とみぞうのお気楽ブログ

クルマ、日本、北海道を愛する生粋の道産子50歳♂です。カバー画像は、PC版は増毛駅、スマホ版は733系電車の大谷ver.

道東自動車道の一部4車線化決定

2019-03-10 20:48:42 | 政治経済
 4年前にこんな記事を書きました。

 高速道路の2車線→4車線化

 冬の道東道自動車道は事故がとても多いことで有名になってしまいました。先月も死亡事故があったばかり。トマムICから十勝清水ICの間は、開通した当初から特に危ない区間だと感じてました。自分が釧路に住んでいた時、月に一度クルマで札幌に戻ってましたが、とても怖かったのを覚えています。夏であれば交通量の増加や勾配の変化による速度低下でイライラしたり。平成28年の豪雨で国道274号が1年間にわたり通行止めになった時は、道東道はかなりの交通量があったはずです。そもそもあの長さの国道274号を1年間で復旧させただけでもスゴいことです。携わった土建会社のみなさまの努力のお陰ですね(感謝感謝)。※関連資料
 ともかくこの高速道路は早急に4車線化して欲しいと思ってましたが、やっと一歩踏み出せた感じです。

 十勝清水―トマム、4車線化 防災、物流の幹線に期待(北海道新聞)
 高速道路の暫定2車線区間の4車線化等について(国土交通省プレスリリース)

 財政投融資というのが引っかかりますが、ともかくこれにより、物流、観光、ビジネスがますます短時間で確実に行えることになるのは大きなメリットであることは間違いないでしょう。あとは千歳恵庭ジャンクションまで4車線化してもらえれば言うことなしですね。

官がだめで民がよいという幻想

2018-10-13 13:00:08 | 政治経済
 札幌市営地下鉄東西線の最後の延伸区間、琴似〜宮の沢間が開通したのは平成11年(1999年)でした。このとき営業を開始した宮の沢駅のバスターミナルは、地下に一旦もぐってからではないと停留所にアクセスできない仕組みになっていて、ちょっと面倒だと思った記憶があります。逆に地上を自由に人が往来できるようになっていたら、バスの通行に支障が出る上、結構な確率で事故が起きるであろうことは想像ができました。札幌駅のバスターミナル(エスタ1階)も、停留所へのアクセスは似たようなものでしたが、わりと最近遮断機付きの横断歩道ができましたね。JRバス停留所から地下を潜らずじょうてつバス等への停留所にアクセスできます。
 話戻って宮の沢駅ができた時の話。ネットで鉄道マニアが宮の沢駅が営業開始した時「バス停へのアクセスが悪い宮の沢駅。考えたのは札幌市交通局。所詮お役所、その程度。」みたいな書き込みを見ました。彼は札幌市内の某進学高校から道内の国立大学を出た、といずれもネットで実名の学校名を公表していて、普段の書き込みもなんか高飛車だなぁとは思っていたところ、決定的な書き込みが上記のものでした。そのとき「ああ、この人は高学歴であることを晒しておきながらこの程度の発言しかできないんだな。」と思った次第です。

【三橋貴明】官も民も等しく良くもあり、ダメでもある
(以下抜粋)

官、いわゆる公務員と、
民間の「ビジネスマン」
との能力の差は何でしょうか。

そんなもの、パーソナル(個人)の
能力に依存するに決まっています。

「官はダメ、民間が正しい」

などと、固定観念を
持っている人は多いでしょうが、
それ嘘だから。

民間の企業
(主に外資系IT企業)を転々とし、
十社以上の職場を経験し、
かつ診断士として様々な企業を
この目で見てきたわたくしが
断言します。

官もダメだし、民もダメだから。

あるいは、官にもまともな人がいれば、
民にもまともな人がいる。

そんなこと、当たり前でしょ。

特に、「投資」に至っては、
官も民もほとんどダメ。

ほぼ、失敗します。

「いやいや、報道では成功した
民間のプロジェクトが
紹介されているではないか」

と、思われたかも知れませんが、
それは「万の失敗」の中で、唯一、
成功したプロジェクトが
記事になっているだけですから。

一つの成功の背後には、
数えきれないほどの失敗
「投資」があるのです。

てかな、

「官はダメだ! 民がいい!」

などといった低劣な
レトリックを使う人は、
わたくしのように十社以上の
民間企業勤めを経験してから
言ってください。

実際に十社以上に勤めると、
ミクロはともかく、マクロで見れば
「民も官もダメ。民も官も良い」
という現実を理解できます。

『ノーベル賞受賞・本庶教授
「ばらまき」発言のウラ
官僚が研究資金の「選択と集中」
できるなんてウソ
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/181010/soc1810100002-n1.html?ownedref=rensai_not%20set_newsList

ノーベル医学・生物学賞の
受賞が決まった本庶佑(ほんじょ・たすく)
京都大学特別教授が、研究資金について
「もうちょっとばらまくべきだと思う」
と発言したことが話題になっている。

