田切通信

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水子貝塚公園も見に行く かえる神社のお向かいさんです

2025-02-03 08:15:48 | その他

 かえる神社にお参りしたついでに、道を挟んですぐはす向かいにある「水子貝塚公園」も見に行きました。「ついで」って言うのはちょっとなんですが、すぐお向かいなので少し足を延ばした感じです。かえる神社の駐車場に車を停めたままで歩いてもすぐに着く距離ですが、参拝以外で停めっぱなしも如何なものかと思いましたので、車を移動して公園の駐車場に入りました。

 

 公園入口の門です。これを入ってすぐに駐車場があります。

 

 国指定の史跡で、水子貝塚と縄文住居跡一帯が公園になっています。

 

 公園全体の案内図です。駐車場は図の下側(南側)と、北側の大応寺側にある正門脇の2か所にあります。

 

 正門のすぐそばにある資料館です。このすぐ横には別棟(入口が別にある)の展示館があります。資料館には遺跡から発掘された土器などが展示されていて、入館無料です。

 

 オリジナルグッズの縄文土器ペーパークラフトです。お土産として1セット50円で好評販売中です。

 

 ケースに収められた「獣面装飾付土器」、珍しいです。

 

 こちらは再現された「麻の繊維を使ったアンギンの縄文服」だそうです。アンギンって何だ?と思って調べたら、「自然の植物から採取した繊維を材料として、縄文時代から日本に存在したとみられる編み物の技法により作られた布」の事 で、漢字で書くと「編布」となります。読みにくい(いや、普通は読めない)ので一般的にカタカナで「アンギン」と表記するのだそうです。

 

 公園内に流れるアナウンスは飯田里穂さんが吹き込んでいるそうで、聴けるのは全国でここだけ!と自慢しています。なになに、有名な声優さん?知らなかった。ファンの人はぜひ貝塚公園まで来て聴いてください。聴けるのはここだけです。

 

 資料館のお隣の展示館は、貝塚と住居の遺跡を発掘した状態のまま展示している建屋でした。内部は遺跡保護のために薄暗くて、なかなかいい雰囲気です。骨が横たわっていました。

 

 外に出て見ましょう。広い公園の敷地は芝生広場がメインで遊具などはありません。芝生の周りをぐるっと巡る遊歩道があり、起伏が無くてほぼ平面なので、ウォーキングや散歩している人が多数いました。

 

 テーブルと椅子が並んでいます。中央奥には教壇のような一段高いテーブルがあるので、野外での教育やワークショップなどに使う施設のようです。

 

 広場にはこうした復元した竪穴住居が多数並んでします。こうして実物(復元だけど)を見ると意外に大きく感じます。

 

 これは第15号住居跡です。こうして幾つかある復元住居には、入口が開いていて入れるものがあります。入口はかなり低くて身を屈めないと通れません。

 

 中はこれまた思いの外広く感じます。縄文家族の生活が再現されていました。室内犬を飼ってます。外で見た屋根の下部が地面でしたが、中で見るとそこから地面を1メートルくらい掘り下げているのが分かります。

 

 芝生広場に、「この~木、何の木、気になる木~」みたいな木がありました、だいぶ小振りだけど。夏場なら日除けにちょうどいいでしょう。

 

 とにかく遊具の無い平坦な芝生広場なので、小さな子供が安全に遊んでいました。

 

 発掘調査中の住居跡遺跡もありました。周囲は仮囲いで囲って安全を確保していますが、発掘作業の状況を見ることが出来ます。

 

 最後に木に大きなサルノコシカケを見つけました。こいつが生えるのは木がだいぶ弱っているか、あるいは枯れている証拠で、木にとってはあまり良い事ではありません。

かえる神社と縄文遺跡はあまり共通性がないですが、時間に余裕があったら立ち寄ってみたら意外に楽しいと思います。



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