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映画「スキャナー 記憶のかけらを読む男」@109シネマズ木場

2016-05-05 00:17:46 | 映画感想
2016/5/3、109シネマズ木場。

5/1があれほど混んでいたのに驚き、そしてちょっとビビり、早めに着く。
しかし、込み具合はいつもの休日程度。
自動発券機(3台)の2台は空きで待たず。

日曜の込み具合の原因は何だったんだろう。



野村萬斎、宮迫博之、杉咲花、高畑淳子、木村文乃、ちすん、安田章大、風間杜夫。



ピアノ教師の沢村雪絵(木村文乃)は秋山亜美(杉咲花)の個人指導のあと失踪。

借金まみれで事務所も首になりかけのマイティ丸山(宮迫博之)。
そこへ、亜美が「マイティズ」に雪絵の捜索依頼を持ち込んでくる。
謝礼に目がくらんだ社長は即座にOK。
相方の仙石和彦(野村萬斎)を引きずり出すよう指示。

仙石は芸人時代の嫌な過去にとらわれて協力を拒否するが、
亜美が落とした爪やすりから雪絵の優しさを感じ協力する。

亜美は仙石が雪絵の自転車から読み取った思念を絵にして所轄に相談に行ったが、
「マイティズ」と聞いた警官はまともに取り合わない。

そこで、丸山の助言を受けて警視庁に捜査依頼を送ることにした。

警視庁で若手刑事の佐々部悟(安田章大)がその手紙を気に留め、
上司の野田(風間杜夫)に相談、丸山と仙石に事情聴取することになった。

警視庁が関心を示した理由は何だったのか。
事件に隠された謎は何なのか。

仙石は雪絵の所在を突き止めることができるのか。

**

意外と複雑な人間関係や事件の構図。
記憶と事実が異なっていたり記憶が改ざんされている可能性なども利用し、
全体に破綻がないよううまく整合がとられている。

また怪しいと思わせ、実はそうでもないと思わせつつ、実は犯人だったと思わせるが
実はそうではないなどの手の込んだ設定もうまくできていた。

ただ、全体には冗長。
例えば、借金取りは一度しか登場しない。
丸山が金に困っていることを提示しているが、
あれじゃ随分甘い取り立てでしかない。

また、仙石が客の知られたくない事実を暴くシーンは1回でいいし、
言い当てられる方はもう少しどぎまぎしないと。

最後の記者会見は無くても良い。

仙石の生い立ちの紹介はもし続編を作るつもりなら取っておいても良いし、

丸山との別れと屋上から眺めるシーンは合わせて1つでいい。
(別れ際に仙石に何か言わせるか、屋上のシーンで丸山から電話があるとか)

せっかく撮ったのに切るのはもったいないのはわかるけど、
サブエピソードがちょっと余計。



野村萬斎、さすがだが、マイティズ時代の髪型は似合わない。

杉咲花が18歳(実年齢)だとは知らなかった。
まだ、中学生くらいだと思っていた。

ちすん、久しぶり。前回見たのは何だったっけ。

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