田切通信

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神流川バレー ダムカードスタンプラリー 2024 に挑戦したのだ その5(最終回)

2024-10-04 12:36:20 | 日記

 9月29日(日)ダムカードスタンプラリーもあと2エリアを残すのみとなりました。あと半日で何とかなるのか?との心配もあると思いますが、実は残った2エリアは去年も訪れていて、いわゆる土地勘があるのでした。

 3エリア目は藤岡市鬼石地区、「おにし」と読みます。かつては鬼石町でしたが今では藤岡市に編入されています。目的地は「道の駅上州おにし」ここはラリーのゴール地点でもあります。

 道の駅に着きました。旧譲原小学校の跡地に建てられた道の駅だそうです。メインの建物は2階建てで、2階に食堂と売店があります。1階は観光案内とダムカードの展示施設があって、一度に多数のダムカードを見る事が出来ます。

 

 敷地内にはこのように小学校の校舎が残っていますが、見学は出来ません。他には石器時代の住居跡がやはり建物内に保存されていて、こちらは見学自由です。

 

 建物に入り、階段で2階に上がると、売店と食堂があります。壁にこんな張り紙がありました。夏が暑かったせいか水不足のようです。

 

 下久保ダム柄の日本手拭いを売っていました。ここだけの限定販売だそうです。

 

 こんなポスターもありました。群馬が舞台になっているらしいです。

 

 ここで昼食にします。食堂でご飯を食べてシールを1枚もらいます。その後売店で買い物をするともう1枚別のシールがもらえるので、この施設だけでスタンプラリーが制覇出来てしまいます。

 

 下久保ダムカレー(中)1,000円を発注しました。中が普通盛ですが、なかなかのボリュームです。下久保ダムはL字型に堰堤が屈曲している珍しいダムで、その形状を再現しています。ダム堰堤は車でも通れるので、訪ねて見ると面白いでしょう。カレー自体も美味しかったですが、付け合わせのから揚げの下側が特に美味しかったです。2個ある上側が普通に鶏のから揚げで、下側はこんにゃくのから揚げです。他では食べたことがない。

 こうして記事を書いていると、やたらとカレーばかり食べています。とある推理小説作家の作品で、地方に行って名物と言われているものを食べると、大いに失望することが度々ある。それを防ぐためにはカレーを食べるのが良いのだ。カレーなら大きな外れはない。といったことが書かれていました。この作家は何かにつけて食べ物の悪口を書く人でしたが、それなら紀行作品なんか書かなければいいのにと思います。僕はそもそもカレーが好きなうえに、それがダムカレーやカツカレーともなれば、真っ先に選んでしまうのでした。

 

 シールが2枚貼られた台紙を持って、1階のスタンプラリー受付に向かいます。鬼石は他の3エリアと違いゴール受付が二種類に分かれています。ダムカードが欲しい参加者向けと、そうじゃない一般参加者向けです。前者は当たり景品がレアダムカードを上位にして、その他この地域の名産品、後者はダムカード抜きで豪華景品となっています。豪華景品の1等は、千葉にある夢の国のペア入場券でした。

 もちろんダムカード欲しい参加者受付にゴールして限定ダムカードをもらい、ガラポン抽選でレアカードは外れましたが、地元の酒(四合瓶)があたりました。

 あくまでも個人的な感想ですが、鬼石のスタンプラリーが景品が一番豪華です。しかもシールを集めるのが大変楽です。もし全部回るだけの時間がないというなら、まず鬼石を攻略するのがいいと思います。

 これで3エリア制覇!残るは1エリアのみとなりました。残るは唯一埼玉県の神川町。鬼石を後にして神流川を渡って県境を越えたらすぐに神川町です。因みに鬼石のゴールで受付を担当していたお兄さんが、「対岸でもやっているので、ぜひ行って下さいね~っ。」と、笑顔で宣伝していました。県境を越えるので行政区分が全く違うのに、すごく偉いなと思いました。

 さて、最後の神川町。ここが4エリア最大の難所でした・・。あらためてリーフレットを見て協賛店を確認すると、他に比べて物凄く数が少ない。14店しかない・・おかしいなぁ、去年はもっと多かったような記憶があるけど・・つまりシールを貰える選択肢が少ない。

 宿泊施設、立ち寄り温泉、それに食事関係か?そもそも拠り所になるリーフレットに、営業内容、営業時間、営業日の記述が全くない。(他のエリアは書いてありますよちゃんと)非地元民に名前だけで判断しろってか!

