チックの道草・きのこ            

春の山菜から秋のきのこ&庭の野鳥と草花など
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ムラサキフウセンタケは広葉樹林と針葉樹林で…

2021-09-14 12:31:25 | きのこ
晴れ。
12日の雌阿寒岳の麓・オンネトー側のキノコ。
この日は曇りだけど、ちょこっとお日様が顔を出したときもあった。

日光浴中のムラサキフウセンタケ。(もしかしたら、別種かも?! 理由は最後に)


曇り空の森の中で見るムラサキフウセンタケは濃紺に見えたけど、図鑑にあるように暗紫色かな。


横にした・・・柄の下部は膨らむ。
よりによって柄の短い個体で、しかも傷がついている。(あ、中が見えるからいいかな)


「食」とのこと・・・旦那が「採らないの」と言うけど、手が伸びない。

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このムラサキフウセンタケは、発生場所によっては別種らしい。

『北海道 きのこ図鑑』(高橋郁雄 著)・『北海道のキノコ』(五十嵐恒夫 著)では、それぞれ<エゾマツ、トドマツなどの林内地上に><トドマツなど針葉樹の林地上に>と。

『日本のきのこ』(山と渓谷社)では、
<秋、コナラ・ブナなどの広葉樹林に発生。針葉樹林のものは別種とされている。>と。

で、気になってネットへ出かけ、

----- JATAFFサイトインデックス -----(https://www.jataff.or.jp/kinoko/317.htm)
の、ムラサキフウセンタケを見ると
 <秋にブナやミズナラなどの林内地上に発生する。以前には針葉樹林にも発生すると言われていたが、最近の研究ではそれは別種のきのこであることが明らかとなった。>とある。

え~、そうすると雌阿寒岳の麓・オンネトーのは別種かも?! どっちだろう。
(今まで気にしてなかった。広葉樹もあるけど針葉樹林かな)

針葉樹林に発生するのを ミヤマムラサキフウセンタケ というらしい。