とみぞうのお気楽ブログ

クルマ、日本、北海道を愛する生粋の道産子50歳♂です。カバー画像は、PC版は増毛駅、スマホ版は733系電車の大谷ver.

2013年を振り返って

2013-12-31 10:58:20 | 日記
 あと少しで今年も終わりますね。

 自分は何をしているかというと、一昨日あたりから自分の脳みそが稼働停止状態になっているようで、なにかをしようという気が起きません。ただ、年末年始は太りやすいというのを思い出し、昨日は運動不足解消のため1時間ほど近所を散歩。速めに歩いたので結構汗が出ました。

 ということで、ブログを書く気力もあまりないので、今年最後のエントリは軽いノリでいきましょう。
 
 今年の我が国は、何とかまっとうな日本国になろうとするために、ひとまず方向は変えることができたといえるでしょう。唯一「経済」が歯がゆい感じですけど、そこは慌てすぎないこと。どんな優秀な政治家であったとしても色々なしがらみがあります。ゆっくり中韓の外堀を埋めてからでは遅くないでしょう。それにしても靖国参拝はGJでしたね。騒ぐ人たち(中韓や朝日新聞等のマズゴミ)は、騒げば騒ぐほど自分のアホさ加減をさらしていることにいつ気づくのでしょうかwww

 ということで、政治経済的な振り返りは他の方におまかせします。いつも私がお世話になっている多くのブログ主さんのうち、いくつか今年の振り返りを下記に掲載させて頂きます。私にとってはどれもうなずける内容でした。特にえい坊主さんの振り返りは思わず吹き出す箇所がいくつかあります

真人さんの今年最後のエントリー → 「今年はよい1年でした」

えい坊主さんの2013年を振り返るシリーズ → 「その1」「その2」「その3」「その4」


(以下、年末の日記)
 28日は自分の誕生日の前夜祭(?)でお隣の町でラーメンを食す(やはたさん)。いつもどおり美味しゅうございました。油分の量が多くも少なくもなくちょうど良い感じ。そして出汁がしっかり出ていて、結構癖になるお店です。チャーシューはとろけるものが人気の昨今ですが、適度な歯ごたえがあってこれはこれで良いのです。なお、おさchiefのお店は夜7時半まで準備中でした。団体さんの予約と思われます。年明けには何とか寄りたいところ。食べたラーメンは以下のとおり。

しょうゆラーメン
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味噌ラーメン
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チャーシュー丼
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 29日は柳月さんでケーキを購入。クリスマスに続いてケーキづくしです(汗)名前は忘れました、、、。サイズが小さめなので、たくさん買っていろんな味が楽しめるのが柳月ケーキの良いところ(^^)

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 DVDを見る。見たのは「96時間リベンジ」(原題は「TAKEN2」。全然邦題と違うし(^0^;))
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 ヒーローの活躍は実際にはあり得ない「超人」なのですが、それが嘘くさく感じないリアルな演出になってます。アクション大好きな自分ですが、結構息詰まる感じ。MIシリーズや007シリーズのように「カッコ良いけどありえねー」とは思わせないのはステキです。

 あとは年末の面白そうな特番を録画して見たいところだけ見るという感じかな。テレビにかじりついているくらいなら、外出するか別なことしたいですから。

 さて、年末最後のお掃除をしたら、dyson君とrumba君のフィルター掃除とトイレ掃除が待っています。あとはRedのDVDを借りて、元日に「Redリターンズ」を映画館に見に行く予定。

(追記)
 何気に愛車を見たら、当て逃げされたのを発見。前バンパー右横です。とりあえずコンパウンドで応急処置。年末だというのに頭に来る(-_-#)
 間違いなく、ケーズデンキ釧路店駐車場だな。逃げた奴に天罰が下ることを願う。

