8月10日
今日は、千葉文化会館で開催された第50回千葉県吹奏楽コンクール本選大会を聴きに行ってきた。
わが校は惜しくも東関東大会出場を逃がしてしまったが、さすが本選に残った強豪校の実力はすばらしかった。
今回つくづく、パーカッションは大切なポジションであり、曲想の中でも欠くことのできないアクセントとなり、勝敗を決める重要なポイントとなるパートだと思った。
同じ題材でも、その編曲の仕方、パーカッションの使い方で、まったく表情や印象が変る。
私は絵を描く人間であり、アニメを作ってきたからかもしれないが、音楽を聴くときは常に映像を頭に描きながら聴いている。その時に、カスタネット、カリヨン、小鼓などなど、アクセントとなる音が聞こえてきたとたん、目の前が万華鏡のように、花火が上がるように色鮮やかに変化し、展開する瞬間がある。
知らず、体中でリズムを刻み、座席に座っているのでなければ、踊りだしたくなるぐらいにノッテくる。
今日はさらに、柏市立柏高校のパーカッションを見て、移動している時も、いや、移動の動作一つも演奏なのだと思うほど、すばらしかった。本当にかっこよかった。そこから繰り出される音のなんと歯切れの良い、心躍る音だったことだろう。
高校の部は残念ながら最後までは見られなかったのだが、習志野市立習志野高校の『展覧会の絵』は鳥肌が立つほどすばらしく、クライマックスでは感動で涙が止まらなかった。
演奏が終わった後、隣に座っていた成田国際高校の吹奏楽部の生徒も泣いていた。
「あなた達のスペイン協奏曲も良かったよ。きっと会場にフラメンコを習っている人がいたら、踊りだしたくてしょうがなくなるくらい、ノレタわよ。」
と言ったら、
「フラメンコのビデオとか見て、みんなで研究しました。そう言ってくださって、うれしいです。」
「東関東に行ったら、ぜひ、全国大会に行けるように、がんばってきてね!」
と言って分かれた。
会場を出たところで、習志野高校が記念写真を撮っていた。
撮影後、コントラバスを抱えていた女の子に、
「とても感動して、泣いてしまいました。今年もまた全国大会に行けるようにがんばってきてくださいね!」
と声をかけた。
10代の少年少女の真剣な表情、姿勢と言うのは、本当に見るものを元気にさせる。まだまだ日本は捨てたものじゃない。きっと明るい未来が待っている。と思わせる魅力がある。
素晴らしい演奏を聴き、子ども達の真剣で生き生きした表情を見ることができて、本当に充実した1日だった。
今日は、千葉文化会館で開催された第50回千葉県吹奏楽コンクール本選大会を聴きに行ってきた。
わが校は惜しくも東関東大会出場を逃がしてしまったが、さすが本選に残った強豪校の実力はすばらしかった。
今回つくづく、パーカッションは大切なポジションであり、曲想の中でも欠くことのできないアクセントとなり、勝敗を決める重要なポイントとなるパートだと思った。
同じ題材でも、その編曲の仕方、パーカッションの使い方で、まったく表情や印象が変る。
私は絵を描く人間であり、アニメを作ってきたからかもしれないが、音楽を聴くときは常に映像を頭に描きながら聴いている。その時に、カスタネット、カリヨン、小鼓などなど、アクセントとなる音が聞こえてきたとたん、目の前が万華鏡のように、花火が上がるように色鮮やかに変化し、展開する瞬間がある。
知らず、体中でリズムを刻み、座席に座っているのでなければ、踊りだしたくなるぐらいにノッテくる。
今日はさらに、柏市立柏高校のパーカッションを見て、移動している時も、いや、移動の動作一つも演奏なのだと思うほど、すばらしかった。本当にかっこよかった。そこから繰り出される音のなんと歯切れの良い、心躍る音だったことだろう。
高校の部は残念ながら最後までは見られなかったのだが、習志野市立習志野高校の『展覧会の絵』は鳥肌が立つほどすばらしく、クライマックスでは感動で涙が止まらなかった。
演奏が終わった後、隣に座っていた成田国際高校の吹奏楽部の生徒も泣いていた。
「あなた達のスペイン協奏曲も良かったよ。きっと会場にフラメンコを習っている人がいたら、踊りだしたくてしょうがなくなるくらい、ノレタわよ。」
と言ったら、
「フラメンコのビデオとか見て、みんなで研究しました。そう言ってくださって、うれしいです。」
「東関東に行ったら、ぜひ、全国大会に行けるように、がんばってきてね!」
と言って分かれた。
会場を出たところで、習志野高校が記念写真を撮っていた。
撮影後、コントラバスを抱えていた女の子に、
「とても感動して、泣いてしまいました。今年もまた全国大会に行けるようにがんばってきてくださいね!」
と声をかけた。
10代の少年少女の真剣な表情、姿勢と言うのは、本当に見るものを元気にさせる。まだまだ日本は捨てたものじゃない。きっと明るい未来が待っている。と思わせる魅力がある。
素晴らしい演奏を聴き、子ども達の真剣で生き生きした表情を見ることができて、本当に充実した1日だった。