 僅かな情報から推測すると、買い物が出来そうなのが3店ある。そこで、「道のオアシス神泉」に向かいました。恐らく道の駅みいたな施設でしょう

 着きました道のオアシス神泉。やはり小さな道の駅の様な施設でした。建物内に食堂と売店がありました。

 

 ここの食堂にもありました、下久保ダムカレー。でももうお腹いっぱいで食べられません。そこで売店で地元の農産物を買い求め、シールをもらいました。

 次に「新井商店」に向かったら開いていなかった。小さなスーパー(Yショップみたいな)でしたが、開いてなければどうにもならない。次善の策として「ヤマキ醸造 麹庵」に向かいました。ここはヤマキ醸造の工場に併設された販売所で、意外なほどすごく賑わっていました。醤油や豆腐などの大豆製品が多数売られていました。ここで醤油を買ってシールをもらいました。

 2枚のシールが揃ったので、ゴールに向かいます。

 

 ゴール地点の神泉総合支所です。特に看板などは出ていないので、ここでいいか迷います。昨年は入り口に立て看板が出ていました。

 

 ゴールの受付カウンターです。鬼石と比べるとかなりこじんまりとした印象です。スタンプ台紙を提出してゴールしました。ラリー限定のダムカードをもらって、ガラポン抽選に挑戦したところ、その4の冒頭で紹介したラリー限定の更にレア版カードが当たりました。

 これで神流川バレー・ダムカードスタンプラリー・2024をすべて制覇しました。どうしてもレアなカードが欲しかったら、また挑戦すればいいのだけれど、僕はそこまでして欲しいとは思いません。

 ラリーが切っ掛けで面白い観光が出来ました。ゆっくり見たいと思った場所もあります。それぞれのエリアで温度差は感じましたが、来年もやってほしいなぁ。


神流川バレー ダムカードスタンプラリー 2024 に挑戦したのだ その4

2024-10-04 09:41:43 | 日記

 日が変わって9/29(日)、この日は朝一番から動き出せるから昨日よりだいぶ時間に余裕がある。さて、改めて考えてみると、「ダムカード」は、同じようなインフラ系カードの「マンホールカード」に比べると、知名度も人気もだいぶ差を付けられているように感じます。理由の一つには、もらうには実際にダムまで行かなければならないうえに、ダムまでは公共交通機関がほぼ無い事があると思います。単純に集めにくい!のです。

 

 これが、今回のダムカードスタンプラリーでもらえるラリー参加者専用の限定カードで、神流川水系にある4つのダムのダムカードです。神川町エリアの下久保ダムだけ2枚あるのは、ガラポン抽選で更なるレア限定カードが当たったからです。

 今回は観光キャンペーンなので、実際のダムまで行く必要が全くなく、協賛店で何か消費すればよいだけです。自分はこうした色物カードにはあまり興味がありません。カードコレクターではありませんので。でも、こんな事がきっかけになって、普段は足を踏み入れないエリアで、地場産品や歴史や文化に触れるのは大変良い事だと思います。

 

 さて、まず訪れるのは、まだ1枚しかシールを手に入れてない神流町エリアです。一番容易な道の駅は既にもらっているので、リーフレットの裏に書いてる協賛店を検討して「神流町恐竜センター」に決めました。恐竜博物館とレストランとミュージアムショップがあります。

 恐竜センターです。奥の方に見えている背の高い建屋が展示室(博物館)でした。

 

 トリックアートの撮影スポットがありました。

 

 屋外にはこんな立体展示もいくつかありました。壁の絵で逃げてた恐竜君ですね。これが実物大でしょうか、結構でかい。

 

 神流町はキャンプ用品メーカーのモンベルと提携しているみたいです。ミュージアムショップとレストランは博物館に入館しなくても利用できます。

 

 ショップの壁にこんな色紙が貼ってありました。神流町とは関係ないですが恐竜関連の漫画らしいです。恐竜繋がりですね。コミックも売っていました。ここで何点かの恐竜グッズを買ってシールをもらいました。

 これでシールが2枚揃ったので、ゴール地点に向かいます。

 

 ゴールの観光案内所ですが、「こいこい」アイランド会館かな?。ここはまさに案内所で販売とかがなくてシールはもらえません。すぐ近く(表通り)に和菓子店と喫茶店があり、そこが協賛店なのでシールの入手が可能です。

 

 何やらすごく立派なこいのぼりが展示されていました。鯉々あい(常用漢字外かな??)ランドだけのことはある。

 ダムカードスタンプラリー受付にゴールして限定カードをもらいました。ガラポン抽選は外れて参加賞のジャガイモをもらいました。このジャガイモが地場産品らしいです。実が黄色いほくほくしたおジャガさんでした。

 これで2エリア目制覇です。

さてさて、ダムカードスタンプラリー2024も明日からの週末の日曜日10/6が最終日です。

 

