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明日は息子の成人式。

2009-01-11 19:28:00 | 徒然なるままに
今日は駆け込みセーフでスーツを買って来た。
来年は就職活動も始まるということで、秋冬用スーツにコート、ネクタイ、ワイシャツ、靴下などなど何のかんのと一式8万円を越してしまった。
帰り、息子にラーメンをおごってもらった。

女の子の成人式のお仕度は、レンタル&着付け、写真撮影で安くても30万円~上は天井無しと聞いてぶったまげてしまった。

私の時は式自体は石巻でお盆にやったので、ワンピースでの出席だった。
着物はいとこの結婚式も控えていたし、妹も着るということで、買ってもらい、写真も撮った。
当時でも、一式そろえるのにはそれなりにかかったであろうと思われる。今更ながら支度をしてくれた母に感謝である。
3年後には長女の成人式が待っている。次女もいるのでレンタルではなく、買ったほうが良さそうだが、今からそのつもりで積み立てをしておかねば・・・。

成人式なんて、年数にしたらかなり昔の話になってしまうが、気持ち的にはつい最近のことのように鮮明に覚えている。今から思えば、あの頃はたくさん選択肢があったなぁ・・・。何にでもなれたし、何でもできて、どこへでもいけた。お金も時間もなかったけれど、今よりはずっと自由だった。
あの頃思い描いていた未来に私は立ってはいないが、あの頃の私に恥じる生き方はしていないと思う。
でも、たとえ、今の生き方は自分自身で選び、決めてきた生き方ではあるが、
もしもあの頃に帰ってやり直せるならば・・・という思いはないわけではない。

だからこそ、つい、口を出してしまいそうになる。

でも、私自身そうだったように、息子には息子の人生があり、娘たちにも娘たちの選択のしかたがあるのであろう。
彼・彼女らが人生の節目・岐路に立ったとき、私の生き方や言葉が何かのヒントや支えになってくれればと思う。
そのためには、私が後ろ向きではなく、常に未来に向かって前向きで、今を精一杯生きて見せなくては。

長男が二十歳ということは、私が母親になって20年ということだ。
そろそろ私も母親として一人前にならなくてはならない。

2学期の反省と3学期の抱負

2009-01-11 12:31:00 | 徒然なるままに
去年を振り返って・・・。

去年の8月から更新をサボっていたので、9月からを思い出しながら去年を振り返ってみよう。

9月。なんてったって体育祭。美術部のスローガン作成、体育祭の放送用BGM編集は頑張った!BGMは凝りに凝った選曲と編集だったのだが、サビの部分にいく前に行進や退場が終ってしまって残念!

10月。文化祭。美術部と美術の授業作品の見せ所。夜遅くまで一人体育館に残って展示していたら、退勤時の体育館の施錠の仕方が分からず、SECOMの人に来てもらってようやく帰宅。以来『SECOMの女王』と呼ばれる。この頃からコンクール出品や進路の仕事が忙しくなり、深夜の帰宅が多くなってくる。

11月。研究授業で『ピカソとゲルニカ』に取り組む。『ピカソ展』や『明日の神話』を見に行き、授業に生かす。生徒たちの反応もよく、鑑賞能力の成長振りに感激。小学校で行われた地域の祭りで授業で扱った作品の展示をしたところ大好評。美術部の良いPRもできた。

12月。成績付けと入試関係の資料作り、学年会計の三つ巴で、息も絶え絶えの忙しさ。帰宅と同時に気を失うような寝方で、「あ~!眠ってしまった~!!」というような、眠ること自体罪悪のような、でも寝ないと身が持たないからせめて2時間は寝ておかないと・・・というような睡眠期間の毎日だった。
朝食も取れない朝の家事の忙しさと、5分ぐらいで給食を掻きこむような早食い、疲れて夕食は作っても食べずに寝てしまう生活がたたり、貧血から動悸・息切れがひどくなり、運動不足がたたってひざの靭帯を痛め、まさに満身創痍で年末を迎えた。

2学期の反省としては、「無理は禁物」。がむしゃらにやればやるほど後々後遺症が出る。張り詰めた糸は切れたら替えが聞かない。適度な遊びと余裕がなければ、いい音は出ない。
体は楽器。メンテナンスも考えて酷使しないようにしないと。
メンタル面では、たくさんの美術作品を見て(ピカソ展、源氏物語絵巻展、琳派展、ボストン美術館展、ワイエス展など)充実した芸術の秋を過ごした。
また、春に撒いて、手塩にかけて育てた苗や芽が花咲き、種が実を結ぶように、生徒たちの作品が各地、各コンクールで成果が認められ、受賞したりして、手応えを感じた。
特に、3年生の篆刻は皆素晴らしい出来で、まさに『一生もの』の作品を作り上げた達成感を感じるメッセージには泣かされた。
『ゲルニカ』や『ゴッホ』『ジャポニズム』『ファンタジア』の鑑賞授業では、読むのが大変なくらいの字の細かさでびっしり書かれた感想にうれしい悲鳴を上げた。