研究資金はなぜ増えていないのか。

それは誰のせいか。

本庶教授といえば、
「オプジーボ」というがんの薬の
開発につながった研究で有名だ。

人の体が本来持っている免疫で
がん細胞を攻撃させる治療薬で、
そのおかげでがんになっても
長く生きる人が増えている。

自然科学の基礎研究への
財政資金や人材の投入に関しては、
現状では本庶教授が主張する
「ばらまき」ではなく、
「選択と集中」が実施されている。

だが、そもそも官僚が研究資金の
「選択と集中」をできるというのは
ハッキリ言えばウソである。

官僚に限らず、
誰もそんなことはできない。

本庶教授も記者会見の中で、

「何が正しいのか。

何が重要なのかわからないところで、

『この山に向かってみんなで攻めよう』

ということはナンセンスで、
多くの人にできるだけ、
たくさんの山を踏破して、
そこに何があるかをまず理解したうえで、
どの山が本当に重要な山か、
ということを調べる」

と述べている。(後略)』

高橋洋一氏が、

「官僚に選択と集中など
(正しくは)できない」

という正論を述べています。

本寄稿について、
特に文句をつけたい
わけではないのですが、
高橋氏が書いていないことが
一つあります。それは、

「官は正しい選択と集中はできず、
民も正しい選択と集中はできない」

という話です。

「いや、民間は利益のために頑張るので、
正しい選択と集中はできる!」

と、反駁したい人はいるでしょうが、
もしそうだったとしても、
そんなもの「誤差レベル」ですから。

利益目的で無謀な投資に邁進し、
倒産した企業をいくつも
見てきたわたくしが保障します。

官はできない。

でも、民間は「常に」
正しく選択と集中ができる
というならば、倒産する企業は
なくなるでしょう。

というか、「確実に成果(利益)が出る」と
100%保証できる投資があるなら、
是非とも教えて下さい。

わたくしが投資します。

もっとも、100%儲かる、
は無理でも、
「100%に近いほど儲かる」
投資はあるわけです。

すなわち、公共サービスの
コンセッションやPFIです。

何しろ、公共サービスは
確実に需要があります。

かつ、デフレであっても、
さすがに需要の縮小は低減されます。

人間は、例えば水を飲まない
わけにはいきませんので。

デフレで実質賃金が下がっているから、
水を飲まない。

という人間はいません。

その「確実に需要がある公共サービス」に、
公共サービスの継続性を
担保しない民間企業を
「新規参入」させるって、
それってただのレントシーキングだろ。

利益にならなければ
「撤退」する株式会社を、
公共サービスに入れるなよ。

というわけで、
この件ではわたくしと
高橋氏は常に対立するわけですが、
本記事における氏の
主張は正しいです。

結局のところ、
緊縮財政の路線が続く限り、
日本は科学技術に正しい支出ができず、
科学技術劣等国化
していくことになります。

高橋氏の主張通り、
数十年後の日本人の
ノーベル賞受賞者は「ゼロ」でしょう。

間違いありません。

科学技術劣等国化を回避したいならば、
緊縮財政路線と
決別しなければなりません。

まさに「緊縮財政」こそが、
日本を現在進行形で
亡ぼしつつあるのです。

(抜粋終わり)


 昨日の三橋さんのエントリーで思い出した宮の沢駅のこと。それにからめて紹介させていただきました。

釧路に「孔子学院」のサテライト

2018-02-20 23:28:07 | 政治経済
 釧路にサテライトができるとは、、、



11月23日は「新嘗祭(にいなめさい)」の日

2017-11-23 09:21:16 | 政治経済
 おはようございます。ご無沙汰しておりました。

 早速ですが、政治人気ブログランキングでいつも上位に来ている、「大和心を語るねずさんのひとりごと」
から、本日のエントリーを転載させていただきます。


(以下抜粋)

11月23日は「新嘗祭(にいなめさい)」の日です。
いまは「勤労感謝の日」と呼ばれていますが、これは昭和23(1948)年にGHQによって、名称を変更させられたものです。
しかしどうしてこの日が「勤労感謝の日」と呼ばれるかというと、その理由はこの日が「新嘗祭」だからです。

新嘗祭というのは、今年の新穀を天皇が新米を神々に捧げて饗応するという皇室催事です。
歴史的には仁徳天皇が新嘗祭を執り行なったことがはじまりで、すでに1600年以上の伝統があります。
そんじょそこいらの国の成立よりも、はるかに古い歴史があるのです。

新嘗祭は、これに先立って10月17日の「神嘗祭(かんなめさい)」が、まず行われます。
こちらは伊勢神宮で行われるもので、その年に収穫された新穀を天照大御神に捧げます。
これを受けて、次いで今度は皇居で11月23日に行われるのが、「新嘗祭(にいなめさい)」です。