 その5に続くのだ。


神流川バレー ダムカードスタンプラリー 2024 に挑戦したのだ その3

2024-10-04 07:09:20 | 日記

 上野村エリアを制覇して、やっと1/4が終わりました。すでに時間が午後15時半を回っている。ゴールの受付が16時で終わるので、今日の内にあと1エリア制覇するのは無理ですが、それでもここまで遠出したのだからシールだけでも貰っておこうと考えました。

 上野村の次は一つ下流の神流町エリアです。取りあえず神流町にある道の駅に向かうことにしました。

 道の駅「万葉の里」に着きました。「万葉」で「まんば」と読みます。「まんよう」でないのが意外でした。あまり大きくない道の駅で、食堂はもう閉まっていましたが、売店はやっていました。

 

 ここも神流川沿いに作られた施設で、建物の左手がすぐに川です。

 

 こんなものが売られていました。サウルス君は神流町のキャラクターです。その左は鹿の角とか何かの歯みたいなのが並んでいました。

 

 10月に入ったので、ハロウィンのカボチャが売られていました。オレンジ色じゃないけど。上段中央の籠の中からこっちを見ているかぼちゃ君を買いました。150円でした。

 

 ハロウィンかぼちゃと一括りで言っても、いろいろな種類があるようです。

 

 某、有名キャラクターもいました。ド〇キンちゃんと、ア〇パンマンですね。

 

 こんなポスターも貼ってありました。右は「罠ガール」で、帰ってから調べたら「女子高生が罠猟をする話」みたいです。何でもかんでも「女子高生」なんですね、こういったのって。書いてるのおっさんだけど。男子高校生とかおっさんが主人公じゃダメなのかな。

 売店で買い物をしてシールを1枚手に入れました。これで初日(9/28)のラリーは終了とします。明日朝早くから仕切り直します。


神流川バレー ダムカードスタンプラリー 2024 に挑戦したのだ その2

2024-10-03 08:06:36 | 旅行

 しばらく走ったら上野村に入りました。

 スタンプラリーのルールは、それぞれのエリアで、リーフレットの裏面に書いてある協賛店で食事をしたり買い物をしたりしてスタンプシールをもらい、それを台紙に張る。集めるのは2種で良くて、集まったら指定されたゴール地点で提出すれば終了となります。つまり最低でも2店舗は回らないとダメって事ですが、実はけっこう敷居が高いエリアがありました。

 

 上野村に入って最初に寄ったのが「道の駅上野」でした。道の駅はレストラン(食堂)や売店、観光案内にトイレがあって、一般道をドライブする際には大変便利な施設です。

 

 道の駅上野のマスコット、名前が分からなかったけど、男の子と女の子がいました。猪ではなくイノブタのようです。上野村はイノブタさんが名産品らしいです。

 

 こちらは帽子をかぶっているので、道の駅の駅長さんかも?どうやらイノブタではなく猪さんのようです。

 

 道の駅は神流川に面していて眺めの良いデッキがあります。川からはだいぶ高い位置ですが、河原に降りられる通路もありました。

 

 月の輪熊君の足跡、ここで実物はちょっと見たくない。

 

 イノブタ君の足跡です。こいつなら出会ってもいいかな。

 ここでは、おみやげの買い物とレストランでの食事、併設の銘木工芸館での買い物で3種類のシールが1カ所で手に入ります。急いでいるならここに寄って1度で2種類のシールを手に入れて、あとはゴールすればよいでしょう。自分はお土産物をいくつか買ってシールを1枚もらいました。

 

 次に立ち寄ったのが「川の駅上野」、先程の道の駅のかなり上流にあります。こちらも神流川に面した施設です。上野村は川釣り観光に力を入れているようです。

 

 建物の中には売店と食堂があって、こんなものが展示されていました。このあたりで採れるみたいです。触ったら思いの外堅かった。

 

 だいぶ遅めの昼食に「キノコカレー」を発注しました。このあたりの製品で4種類のキノコが入ってるようです。売店でもレトルトタイプのキノコカレーが販売されていました。食堂の飲食スペースは休憩所も兼ねているようで、いろいろな展示物が壁に貼ってありました。

 

 こんな本棚もありました。釣りを一押ししているだけあって、釣りマンガがずらっと並んでいます。

 

 食堂の外には神流川に面した気持ちのいいテラスもありましたが、椅子はセットされていませんでした。写真の左端、ドアの内側に畳んで立てかけてあるのが見えます。

 

 なるほど、カラスに狙われるのか。これでは外でのんびり食事をする訳にもいかないです。

 食堂でカレーを食べてシールを1枚をもらったので、2種類2枚揃いました。台紙に貼ってゴールすれば上野村エリアのラリーは制覇です。

 