 それではよいお年をお迎えください  (^^)/~~~

(2014.1.1追記)
備忘録:昨日の年越しソバの画像を追加、、、
おつゆは昆布、しいたけ、鰹節でとった出汁としょうゆ&みりんで味付け。肉は豚肉

2013年末の年越しソバ


今年試乗したクルマたちで印象に残ったのは、、、

2013-12-25 21:51:48 | クルマ
 最近は政治ネタが多かった、ていうかあまりにもいろんなことが国内外で起こったモノですから、黙っていられなかったのです。なにはともあれ、今日は久々にクルマの話題です。

 この1年間いろんな車が新発売されました。一車好きな私として、とっても嬉しい1年でしたね。来年もメーカーさんは「運転して楽しい(ハイになる)クルマ」「見てワクワクするクルマ」を我々クルマ好きに提供してもらえるといいな。
 今年も残すところわずか。年内はもう試乗車を運転させていただく機会は無かろうと思います。今年試乗したクルマに順位を付けることはしません。そもそもブログに載せていない車も結構あったりします。オススメできる車は結構あったんですよ。しかし、それを全部列記するのはめんどくさい(笑)ので、私の独断と偏見でいくつか挙げたいと思います。

フォードフォーカス
フォードクーガ
キャディラックATS
マツダアクセラ(*)

 「ゴルフ7シリーズと、ボルボ40及び60シリーズが無いぞ!」と言われそうですが、これって鉄板。つまり結構人を選ばずオススメできる、つまりマニアでも非マニアであっても「良い!」と感じるはずなため、つまんないから外しました。クルマがつまんないわけではなく(かといって、楽しー!と絶叫できないことは確かですがwww)、マニア向けには勧められないということです。

 フォーカスとクーガは過去記事にリンクを張ったのでそちらをお読み下さい。フォーカスはある意味私にとって衝撃的でした。何かクルマが自分の体の一部になったような、コーナーをクリアしていくごとに完全に「ゾーン」に入るような体験はフォーカスのようなFFハッチバック車では初めてだったので。ちなみに福野礼一郎さんが、新型アクセラの2LのAT仕様を山道で乗った試乗記の中で「フォーカスは息をのむような素晴らしさで、カーブを曲がりながら絶叫していた」らしいのですが、「アクセラもそれに負けないくらい良かった。」とのことでした。

 キャディラックATSは、過去の名車となってしまったBMWのE36またはE46系3シリーズを思い出させる、まさにコンパクトFRスポーツセダン(といっても全長4680mmですが)らしい旋回姿勢を表現できるクルマです。かつ、2013年の最新の技術(ハイチューンな2Lターボエンジン、ブレンボのブレーキ、ドイツZF社の電動パワステ等)を名前負けしないようしっかりと走る喜びに使い切ることができています。どこかのブログで見ましたが、決して速いクラウンアスリートではないと自分は思います。実際に試乗してみると、どんどんペースが上がって旋回速度がどんどん速くなるのが体験できるはずです。さらに脳内麻薬がどんどん吹き出してくるのも分かるでしょう。そんなATSを運転したあとに、FRなのにクルマが自転運動をせずリヤタイヤが粘ってあまり動かない、曲がっていてもなんだか人ごとで人工的な上に高額な今のBMW3シリーズ(F30系)や前の3シリーズ(E90系)なんぞは単なる化学調味料てんこ盛りの料理にしか感じないのではないでしょうか。ただ、2014年モデルの3シリーズは結構良いとの情報を得ておりますので、気になる方は試乗してみて下さい。

 アクセラが(*)となっているのは、ほんの20分程度の市街地のみの試乗しかしてないことと(曲がったカーブは1個だけ。あとは交差点の右左折のみ)、しかも運転したのは1.5LのATと、2.0Lハイブリッドのみ。こんなんで良いとか悪いとか言えるわけありませんので、あくまでも注釈付きでオススメということです。旋回姿勢はフォーカスに似た感じ。ともかく一時間以上試乗しないと断言できません。今度レンタカーを借りるなり、なんとか長時間運転してみたいです。

