ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

Interop2010、ちょっとがっかり

2010-06-10 23:31:15 | IT
Interop2010に行ってきた。

基調講演を聞くのが主眼だが、展示も興味大。
今年はデジタル・サイネージ、インターロップ・メディア・コンバージェンスも同時開催で、
それも興味を抱かせた。

ところが、まずびっくりしたのが駐車場のガラ空き度。
メッセの駐車場に行ったことのある人ならわかると思うが、
最もホールよりの通路よりホール側にしか車がない。
しかもゲートから向かって左側だけで、バスは1台もいない。

しかし、最近は車利用者が減ったとも考えられるし、会場の熱気を信じつつ通路を行く。

もともと、事前登録者の入り口がホール4だというのは知っていたが、
1~3ホールは不使用で、寂しい感じ。

ホール4で入場証のケースを取り、講演のある国際会議場へ向かう。
ホール5の前、受付の「登録検索」で講演の登録証を忘れたというと、
会場でわかるようになっているといわれ一安心。

ただ、この時点ではまだそんなにがっかりしていなかったが、
S社の講演はちょっとがっかり。
あまりにも通り一遍で、技術的内容が上っ面というかあっさりしすぎ。

まあ、それはともかく、展示会場へ向かう。
中はつながっているのに、Interopの入場証はホール4からしか入れない。
(IMCとDSJはホール5からの入場)
ここではたと気づく(いまさら、だが)会場はホール4~6だけ。
建屋が分かれているホール1~2、ホール7~8は使っていないのだ。

トップはホール4を入ってすぐ。
会場は熱気があることはあるが、たったこれだけ?という感じでした。

しかも、IMCとDSJの展示もあってInteropの展示は少ないし、
多くがセキュリティ対策系の会社というのもちょっとね。

NOCが一番人気では、ちと寂しい。

F社のクラウドのプレゼンを見たが、これも定性的なイメージだけで中身はよくわからなかった。

勿論展示も面白いものはあったし、意外なものもあったけど、
全体的な印象は「小さくなったなあ」「客が呼べなくなったんだなぁ」というもの。

Interopに限らず、IT系展示博覧会が多すぎるのかもしれない。

出口もホール6からしか出られないのはどういう理由からだ。
これは出る直前の撮影。





InteropTokyoは1994年から、毎年この時期に開催されている。

当初は確か別だったNETWORLDと一緒になって、
NETWORLD&Interopと呼び、N&Iなどと略したものだ。

最盛期は、メッセのホール1~8をすべて展示に使い、さらにShowCaseとして、
国際展示場を丸々使っていたこともあったはずだ。

NOCはセンター内に設置できず、エントランスホールの真ん前におかれていたし、
丸の内あたりとのリアルタイム映像配信デモなんかも盛んにやっていたように思う。

それが今やこの体たらく。
展示スペースはおそらくその1/10くらいだろうか。

主催団体が昔と変わってしまったようだが、村井純氏が離れたのかと気になったが、
それはないようだった。

ただ、Interop立ち上げ当時、村井氏と協力関係にあったはずの、
東京インターネット(当時、高橋徹氏がトップ)はとうの昔になくなったらしい。
(2002年にソフトバンク系の現IDCフロンティアに吸収合併)
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東京スカイツリー、2010/6/10 | トップ | MLB、6/9の結果 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
つぶやくルータ (sawsee)
2010-06-12 02:29:55
個人的にはYAMAHAのつぶやくルータx10が
面白そうでした。
返信する
sawseeさんへ (KGR)
2010-06-12 03:02:10
>つぶやくルータ
しまった、見ませんでした。

去年の記事を確認したら、がっかりしたって書いてました。
去年も3ホールだけだったんですね。

テーマの絞り込みは良いんですが、展示は多い方が見ごたえがあります。

CEATECには期待してます。
返信する

コメントを投稿

IT」カテゴリの最新記事