 食事をした川の駅の横、同じ敷地の並びに総合案内所があります。ここがラリーの上野村エリアゴール地点。シールを2枚貼った台紙を受付に提出して、ラリー限定のダムカードと交換しました。そしてガラポンにチャレンジて更なる枚数限定レアカードに挑みましたが、外れて参加賞をもらいました。ここまでで15時半を回りました。

 上野村ではラリーの協賛店が多かったので、短い時間でもさほど苦労はありませんでした。食事以外に物産品や生活品の買い物、それにガソリン給油や宿泊でもシールがもらえます。エリア内の協賛宿泊施設で宿泊したら、宿泊者限定のレアカードがもらえます。

 さて残りは3エリア、どうしようかな・・。 その3に続く。


神流川バレー ダムカードスタンプラリー 2024 に挑戦したのだ その1

2024-10-01 10:27:24 | 旅行

 9月の初旬に一通の封書が届いた。差出人は藤岡市観光協会鬼石(おにし、と読みます)支部とある。
はて、身に覚えはないが、何か関係があったかなと訝しく思いつつ開封すると、1枚のリーフレットが入っていた。「神流川バレー ダムカードスタンプラリー」の案内だった。そうか、去年の今頃にダムカードをもらいに行ったあのイベントか。どうやら今年もやるようだ。ぜひ参加していただきたいと、招待状(挑戦状か?)も入っていた。

 

 これが届きました。いったい何だろうと驚きました?

 これは神流川流域の4市町村が合同で実施する観光イベントで、開催期間内にルールに則りスタンプ(実際はシールだ)を集めてゴールすると、もれなくイベント限定版のダムカードがもらえるほか、ガラポン抽選が出来て、運がよければさらなる限定ダムカードとか地場産品などがあたったりするのだ。

 そんな訳で、9/28~29の土日で4エリア全てを制覇しようと思いました。

 

 行政の区割りに拘らないで神流川流域の地形的な位置関係で開催されるイベントなので、埼玉県児玉郡の神川町、群馬県の神流町、上野村、藤岡市鬼石地区の2県に跨って4つの行政機関の観光協会が主催となっている。因みに鬼石地区は2006.1.1に藤岡市に編入されるまでは鬼石町だった。
 4種類並べて見ると、一見して同じようなデザインで統一されてはいるが、よく見ると細部に相違があり、ちぐはぐな感じがする。

 

 行政のHPを覗くと、やる気の差と言うか、意気込みに大差があって驚くが、総じて情報量が少ない印象だ。だから、いざ参加しようと思い事前に情報を収集しようとしても、何か要領を得ないのだった。もっとうまくPR出来ない物だろうか?

 観光案内にこれ ↑ がないんですよ。地元民でもなければ地理的つながりが今一つ分からない。赤丸が藤岡市鬼石地区です。

 土曜日の朝一に別の用事があったので、実際に動き出したのは午前11時頃、4地区の位置的関係が今一つ分からない。そこで、恐らく一番遠いであろう上野村エリアから攻略することにした。

 車のナビをセットすると上野村まで100キロ弱、時間にして3時間弱だ。これは遠い。カーナビゲーションの誘導に従って県道の峠道を通り、まず神流町に入った。神流町の端を一度通り過ぎて上野村に入るルートなのだった。今回のダムカードスタンプラリーとは直接関係は無くても、目についた観光ポイントには立ち寄ろうと考えた。時間の制約はあるが、わざわざここまで足を延ばしたのだから、少しくらい観光をしないのは勿体ない。

 

 最初に気になったのが「恐竜の足跡」だった。道に目立つ看板が出ていた。
道沿いに駐車場があったので、車を停めて見学する。

 

 こちらが道沿いの駐車場と公衆トイレ。トイレの前には石の恐竜君がいます。肝心の恐竜の足跡はこの駐車場から50mほど離れています。

 

 恐竜の足跡だからもちろん化石だと分かっているが、地面に足形の穴が点々と・・と思っていたら違った。垂直な崖に穴がある。大きな説明看板と道沿いの崖にある足跡です。
 

 寄って見るとこんな状態です。素人目にはただの穴か凹みですね。

 

 歩道脇に音声案内のボタンがあって、押したら結構長い説明がスピーカーから流れた。売店だったような建物もあるが、閉店と言うか半分廃墟化していた。

 一通り説明を聞いて見学を済ませたら移動する。恐竜の足跡駐車場を出て少し進むと、「恐竜の足跡まんじゅ・」と言う看板が出ている建物があった。しかしだいぶ前に閉店しているようで、ここも少し廃墟の途上にあった。看板も「まんじゅう」の「う」の部分が割れて無くなっていた。(走行中なので写真が撮れませんでした)

 

 その2 上野村編に続く。