 と簡単ではありますが、今年印象に残ったクルマを紹介していきました。

(来年はどうなるのでしょう)
 まずは日本車メーカーについて。クルマの構成要素で特に大事な「トランスミッションとエンジン」に注目すると、トヨタ、スバル、日産、三菱が「基本的に」CVT一辺倒で今後も進むのを横目に(がっかりですねこれは)、ホンダはというとフィットやヴェゼルでハイブリッドエンジン+DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を世に出してきています。今後はオデッセイにもZFの9速ATを載せることが決定したとの情報がありますし、次期シビックでは小排気量ターボとDCTの組み合わせを販売することを決めているようです。マツダについては、トランスミッションについてはMTを少量販売であっても残しつつ効率の良い通常のステップATをメインに使用。且つ人が楽しいと感じるガソリン及びディーゼルエンジンとボディも組み合わせた「スカイアクティブ全部載せ」のクルマをどんどん展開していくでしょう。実際、最新のマツダのクルマは、他社より最も欧州車に近いです。例えば、ボディ剛性が非常に高い、加速時のスリップロス感が少ない(一部だけCVT車は残ってますので、AT車に限った話です)、走る曲がる止まるの全てが人の感覚に対して「ちょっきり」である→ヒトの感覚にピッタリ合う→人馬一体感を得る→ハイになれる、等です。
 こう見ていくと、マツダとホンダが来年は注目ということになります。今年新発売されたスバル(FO○○、im○○とか)や日産(X-○○)を運転しましたが、やはりCVTがどうしても神経を逆なでする(とは言わないけど違和感がどうしても消せない)ので、買うことは100%ないです。
 レクサスis250-AWDですが、レーザースクリューウェルディングという技術を使ったボディは剛性感高く、トヨタ車っぽくなかったです。これは好印象。その一方、旋回フィールが人工的なところがBMW3にそっくり。それ以外は滑りの多いATとトルクの薄いエンジンでいつものトヨタ車でした。それ以外は印象が薄いクルマでした。トヨタは向こう1年に限っては、欧州車を乗り続ける人たちの心を引き戻せるクルマを出すことはできないでしょう。ただでさえも、このisの価格帯を買うような人たちって輸入車べったりな人が多いですから、よっぽど魅力的な商品でないかぎり「ブランドの壁」は超えられないはずです。だからといって、さらに数年後はどうなるのかまでは私にはわかるはずもありません。

(輸入車)
 新型車がいろいろ出てきます。アウディA3セダン、ゴルフ7ワゴン及びゴルフR、イヴォークの9AT搭載車、シボレーコルベット、ベンツCクラス、フォードフィエスタとマスタング、シトロエンDS 5LS(超カッコ良いですが中国製なのが心配)、BMW-M3とM4、などなど他にもたくさんあります。ほとんどが高額車なため自分には縁が無いですが、それでも車好きな私は楽しみなわけでございます。

 それでは皆さん、来年も楽しいカーライフをお送りください。何も無ければ車ネタは今年は終わりになりそうです。


公共事業悪玉論のバカバカしさ

2013-12-24 20:20:47 | 政治経済
 昨日、藤井聡教授(内閣官房参与)の著書「巨大地震Xデー 南海トラフ地震、首都直下地震に打ち克つ45の国家プログラム 」を読み終えました。感想は後日エントリーしようと思いますが、過去に起きた災害の多さと悲惨さ、今後必ず起こるであろう巨大地震に備えるべきことが多すぎること、、、ホントのことをゲロしますと、一瞬絶望的な気分になりました。すぐに頭を切り換えましたけど。詳しい感想は後日にしまして、まずはこの話題。

 去る12月17日、国土強靱化政策大綱が決定しました。まずはスタートラインに立つことができたということです。
やることは山積みですが、相変わらず中国の機関誌である朝日新聞が何か言ってるようです。→三橋貴明先生の12月18日のエントリーをご覧下さい。
 真人さんもこう言われています「例によって「国の借金ガー!」「公共事業で土建国家ガー!」という嘘つき連中がうるさそうですが、こういった反論はガンガン潰して行きましょうね。」と。ホントそのとおり。
 なんてったって、現在の日本国に財政問題なんぞ存在しませんから。マスゴミは「平成26年度の予算運営は相変わらず厳しい財政運営ガー」とかウソを言ってますが。

