TOLITON's WEB SITE

日記中心
 
情報提供(アニメ・映画・美術関係)

交流

恐るべし、ノロウィルス!~下痢のときの食事の注意など~

2005-12-29 08:30:00 | 徒然なるままに

日曜日からノロウィルスによる風邪を引いていた息子が、ようやく快方に向かってきた。
今日、学校に行ったら、養護の先生が嘔吐下痢症を伴う風邪の症状の対応を教えてくださった。
それを聞いて、息子の下痢が長引いた原因は、私の食事にあることが判明。自分の無知と認識の甘さを大いに反省し、忘れないうちに書きとめておくことにした。

まずは、予防編
・ ウィルスは、経口感染。外から帰ったら、必ずうがい、手洗いの慣行。
  トイレの後は必ずよく手を洗い、感染した人とは別のタオルで手を拭くこと。タオルやドアノブを触っただけでも菌がつき、その手でものを食べたら即感染するそうだ。

・体力をつける。
 そのためにも寝不足・不規則な生活を改め、食事もしっかり取ること。
 抵抗力が落ちているときほど感染しやすい。


・症状
 ・急激にだるさが襲い、39℃を越す発熱とともに激しい悪寒。
 ・翌日、熱は下がるが(37度台)、今度は吐き気を伴う激しい下痢が始まる。
  背中や腰が痛み、とても寝ていられない状態。
  この時点で唇が荒れ、口臭がする場合は脱水症状が始まっている。
  熱や下痢で体力を消耗し、脱水症状が進むとますます症状は悪化、早めに受診し、点滴を受ける。

・症状が出ているときの食事
 ・まずは、温かいお湯を2さじ。なんでもなかったら10分後に2さじ、という具合に水分を取る。
  冷たいものはだめ。ゴクゴク飲むのもだめ。
 ・食事はどろどろのおかゆから。
 ・下痢が続いているうちは、糖分、油、繊維質、動物性たんぱく質は取ってははだめ。腸を刺激して、ますます下痢が悪化する。
 ・味噌汁は上澄みだけを飲み、下痢の症状が出なかったら、徐々に普通食に近づけていく。

 ・ウィルス性の風邪の下痢のときは、体がウィルスをおなかの中から排除しようとして下痢の症状が出ている。そういうときに、下痢止めを飲んではいけない。
   水分を補給しながら、菌が体外に排出されるまで出すだけ出させるようにしたほうが治りが早いそうだ。
   熱もそう。体が菌と戦っているから熱が出るのであって、熱が出きらないうちに解熱剤で下げてしまうと、体に抗体が出来ない。熱を出すだけ出して、体の内と外から冷やす。熱は上がり切ったら下がる。ただし、38.5℃を越す熱には解熱剤を服用し、熱による消耗を抑えたほうがよい。

・水分は、氷を一かけ口に含んで噛み砕かずにゆっくり溶かして飲み込む。
・または常温のアルカリイオン水を水で薄めたものを少しずつ、こまめに取る。

・みかんなどの果糖は腸を刺激するので、下痢がおさまるまでは取らない。


予後
・体力が回復するまでは、人ごみには出ない。ほかの菌に感染する危険性が高い。
・どうしても出かけるときはマスクを着用。トローチは殺菌作用があるので、のどが痛くないときでも、なめているだけで予防にもなる。
・うがいをするときは最初に口をよくすすいでから、のどの置くまで水が届くようにうがいをする。


以上、思い出せた分だけ書きとめてみた。
風邪の症状にもいろいろあるが、脱水症状と食事が出来ないのは、見ているほうも辛い。

やっと元気になった息子、「のどもと過ぎれば熱さを忘れる」にならないよう、健康管理には気をつけて、年明けのサッカーの試合に備えてほしい。