いよいよ3学期。
1年生は『自分のお誕生月のカレンダー』の仕上げと『ファンタジア』『ゴッホ』鑑賞。
2年生は『ゾートロープ』完成と『仏像を100倍楽しむ方』と『ファンタジア』鑑賞。
3年生は『15歳の自画像』と『ファンタジア』鑑賞。

『ファンタジア』は、1940年版と2000年版を鑑賞する。この60年の隔たりと時代背景を通して、何を感じるか。実際にデザイン手法を学び、ゾートロープを作成してみて、1秒24コマのフルアニメーションを作るということがどういう作業なのか、もともとある音楽に動きを合わせて作るということがどういう意味を持つのか、中学生のピュアな感性は、いつ、どの学校の生徒でも私を触発する。

もとアニメーター&背景マンだった私だから伝えることができる、『記憶に残る授業』に挑みたい。

1月は私立入試。2月は公立特色化選抜試験と一般入試。3月は卒業。そして離任。
あっという間の3学期だけど、風邪やインフルエンザなどで休むことなく、離任式のその日まで元気に突っ走りたい。

ステ~キな年になりますように!

2009-01-11 11:12:00 | 徒然なるままに
1月11日(日)

元旦に更新はできなかったので、ぞろ目の11日に久々の更新!

トップ画面に年賀状をアップしたのだけど、画面が小さ過ぎて何が書いてあるのかわからない。大きくアップするにはどうしたら良いの???

ま、とりあえず、近況報告から。
中学3年生の副担任は、これからが勝負時。年末から入試に向けて不眠不休の毎日。その上、学年会計の締めに入って、きて教科の仕事がまったくできない。
 1年更新の講師だから、そろそろ異動に向けての準備(発つ鳥跡を濁さず)も本格的に始めねば・・・。
 「1月は居ぬ、2月は逃げる、3月は去る」先の見通しを持って、はやめ早めに片付けていかないと、年度内に終らないどころか、皆に迷惑をかけてしまうようなことにならないように頑張らなくっちゃ!風邪なんか引いている暇はない!!

 正月は、半年振りに帰省し、3日には2度目の金華山詣でをした。標高445m。去年は登山を初めて20分後に息切れが始まったが、今年は15分で息が上がってしまった。でも、途中休憩しながら何とか今年も頂上まで上りきった。本当に穏やかで暖かな日で、山頂からの眺めは最高だった。(画像を貼り付けたいのだけど・・・)
 金華山は、島全体が黄金山神社の神域となっており、地場の信仰の対象として有名である。恐山、出羽三山と並ぶ「奥州三霊場」に数えられている。「三年続けてお参りすれば一生お金に困ることはない」という言い伝えがある。
 来年は3度目。落ちてきた体力を回復させて、来年は最後まで息切れしないで上れるように頑張るぞ!!

 去年の初売りで買ったのは雄勝のすずりと墨のセットだった。
今年は地球の歩き方の『ペルー』版とスペイン語会話辞典。
 そう!中学3年生のとき以来の長年の夢、『マチュピチュ』行きを実現させるべく、具体的に動き出そう!というのが今年の目標。
 私についにそう決意させたのは、母である。65歳を過ぎてから大正琴を習い、今では名取りになって、各地で演奏旅行をし、夢はNHKホールでの全国大会出場。憧れの美空ひばりが歌った同じ舞台で大正琴を引くという目標を実現するために頑張る母の姿を見て、私も、「夢を夢で終らせない」ために動き出そう!と決意を固めたのだった。*(飛行機)*
★具体的にノートにいろいろなシュミレーションを書いて旅のプランを立てていると、時間を忘れるほど楽しく、必要なことと、今やるべきことが明確になってきる。
★パスポートをはじめとする書類関係の取得、作成、入手法。
★資金調達と必要経費、予算、換金の仕方などなど。
★スケジュール調整。
★日程によるが、コースの選択。
★スペイン語、ケチュア語の勉強。
★ケーナの練習。
★体力づくり。金華山の10倍の標高のマチュピチュに上るんだ!高山病対策にも対応せねば。

 始業式の学年便りに、『ルーキーズ』の川藤先生の言葉と『ヤンキー母校に帰る』の義家先生の言葉を借りて、『夢にときめけ、明日にきらめけ!夢から逃げるな、あきらめるな!!』と書いた。
それは中学3年の受験生たちに向けてでもあり、自分自身にむけての言葉でもある。
 妹に、「マチュピチュの夢が叶ったら次は?」と聞かれた。答えは、」
「マチュピチュで友達作って、2回目はマチュピチュでホームステイをして、インカの末裔たちと同じ生活をする」
「ケーナをいっぱい練習して、現地の人とセッションする」
「リオのカーニバルでソーランを踊る!」
「日本に帰ってきたら、インカ文明やペルーの良さをいろんなメディアを使って紹介したり、フォルクローレを広めたい.ペルーやインカを舞台にした絵やエッセイ、小説を書きたい。アニメ化もいいな!!」
「ペルーで日本語学校の(美術の)先生になって、日本の文化を紹介したい。日系の人たちに祖先の祖国の良さを伝えてあげたい」
「ペルーと日本の架け橋になりたい」
もう、夢が夢を呼んで、自分の中で爆発しそう!
そう、マチュピチュ行きはただの通過点。待ってろよ~、マチュピチュ!!