 まず、個人的な昔話を。

 1996年(平成8年)1月8日、北海道小樽市にて。

 この日、人口15万人の小樽市で1日で84センチの大雪が降りました。


 人口180万人都市の札幌市と往来できる道路は2本しかありません。一般道である国道5号線と高速道路である札樽自動車道です(鉄道は函館本線が1本)(人口はいずれも当時で概数)。札幌と小樽は通勤圏且つ観光地であり、札幌から更に離れたマチとの間でも多くの大量の物資が出入りしていて、人、クルマ(鉄道は、ほぼ札樽間に限っては多い)の移動はとても多いです。それが一夜にして麻痺してしまったのです。
 前日まで普通の雪景色だったのが、朝起きたら自分のクルマが雪の中に埋もれていて、地面が1m近く持ち上がってました。1mの白い津波が来たことを想像していただければおわかりいただけるかと思います。それくらい、外に出たときの景色を見たときは唖然としました。
 報道を見てみると、雪が降っている真っ最中にクルマを運転した人が「ワイパーをかけても追いつかなく、窓にすごい勢いで雪が積もってきた。視界はどんどんゼロに近づいてきた。」と語っていたのを覚えています。
 私はこの日、あまりの大雪で出勤できなかったのですが、翌日にタクシーで出勤しました。その車内でタクシーの運転手さんに言われたことを今も覚えています。

「幹線道路(国道や高速道路)より生活道路(市道)の除雪を先にやるべきだ!」

 社会人になって間もない自分は、物流がどういうものかあまりわかっておらず、その問いかけに「そ、そうですか、、、」と言うしかありませんでした。ここ10年くらいです。物流の仕組みと重要さを知ることになったのは。今なら「どう考えても幹線道路が先ですよ。裏道だけ除雪して幹線道路を雪で埋もれたままにしても、生きていくのに必要な物資は何も来ませんよ」と答えることができるのですが。

 時は経ち、私が遅まきながら物流の重要性を認識している最中、民主党が政権をとりました。彼らは、人の命がかかっているような「削ってはならぬ予算」がなんなのかはどうでもよく、ひたすらテレビ受けするために予算を削りまくり(テレビのキチガイ編集(官僚の困った顔が映し出される等)を見越して)、徐々に明らかになってきます。いわゆる「仕分けショー」ですね。ともかくテレビの前で「これは削る!」と叫び国民の喝采を浴びる。それが彼らの考えた「政治ごっこ」だったのです。
 文頭で述べた「除雪」。北海道の冬でこれを一切やめてしまうと物流がストップし、下手をすれば(いや、しなくても)死人が出ます。そりゃそうでしょう。暖を取る灯油が突然来なくなり、食料が来なくなるのですから。
 民主党政権はある年の新年度予算で「4月に限っては国道の除雪の予算を付けない」(正確には「一時凍結」だったようです)をリアルにやろうとしました。これは頭がイカれているとしか思えないことです。結果的に国道を管理する国の職員の激しい怒りに触れて予算は付いたみたいです。当然ですよ。先に述べたとおり人の命に関わりますし、毎日絶え間なく運ばれている搾乳したての牛乳は廃棄しなくちゃいけなくなるし、その他多くの甚大な影響が出るわけですから。北海道庁や市町村にこの情報が伝わっていたかどうかは私は知ることができませんでしたが。4月の北海道は場所にも寄りますが、都市部においては概ね雪が溶けきりそうな雰囲気です。しかし、4月上旬に突然の大雪が降ったことは過去に何度もあり、その都度交通が麻痺して除雪車がフル稼働したのを、一北海道民として何度か見てきました。
 こんな学生運動のノリで政治をやってきた反日サヨク民主党がやっと完全なる野党となりました。
 天地災害がしょっちゅう起こる日本という国において、減災の準備に国の予算を使うことに何の問題があるのでしょうか。今年の10月には台風26号(マスゴミが「悲惨な絵」を撮るために伊豆大島に大挙押し寄せたアレです)で死者が出ました。北海道の場合、一昨日に新千歳空港の発着便がほぼすべて運休という事態を引き起こした悪天候、「豪雪」もそのひとつです。
 Aという町とBという町をつなぐ道路は1本で良いのでしょうか。なにも起きないのならそれでもいいのでしょうが、日本はそうではないのです。2本目の道路の種類は、その土地の事情に応じて高速道路でも一般道でも良いでしょうけど、ともかく1本つぶれたとき使える2本目の道を用意しておく必要はどうしたってあるわけです。といいつつ、先進国の中では圧倒的に高速道路は少ないことは事実です。道路行政に関わっていた私の父が30年以上も前から「2本目の道路」を考えていたと言ってました(ただし、交通量予測は今ほど緻密では無く、テキトーだったようですが)。それが今でも「土建行政の復活だ!」とか「いまある道路を拡張すりゃいいじゃねぇか」の声が大きいため、今はなかなか実現していません。
 なおわたくし、恥ずかしながら、日本における道路建設が妥当かどうかを判断する指標がB/C(コストベネフィット)しかないことを知ったのはつい最近です。災害時の迂回道路としての役目とか経済波及効果といった要素は一切考えられておらず、せいぜい「走行時間短縮」「走行経費短縮」「交通事故減少」といった項目くらいしかないのです。
 でも、少しずつ空気が変わってきているような気がするのは私だけでしょうか。

