田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

夏の大掃除11

2009-10-20 20:59:00 | 飯田線の旅
 左手首を負傷して固定中です。多少生活が不便で、キーパンチはかなり不便。普段起こらないミスタッチが発生します。軽い捻挫を放置した上に、痛いの堪えて腕立て伏せなどを繰り返したのが致命傷で靱帯を損傷しました。
 さて、本日埼京線を走っていた謎の試運転車両。車内はなにやら測定器などが載ってましたがこれはいったい何でしょう??携帯電話での撮影なので画質が悪いのはご愛敬。


 さて、季節は秋でも旅のブログはまだ夏、ライン下りの始め。こんな感じで直接舟に乗り込んで、舟の上で靴を脱ぎ、椅子はないので船底板に直に座る。


 先ほど上を歩いて渡った天竜峡のシンボル姑射橋。36水害の時はこの橋のすぐ下まで水嵩が増したそうだ。ダムが出来て以来、元々は海迄流れていた砂がダムでせき止められて川底に堆積(堆砂と言います)して川底が上がり洪水を起こしやすくなる。その上ここ天竜峡は固い岩盤が左右から川を挟み込み川幅が極端に狭くなっているので、大雨で増水した際に天然のダムになり水害を起こした。


 現在の天竜川は、ここ天竜峡ではダムが出来てから水位が8メートルくらい上昇(つまり川底が上昇)したと記憶している。
 橋を越えて少し進むと、左岸にコンクリート製のホテルが見えてくる。橋から見たときは見下ろす位置関係だったが、川の上からは当然見上げる形になる。これが「竜峡亭」で、駅近傍で2軒営業しているホテルの安い方。安いと言っても僕ら庶民にとっては高嶺の花だ。これだけ土台が立派なら傾いたりはすまい。


 その少し先の右側、崖の上にある建物が、もう1軒高い方の峡泉。かつては1泊が5~6万円もしたのだが、営業方針を小さく転換して少しだけリーズナブルになった。それでも1泊3万円(1人)だ!!死ぬまでに一度は泊まりたい。
 今回僕らの他に、何組かの年配の方が同船だったが、その方々は昨晩ここに泊まったのだそうだ・・・・なんだかなぁ。


 大きくそそり立った岩の龍角峯の下辺りだったろうか?この小舟が係留されている。鳥居があり神社として祀ってある。ガイドさんの話だと、舟でしかお参りできない神社で、縁結びに絶大な御利益があるという。独身の局長とあ~る君は真剣にお参りする。


 天竜峡の崖エリアを抜けて、視界が開け始めると飯田線の鉄橋が見えてくる。この状態で列車が写れば絵になるのだが、本数が極端に減っているので列車との出会いはない。前髪が茶髪のガイド嬢が軽妙な語り口でガイドをする。昨夜の赤門やの女将さんもそうだったが、この辺りの言葉、伊那弁とでも言うのだろうか?女性言葉は特に耳障りが優しくて気持ちが良い。


 鉄橋をくぐる。このアングルは舟に乗らないと撮れないよ~。