終わった。

気になるのが不動裕理。
トップでスタートしながら、ボギー先行でずるずるとスコアを落とし、
１７番ではダブルボギー、２バーディ７ボギーと合わせて７９！
通算１オーバー、１８位タイに沈んだ。

ＪＬＰＧＡ、次週は３/９～１１、宮崎のアコーディア・ゴルフ レディス。

ＵＳＬＰＧＡは、３/９～１１、メキシコでのマスターカード・クラシック。
ディフェンディング・チャンピオンのアニカ・ソレンスタムはエントリー。
宮里藍は欠場。

宮里藍の次戦は３/２２～２５、アリゾナでのセーフウェイ・インターナショナル。
２週、間が開くので手首をいたわって調整してほしいものだ。