国土交通省道路局などによる「費用便益分析マニュアル」こちら

諸外国の道路事業評価手法こちら

偶然にも本日、国土交通省が福島県の相馬港と八ッ場ダムの事業評価を出してました。B/Cがどちらも6を超えてます。資料は→コチラ


(以下、三橋貴明氏による寄稿の抜粋)
 B/Cとは、コスト・ベネフィット分析(費用便益分析)のことである。道路などの公共インフラを整備する際に、社会・経済的な側面から事業の妥当性を評価するために、費用(Cost)と便益(Benefit)を比較する指標だ。B/C自体は、世界各国で事業評価手法として用いられており、ごく標準的な手法になる。
 ただ、このB/Cの分析手法が、日本は明らかに特殊なのだ。日本の「不思議な」B/C分析は、まずは道路建設から適用が始まり、次第に他の公共投資へと波及していった。

 日本のB/Cは「手法」と「思想」の2つの面が明らかに特殊(他の国と違う)なのだが、まずは手法について考えてみよう。

 日本のB/Cの「B」は、定義は極めて小さく、道路の場合は「走行時間短縮」「走行経費減少」「交通事故減少」の3つに限定される。例えば、道路を建設することで、「地域経済が成長する」「自然災害時のバックアップルートとなる」などは、便益として認められないのだ。
 他の主要国は「走行快適性」「旅行時間信頼性」「騒音」「地域分断の解消」「健康」「雇用増加」「集積による生産性向上」など、様々な直接的、間接的な効果を便益に含めている。ところが、我が国は3つの便益のみなのだ。
 3つの便益以外は認められないとなると、ポイントは「交通量」に絞られてしまう。交通量が少ない区域は、右記の便益が小さくなってしまうわけだ。結果、東北や宮崎県のように交通量が相対的に少ない地域は、B/Cが1を下回ることが多くなり、例えば防災目的であろうとも、道路を建設することは不可能になる。逆に、東京のように渋滞が多い地域は、B/Cが1を越えやすく、予算もつきやすい。
 常識的に考えて、日本のような自然災害大国では、「防災」「自然災害時のバックアップ」などを便益に含めるべきであろう。ところが、現時点の日本のB/C分析では、震災などにおいて「日本国民の安全を守る」役割は、便益としてカウントされていない。