「新嘗祭」では、天皇陛下が皇居内にある神嘉殿(しんかでん)という特別な御殿の中に篭もられ、そこに天照大御神をはじめ、天神地祇(てんじんちぎ)のすべての神々をそこにお招きされ、初穂お供えして、神々とともにこれをお召し上がりになられます。
天神地祇とは、天つ神、国つ神のことです。

すごいのは、この新嘗祭の慣例です。
なんと、ご飯が柏(かしわ)の葉の上に盛られ、陛下は古代箸(こだいばし)でそのご飯をお召し上がりになられるのです。


(抜粋終わり)

 また、昨年から私自身購入するようになった「しきたり十二ヶ月手帖」にはこう書かれています。



 その年に収穫された新米を神様に捧げ、それを天皇陛下が食べることで、収穫を感謝し、翌年の豊作を祈る行事です。秋の収穫物は、それからの1年を支える大切な蓄えとなります。そのため国としても非常に重要で、新嘗祭は飛鳥時代からあるといわれるほど古い行事です。戦後、新嘗祭は天皇行事とは切り離され、勤労感謝の日となりました。宮中では天皇陛下が賢所で奉仕します。

 世界一マシな国である、我が国日本。そこで生まれ育った私を含め、みんなで日本の歴史を考えてみるのもよいのかなと思います。今日お仕事の方は、次の休日にでも(^o^)

 さーて、クルマ取りに行こう(^^ゞ

釧路でカジノを推進!→はぁ?

2017-04-22 16:41:36 | 政治経済
 カジノがどれほど日本国を破壊し、取り返しの付かないことになるのか。断片的知識で知っていたものの理路整然と説明できるほどは知りませんでした。私が住んでいた北海道釧路市でもカジノ誘致の動きがありますが、やってはいけないことを周回遅れで(失笑)追いついて「阿寒湖でカジノ」なんて愚の骨頂としかいいようがないですね。

「世界同時 非常事態宣言 ~トランプ以後の激変が始まった!」(ビジネス社)から抜粋します。

(以下、本の50ページから抜粋)

〜中略〜

三橋:やはり、カジノというのはマネーロンダリングの温床です。
渡邉:やりたい放題ですよ。
 恐らく日本人の多くはカジノの仕組みすら知らないと思うんですが、カジノのチップというのは、カジノ管理委員会という公の機関が管理します。米国だったら州が管理する形で、銀行口座に預託金を積んで、預託金に該当する額のチップを発行する。現金と一緒です。
 では、なぜカジノでマネーロンダリングがやりたい放題なのか。チップには一番高額なものだと10万ドルのチップなんてのもある。1枚で1000万円です。10枚で一億円。これをカジノの中で手渡ししてしまったらもうわからなくなる。だからマネーロンダリングがやりやすい。
 実際にマネーロンダリングが行われていたケースでは、中国の特別行政区のマカオにある中規模銀行バンコデルタアジアが有名です。この銀行は北朝鮮が貿易決済や外貨取引で利用していたのですが、2005年に米国からマネーロンダリングを疑われ、金融制裁を喰らって破綻危機に陥って国有化されました。
 北朝鮮関係者による米国ドル偽造や麻薬密輸、高級外国タバコ偽造などへの関与を疑われたからです。カジノでチップに両替して、そのチップを渡して、商品をもらう。チップを受け取った側は「カジノで勝った」といって銀行に持って行けば現金が手に入るわけです。ようするに、北朝鮮の武器代金の決済に使われていたからです。代金をカジノで両替して、そのチップを渡して、武器を受け取るというやりかたです。チップを受け取った側は「カジノで勝った」と言って銀行に持って行けば現金が手に入るという仕組みです。
三橋:逆もそうですね。例えば賄賂を渡した方は、「カジノですってしまいました」と言えばいいわけだから。非常に便利なシステムです(笑)
渡邉:さらに国際的なカジノチェーンの場合は、ハイローラー向けの口座というのも用意されている。たとえば日本のカジノでハイローラー口座にお金を入れる。そうすると海外のカジノチェーンでそのままチップとして引き出せる。つまり、カジノチェーンが地下銀行としても機能してしまうんです。つまり、外為法の規制逃れに使えるんですよ。
 これが一番問題なのは、例えばマルハンがカジノを日本に開くとしましょう。そうなってくると、北朝鮮への経済制裁だって、骨抜きになりかねない。パチンコ産業には、かなりそういう資金が入ってますから。
 日本の官僚、あるいは政治家の中で、こうしたカジノの仕組みを知ってる人はいるんでしょうか? 今私が説明した程度のカジノの仕組みですら、日本人の99%は知らないと思います。こんな状態で作ったら、穴だらけの法律ができるに決まっているわけでね。海のものとも山のものともわからないものをやる、やらないという議論自体がまずおかしいんですよ。

※ハイローラーとは超大口顧客のこと。大半はアジアに存在する


(抜粋終わり)

 カジノを作っても良いことは何も無いということを、1人でも多くの人が共有する必要があると思います。