あれは、昨夜のことでございました。
夫が入浴したので、いそいそとパソコンのキーボードを叩きながら、ふと横を見ると愛犬トトが何かを噛んでいたのでございます。
「あっ、いけません。トト。それはわたくしのカセットテープよ」
慌てて犬用おやつのバリバリボーンを投げて取り返そうとしたのですが、トトは、
「ふん。よほど大事なものなんだね。そんな骨くらいで、アタイは釣られやしないよっ」
と、わたくしの白魚のような手を噛んだのでございます。
それは、あたかも昨日書いたブログ記事、『赤ちゃん教育』 に出てくる凶暴な方のヒョウが乗り移ったかのようでした。
そう。あれはきっと、祟りだったのでございます。
わたくしが悪口書いた、あの映画の祟り…!
ああ、ああ。 なんと恐ろしいことでございましょう。
いつもなら噛んだとしても本気で歯を立てないトトですのに、昨日は牙がグサリと刺さるほどに噛んだのです。
※わたくしの、白魚のような手をっ!! (※以下、3回くり返し)
急いでパソコンを終了し、消毒液をつけて手を上にあげ、ぶるぶるぶるぶると、ひたすら振っておりました。
これは、昭和のはじめから中頃まで巷に流行りました健康法で、毛管運動と申すものでございます。
そのせいか、それほど血は出なかったのですが、その後、家族の前で、ボソボソと、
「あーあ、深く噛まれたなー。 すごく心配だなー。 神経までやられてたら、どうしようかなー」
と、呟いてみたのでございます。
すると次男は 「代わりに何かやってやろうか?」 と聞いてくれたのですが、
ビビリの夫と長男は、なぜか話を逸らそうとするのでした。
それでもなんとか同情を引こうとしたわたくしは、
「ああっ。 これではもうピアノが弾けないっ」
「もう、バイオリンが弾けないっ」
「バレエが踊れない」
「美味しい料理が作れないっ」
と、傷ついた手を天に差し伸べ、叫んでみたのですが、
そのつど三男に、
「弾いてない」
「弾いてない」
「踊ってない」
「美味しくない」
と、ツッコミ入れられたのでございました。
(" ̄д ̄)けっ!
それにしてもなんと恐ろしい祟りでございましょう。
これに懲りて、これからは……………
やっぱり、つまんないものは、つまんないと書きます。
夫が入浴したので、いそいそとパソコンのキーボードを叩きながら、ふと横を見ると愛犬トトが何かを噛んでいたのでございます。
「あっ、いけません。トト。それはわたくしのカセットテープよ」
慌てて犬用おやつのバリバリボーンを投げて取り返そうとしたのですが、トトは、
「ふん。よほど大事なものなんだね。そんな骨くらいで、アタイは釣られやしないよっ」
と、わたくしの白魚のような手を噛んだのでございます。
それは、あたかも昨日書いたブログ記事、『赤ちゃん教育』 に出てくる凶暴な方のヒョウが乗り移ったかのようでした。
そう。あれはきっと、祟りだったのでございます。
わたくしが悪口書いた、あの映画の祟り…!
ああ、ああ。 なんと恐ろしいことでございましょう。
いつもなら噛んだとしても本気で歯を立てないトトですのに、昨日は牙がグサリと刺さるほどに噛んだのです。
※わたくしの、白魚のような手をっ!! (※以下、3回くり返し)
急いでパソコンを終了し、消毒液をつけて手を上にあげ、ぶるぶるぶるぶると、ひたすら振っておりました。
これは、昭和のはじめから中頃まで巷に流行りました健康法で、毛管運動と申すものでございます。
そのせいか、それほど血は出なかったのですが、その後、家族の前で、ボソボソと、
「あーあ、深く噛まれたなー。 すごく心配だなー。 神経までやられてたら、どうしようかなー」
と、呟いてみたのでございます。
すると次男は 「代わりに何かやってやろうか?」 と聞いてくれたのですが、
ビビリの夫と長男は、なぜか話を逸らそうとするのでした。
それでもなんとか同情を引こうとしたわたくしは、
「ああっ。 これではもうピアノが弾けないっ」
「もう、バイオリンが弾けないっ」
「バレエが踊れない」
「美味しい料理が作れないっ」
と、傷ついた手を天に差し伸べ、叫んでみたのですが、
そのつど三男に、
「弾いてない」
「弾いてない」
「踊ってない」
「美味しくない」
と、ツッコミ入れられたのでございました。
(" ̄д ̄)けっ!
それにしてもなんと恐ろしい祟りでございましょう。
これに懲りて、これからは……………
やっぱり、つまんないものは、つまんないと書きます。