 道路の便益を3つのみに限定する奇妙なB/C分析手法を用いているのは、世界広しといえども我が国だけである。ここまで便益を絞り込んでしまうと、必要最低限の道路さえ整備できなくなってしまう(実際になっている)。
 特に、現行のB/C分析手法を続けると、交通量の少ない地方は見捨てられたのも同然になる。
 また、我が国のB/Cは手法的におかしいことに加え、「思想的」にも奇妙なのだ。そもそもB/Cとは、「この公共事業を実施するか? それともやめるのか?」を決断するための指標ではない。単に「どの事業から予算を付けていくのか?」という、優先順位を決定するための指標なのである。
日本以外の主要国においては、B/Cの「B」は「主要3便益+多様な効果」となり、1を切るなどということは基本的には有り得ない。イギリスなど、B/Cは常に3を上回るのが普通である。B/Cが3を上回る各事業の「どれから整備をするか」を判断するために、B/Cを使用しているに過ぎないのだ。
2011年3月11日の東日本大震災の際、震災の6日前に開通したばかりの高速道路「釜石山田道路」が、被災した多くの住民の命を救った。海岸沿いの道路が通行不能になったにもかかわらず、釜石山田道路が開通していたことで、釜石北部の住民たちが徒歩で市内に避難することができたのである。
 現地の被災者を救った釜石山田道路は、現在は「命の道」と呼ばれている。本道路のB/Cは、実に1.01であった。まさにギリギリのB/Cで建設されたわけだが、震災時に「住民の生命を救う」ことは「B(便益)」の中に含まれていない。

 読者は本件について、いかなる感想を抱いただろうか。

(抜粋終わり)


【マスゴミ】回答できない自由を発動中www

2013-12-23 17:48:56 | 政治経済
 特定秘密保護法案を批判するマスゴミに対する反論を自民党が出しました。それに対して明確な回答をしてません。さすが「報道しない自由」、ていうかそれもマスゴミさんのいう「特定秘密(笑)」なんでしょうか。

自民党「一部の新聞は誤情報を流して国民を不安に陥れている」秘密法報道に反論文書、東京新聞など27カ所批判→東京新聞「根拠に疑問点が多く、一方的な批判になっている」

1:伊勢うどんφ ★:2013/12/23(月) 10:51:36.55 ID:???i
自民党は特定秘密保護法に批判的な記事に反論する文書をつくり所属の国会議員に配布した。
東京新聞を含め「一部の新聞は誤情報を流して国民を不安に陥れている」と指摘しているが、
根拠に疑問点が多く、一方的な批判になっている。 

文書は「特定秘密保護法に関する誤った新聞報道への反論」との題名で、A4判五枚の本文と
八枚の別紙からなる。本文は、法律の問題点を指摘する報道を批判し「急きょ、こうした新聞の
誤った報道に惑わされないために反論を作成した」と説明している。

別紙は本紙と朝日新聞、毎日新聞の記事の二十七カ所を抜粋し、二十三本にまとめて反論を掲載。

すべて記事の法解釈について「事実に反する」などと否定しているが、根拠は政府側の国会答弁など
従来の主張を繰り返すにとどまっている。

法成立後、内閣支持率が急落し、政府・自民党は説明資料の作成や説明会の開催などを検討している。

今回の文書は党政務調査会の事務局が作成。議員が地元で有権者に説明する際の参考資料とみられる。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013122302000139.html



18:名無しさん@13周年:2013/12/23(月) 10:59:05.26 ID:Re58mFlg0
反撃きたあああ


22:名無しさん@13周年:2013/12/23(月) 11:00:54.03 ID:TE6LCnhN0
内容示せよ。それこそが報道機関の役目だろうが


26:名無しさん@13周年:2013/12/23(月) 11:02:24.80 ID:je0DL+C00
知りたいのは新聞の主張じゃない。自民党の反論の内容だ。
なぜ全文を載せて読者の判断を待たない


