まずこの記事を読んでほしい。
熱中症死者、23区内で100人に(読売新聞) - goo ニュース
熱中症で20代男性死亡=23区で初、計111人―都監察医務院(時事通信) - goo ニュース
最初の記事で100人に達したのは、過去何年の累計とかではなく、
今年の梅雨明けからの1か月。
昨日までには死亡者は111人に達し、昨夜も7人死んだとニュースで言っていた。
毎日のように、いや毎日どこかで熱中症による死亡が伝えられる。
しかも昔のように炎天下での仕事や運動で熱中症と言うことよりも
夜間室内での熱中症死亡事故が多く伝えられるのは悲しい限り。
111人の内107人で室内での死亡だという。
比較するのは変かもしれないが「多さ」を実感してもらう例として敢えて挙げると、
今年上半期に都内(23区ではなく)の交通事故死亡者が104人。
先週都内で交通事故で死亡した人は二人。
交通事故死が少ないことはむしろ喜ぶべきことだが、
交通事故で死ぬ人よりも多くの人が毎日熱中症で死んでいる事実は驚愕。
ついでこれ。
熱中症の搬送3万人突破 死者132人、最悪ペース (共同通信) - goo ニュース
全国で熱中症で救急搬送された人の内、130人超が搬送直後に死んでしまっている。
(23区内で111人で全国で132人じゃおかしくない?と言う方、数え方が違います)
熱中症、あるいは熱中症の疑いで死んだ人は、発見時死んでいた人もいるが、
132人は救急搬送されたにもかかわらず、手遅れだった人たち。
<元ホームレス>48歳、猛暑の犠牲 扇風機もない都内の4畳半、死後の体温40度超
などの方々は、この132人の外数、111人の内数になる。のだろう。
同僚の「なぜ、自立への道をまじめに歩んでいた彼が犠牲になったのか。」には言葉を失う。
ところでこちら。
厚生労働省の熱中症による死亡災害発生状況によると、
毎年20名前後の方が熱中症でなくなっているらしい。
それを見た感想は、「たったそれだけ?」
昨年も「わずか」17名が亡くなっている。
全員が炎天下での作業、または焼却作業で熱中症になったものだ。
いやひょっとしたら、このページに書かれているのは
「作業中」に熱中症で亡くなった人だけなのかもしれない。
先の例に挙げた室内でなくなった107名がすべて作業中でないとは言わないが、
(高温の室内作業での熱中症も考えられるので)
ひょっとしたら、かなり多くの人が、作業中以外になくなっているのではないか。
厚生労働省の把握している熱中症死亡事故が「作業中に熱中症で死亡した」ことに
着目しているとしたらそれは大問題ではないか。
そうではなく、作業中以外の熱中症死亡事故も見ているとしたら、毎年約20名と、
都内だけで110名はあまりにも差がありすぎる。
(その後厚労省の他のページをパラパラっとみてみたが、
「職場における熱中症による死亡災害」についてはいくつか記述があった。
やはり熱中症を労働災害の一つとしてとらえているようだ。)
いつもはニュースで締めのコメントに、法的規制が必要とか、行政の対応が必要と聞くと、
またぞろ、法規制や税金で何とかしろってのかと気分が悪い私だが、
今回ばかりはほんとに行政が動いてでも何とかしなければいけないのではないかと思う。
どうも厚労省の対応が聞こえてこないのは何なんだと思ってしまう。
その意味では、吹田市の対応はこれで十分とは思わないが、緊急避難措置としては
やらないよりはずっとまし。
<猛暑>熱中症対策で消防署会議室など開放 大阪・吹田市
熱中症死者、23区内で100人に(読売新聞) - goo ニュース
熱中症で20代男性死亡=23区で初、計111人―都監察医務院(時事通信) - goo ニュース
最初の記事で100人に達したのは、過去何年の累計とかではなく、
今年の梅雨明けからの1か月。
昨日までには死亡者は111人に達し、昨夜も7人死んだとニュースで言っていた。
毎日のように、いや毎日どこかで熱中症による死亡が伝えられる。
しかも昔のように炎天下での仕事や運動で熱中症と言うことよりも
夜間室内での熱中症死亡事故が多く伝えられるのは悲しい限り。
111人の内107人で室内での死亡だという。
比較するのは変かもしれないが「多さ」を実感してもらう例として敢えて挙げると、
今年上半期に都内(23区ではなく)の交通事故死亡者が104人。
先週都内で交通事故で死亡した人は二人。
交通事故死が少ないことはむしろ喜ぶべきことだが、
交通事故で死ぬ人よりも多くの人が毎日熱中症で死んでいる事実は驚愕。
ついでこれ。
熱中症の搬送3万人突破 死者132人、最悪ペース (共同通信) - goo ニュース
全国で熱中症で救急搬送された人の内、130人超が搬送直後に死んでしまっている。
(23区内で111人で全国で132人じゃおかしくない?と言う方、数え方が違います)
熱中症、あるいは熱中症の疑いで死んだ人は、発見時死んでいた人もいるが、
132人は救急搬送されたにもかかわらず、手遅れだった人たち。
<元ホームレス>48歳、猛暑の犠牲 扇風機もない都内の4畳半、死後の体温40度超
などの方々は、この132人の外数、111人の内数になる。のだろう。
同僚の「なぜ、自立への道をまじめに歩んでいた彼が犠牲になったのか。」には言葉を失う。
ところでこちら。
厚生労働省の熱中症による死亡災害発生状況によると、
毎年20名前後の方が熱中症でなくなっているらしい。
それを見た感想は、「たったそれだけ?」
昨年も「わずか」17名が亡くなっている。
全員が炎天下での作業、または焼却作業で熱中症になったものだ。
いやひょっとしたら、このページに書かれているのは
「作業中」に熱中症で亡くなった人だけなのかもしれない。
先の例に挙げた室内でなくなった107名がすべて作業中でないとは言わないが、
(高温の室内作業での熱中症も考えられるので)
ひょっとしたら、かなり多くの人が、作業中以外になくなっているのではないか。
厚生労働省の把握している熱中症死亡事故が「作業中に熱中症で死亡した」ことに
着目しているとしたらそれは大問題ではないか。
そうではなく、作業中以外の熱中症死亡事故も見ているとしたら、毎年約20名と、
都内だけで110名はあまりにも差がありすぎる。
(その後厚労省の他のページをパラパラっとみてみたが、
「職場における熱中症による死亡災害」についてはいくつか記述があった。
やはり熱中症を労働災害の一つとしてとらえているようだ。)
いつもはニュースで締めのコメントに、法的規制が必要とか、行政の対応が必要と聞くと、
またぞろ、法規制や税金で何とかしろってのかと気分が悪い私だが、
今回ばかりはほんとに行政が動いてでも何とかしなければいけないのではないかと思う。
どうも厚労省の対応が聞こえてこないのは何なんだと思ってしまう。
その意味では、吹田市の対応はこれで十分とは思わないが、緊急避難措置としては
やらないよりはずっとまし。
<猛暑>熱中症対策で消防署会議室など開放 大阪・吹田市
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます