腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



~昨日のブログのつづき

すき焼きをお腹一杯になるまで堪能し、場所を移動。

お土産屋さん兼カフェレストランでお茶しました。
オープンテラスでコーヒータイム。
暑くもなく寒くもなく、最高の気候。

皆、時計修理関係の仕事に携わっているので、あれこれと情報交換。

そろそろ次にどこに行くかという話になり
「甲賀だから忍者屋敷に行こう」ということになりました。
思考レベルは高校生並。

事前に信楽駅で観光案内地図をGETしており、車のナビと照らし合わせていざ忍術屋敷へ。
観光案内地図ではすぐ近くのように思えたのですが、車で約20分、やっと到着。

ここ↓
 古い民家のたたずまい。

定番です↓
 青は日陰だったので赤を選択。

こんな看板も↓
 何だかそそられます。

入館料大人600円をおじさんに支払い、暫くは座敷でハトムギ茶(?)をいただく。元々ここの先祖は薬売りだったそうな。
“忍者赤影”の観光ポスターが貼ってあり、皆で懐かしいなぁと言っていると、先ほどのおじさん(館長?)が輪に入ってきた。

滑舌が良くなく、更に早口なので話がよくわからん(^^;)

時々“くの一”がどうの、腹上死がどうのとスケベな方へ話を持っていく。
館長お得意のネタのようです。

少々辛くなってきたところに、別のご家族が来館された。
ナイスタイミング!助かりました。

さぁ、お客さんの人数も揃って、いよいよ館内(と言っても普通の田舎の家ですが)を探索。

またまた館長の解説が長々と始まりました。
ご家族にはまだ小さい男の子と女の子がいましたが、ポカンと口を開けながら館長の話を聞いておりました。
大人の我々でも良く解らんのに、我慢強いね。将来立派な忍者になれるぞ!(笑)

天井が低く作られているのは部屋の中で刀を振り回されない為だとか。
な~るほど!ここはテストに出そうです。

そして忍者屋敷といえばカラクリ。
あった!回転扉!↓
 この方が館長さん。

館長さんの前に柱のような棒が立ってますが、これが回転扉。

ほら↓


部屋の押入れの壁やあちこちの床に抜け道があります。

そして↓
 所々に忍者のマネキンが!

かなり怖い。

館長の説明に飽きて、皆バラバラに好き勝手な所を見だしても、館長はテープレコーダーのように一人で解説。(笑)
アドリブはきかないようです。
「みんな、もっと館長の説明を聞いてあげて!」
と、そう言う店主も手裏剣をディスプレイしているショーケースに釘付け。(笑)


館長「じゃ、ここから2階、3階へと上がって下さい」

かなり急な階段(はしご)を昇り2階へ。更に天井が低い。
そして3階が屋根裏部屋。薄暗い屋根裏部屋の隅にもマネキン。

だから怖いって。


あれ?館長は?

年齢的に階段を登れないようで、我々観光客だけ無言でキョロキョロ辺りを見回すだけ。


放置プレイ!?


5分もいただろうか、一同の気が済んで(というか他にすることもないので)、1階へ。

館長の姿が見えない。
消えたのか?

忍者!?
というか、2階へ上がらせるまでが館長の役目だったようです。

著名人のサインが飾ってました。
野村将希さん↓
 時代劇に出てますもんね。忍者が似合う。


ん!?なんと!!


これ↓
 ハリソン君!

ほら↓
 左が息子さんだそうです。

何故ハリソン・フォードが甲賀流忍術屋敷に!?

『インディ・ジョーンズ』の新作に忍者が出てくるのか!?

それより、あの館長がハリソン・フォードを知ってるのかが気になった。
ハリソン君にも下ネタトークで爆笑を誘ったのでしょうか?

最初は胡散臭いなぁ、と思っていたが、600円の価値は十分にあった(ような気がする)。


忍者の心得その1、臨機応変に対応すべし! 甲賀流腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
明日からは通常の時計屋のブログに戻ります。 ...たぶん

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