190:名無しさん@13周年:2013/12/23(月) 11:33:20.55 ID:MhQgBdig0
>根拠に疑問点が多く、一方的な批判になっている。

じゃあ公開してくれ
内容を見せずに一方的だと言われても判断できない


191:名無しさん@13周年:2013/12/23(月) 11:33:31.02 ID:IoVYU4Kx0
>>1
文書の全文を紹介せずに一方的に批判してる点は東京新聞も同罪ですな。


92:名無しさん@13周年:2013/12/23(月) 11:13:32.84 ID:2cuJSXc+0
ここまで画像なし
1.jpg2.jpg3.jpg4.jpg5.jpg6.jpg7.jpg8.jpg




157:名無しさん@13周年:2013/12/23(月) 11:25:38.17 ID:+O6G0O0q0
>>92
誤りを指摘された新聞社はどう反論するんだろう
この反論文書は記事に載せず、そんなの関係ねぇ報道の自由だ何だと煙に巻くのかなw


127:名無しさん@13周年:2013/12/23(月) 11:20:35.86 ID:1mhMPammP
反論できないから新聞社は公表しないんでしょ


95:名無しさん@13周年:2013/12/23(月) 11:13:54.63 ID:gXi4ZEaq0
自民党の反論文書を特集して全面掲載すれば、朝日新聞を評価するのだが。


104:名無しさん@13周年:2013/12/23(月) 11:15:12.63 ID:csCYqRCG0
批判文書の内容については特定秘密のため公開出来ません

岡田新聞


110:名無しさん@13周年:2013/12/23(月) 11:16:08.46 ID:ZHn4xNEG0
>根拠は政府側の国会答弁など従来の主張を繰り返すにとどまっている。

マスゴミは、その国会答弁を報道していない。
報道しないと言うより、ガン無視して、無かったことのようにしてデマを流した。


146:(。・_・。)ノ ◆jN6K3cbEWjLT :2013/12/23(月) 11:23:10.40 ID:/cE8iFy/0
反日記事を書いた記者の名前を是非とも知りたい
国民の知る権利にマスゴミは応えるべきだよな?w


151:名無しさん@13周年:2013/12/23(月) 11:24:32.12 ID:WmsVtqQg0
確かに今回の法案のねらい(監視対象)は、
そもそも一般国民じゃないからな。

① 国会議員の監視 ← 重要(民主党、社民党、共産党議員等)
② 官僚、特に外務省の監視 ← 孫崎みたいな奴
③ 警察の監視
④ 自衛隊の監視
⑤ 売国メディアの監視 ← はいコレ、テスト出ますよ!

だからね~。売国メディアは必死こいて反論するわな。
ざまぁw!


158:名無しさん@13周年:2013/12/23(月) 11:25:44.88 ID:zcktfRxu0
全部載せた上でさらに反論書くのが
国民の知る権利に適してると思うがね


178:名無しさん@13周年:2013/12/23(月) 11:30:56.63 ID:tdLoe+cx0
朝日、毎日、東京新聞よ。
お前ら名指しで宣戦布告されたんだぞ。
理解してんのか?

適当にお茶を濁して隠滅か?
ご都合新聞も大概にしとけ。


194:名無しさん@13周年:2013/12/23(月) 11:34:14.65 ID:1CSdpTjgO
震えて眠れ


195:名無しさん@13周年:2013/12/23(月) 11:34:24.87 ID:xrIzGkbu0
反論を掲載しないのはマスコミの自由wwwwwwwww
クズすぎ


 北海道新聞さんも何か言ってほしいです。

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 そういえば、アメリカにおける山口組幹部(大半が在日朝鮮人)の資産凍結の情報を聞いてはいましたが、それに対する報道各社の報道を比較まではしてませんでした。それを示して下さったのはTtensanさん(パチンコ屋の倒産を応援するブログ)です。いつも参考にさせて頂いているのですが、今回も非常にわかりやすく記事にされてます。是非ご一読下さい。