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交流

不思議な帽子の魔法

2003-03-26 13:02:00 | 徒然なるままに
3月7日(金)

3月公演反省会。
午前中は子どもネットのことも部会に出席し、昼から不思議な帽子の反省会に出席。

恒例の、一人一人の反省・感想を順に話した 後、OGの方達や、園の感想も披露された。
どのコメントもとても褒めてあり、全ては結果オーライ!皆の細かい自己反省なんて気にならないくらい。失敗は、次回に生かせばいいんだよね。
 園長先生の感想の中で、「アンコールの時のトレロカモミロの牛との掛け合いのしぐさが面白かった」といわれて、とても嬉しかった。一瞬芸のような出番だったのに、あんな細かなところまで、よく見ていて下さっていたなんて・・・。感激!
園長先生夫人からは、「『みんなともだち』の先生方の似顔絵は私が在籍しているうちに描き直していってほしい」と言われ、これもまた嬉しいリクエスト。(今回は、新しく変わられた先生がたの似顔絵だけを私が描き直した)

長男が入園してからの10年間。
長男・長女・次女のそれぞれ2年間ずつ以外にも、園児達の喜ぶ顔が見たくて人形劇を続けてきた。
同時に、志を同じくする仲間と一緒に、いい作品、舞台を作るためにディスカッションしながら、皆で協力し合って作業をし、公演する。『けこみ』の中まで伝わってくる子ども達の応援や歌声に反応して、辛い体制もなんのそので頑張るメンバーたち。客席には、その裏の大変さを微塵も感じさせず、観客をおとぎの世界に入り込ませ、ワクワク、ドキドキさせる人形劇。音楽劇。
公演を終えた後の達成感・充実感、舞台と客席との一体感は、まさに『役者3日やったら辞められない』。それ以上に、拍手の中、黒子を通してでも気持ちが伝わりあう、仲間同志の達成感・一体感は、本当に感動的です。 

私は、この春で、今まで私を支え、癒してくれたこの人形劇団から卒業し、園児たちから、『かつて園児だった子ども達』と共に、彼らの今抱えている、ぶつかっている問題に、教師としての立場に立って、一緒に取り組んでいこうと思う。
教師としては『新米』で、キャリアも勉強も不足しているけど、遠回りしてきた分、いろんな『引き出し』『チャンネル』を持っていると自負している。
現場の現実をよく分っていない分、その場になったら立ち往生してしまったり、ボロボロになってしまうかもしれないけど、そんな時は、この『古巣』に癒されに帰ってきて、元気を分けてもらおうと思っている。

中島みゆきの歌に
♪思い出してごらん~ 五つの頃を~
という歌があるが、宝物のような夢一杯の楽しい幼児期を過ごした経験を持つ子は幸せ。思春期・反抗期にチョッとぐらい難しくなっても、『幸せな原風景』を持っていれば、大丈夫。問題は、そういう経験を持たないまま思春期を迎えた子ども達。子ども時代を子どもらしく過ごせなかった『ひずみ』は、いろんな形で、その人の人生や、周りの人たちをも巻き込んで、マイナスにマイナスに作用していく。その結果が、『アダルトチルドレン』という現象になって・・・。

子どもと大人の『ハザマ』でいろんな現実問題にぶつかっている多感な中学生。
13歳~15歳って、一番いい時代だよね~!!てことは、♪後から~しみじみ~思うもの~なんだろうか・・・。

子どもの心を忘れない、でも、その『魔法を信じる心』を『誰かを元気にする魔法』に変えて中学校に乗り込もうと思います。

不思議な帽子 3月公演

2003-03-26 07:57:00 | 徒然なるままに
3月4日(火)
 
人形劇3月公演本番。
私にとっても卒業公演。
昨日のリハーサルのボロボロ状態を、たった1回公演で、しっかりやれるかどうかがちょっと不安だった。
はじまる前、恒例の『黒豆』を皆にふるまっている時に、OBの皆さんが陣中見舞いにきてくださり、感無量。
この8年間のあれやこれやが思い出されて、ちょっとグッと来てしまったけど、あまり気負わず、リラックスして、最後の公演を楽しんでやろうと思うようにした。

お天気もよくて、お母さんたちもかなり見に来てくれた。後から聞いたら、我がソーラン隊の幼児を持つお母さんたちも、子連れで見にきてくれていた。うれしい!

劇は、役者がノリにノッて今までで一番の出来だった。やはり、本番、子ども達の劇の中にのめりこんでくるような声援は『起爆剤』だ。
大道具、小道具の出し入れもスムーズで、照明や音響もタイミングばっちりだった。

8年前、奇しくも同じ『3枚のお札』でデビューし、上の子2人には在園中に見せてあげられたのに、次女にはついに見せて上げられなかったことを改めて後悔した。
昨夜、「学校を休んでも見に行く」と泣いて駄々をこねた次女。それを「3学期、今までお休み0でしょ。ビデオにとってもらうから。」とたしなめ、登校させたが、やはり、ビデオでは体験できない臨場感と、私の最後の舞台を、たとえ学校を休ませても、1年生の次女には見せてやりたかった。

でも、それは、卒園児を持つメンバーのどの親子も同じなんだよね・・・。

音楽劇。
『歌えバンバン』子ども達の大合唱に、カエル役もわに役も、どんな体勢もばっちりのタイミングでやりこなし、練習の成果が出ていた。
 問題の『トレロカモミロ』は、一箇所だけ、惜しいところがあったけど、それは結果オーライと言う事で、最後がバッチリ決まってほっとした。
『みんなともだち』は、卒園児の母としてでの参加ではない分、冷静にやれた一方で、初めてこの作品に取り組んだ頃の思いや、3人の子ども達のそれぞれの卒園時や、その後の子ども達の成長を思うと、やっぱりグッと来てしまった。

♪みんなともだち ずっとずとともだち
 学校へ行っても ずっとともだちー イェイ!
 みんなともだち ずっとずとともだち
 大人になっても ずっとともだちー 

先生方も、お母さんたちも、涙涙の『みんなともだち』だった。

アンコールは『また会える日まで』(歌・ゆず)

たくさんの、宝物のような思い出をどうもありがとうございました!