とみぞうのお気楽ブログ

クルマ、日本、北海道を愛する生粋の道産子50歳♂です。カバー画像は、PC版は増毛駅、スマホ版は733系電車の大谷ver.

C-HR(S-T“GR-SPORT”6MT)に乗ってみた

2019-11-18 06:57:00 | クルマ
 C-HRのマニュアルトランスミッションに関して、全く盛り上がっていないように見えます。非力だからとかデザインが飽きられたとか色々あるでしょうが、ここでは省略します。そもそも派手な見た目と違って、中身は実用車のスペックですからね。私はそれでいいんですけど、納得できない人も相当数いそうです。

 さて、今回MT車を試乗はできたものの、タイヤがスタッドレスタイヤであり、断定的なことは言えません。ハンドルの切り始め、コーナリング時の挙動、不正路面を通過した時に乗員に与える乗り心地の印象、なんかが大きく変わってきますので。
 これは最近のトヨタ車の傾向ですが、ハンドリングが悪い意味で中立がない(N感がない)、森慶太さんの言葉を借りると「HGR」、ハンドル切ったらすぐにぐらっとロールするあれです。スタッドレスタイヤだとこの欠点が隠れます。
 欠点ばかり書くのもなんですが、カックンブレーキ気味であることも挙げておきます。マツダCX-30のペダルフィールの何が素晴らしいかというと、Bペダルを踏み込んでもガチッとした岩を踏んだような反力、ペダルがぐにゅーっと入り込まないので踏力で調整できる、剛性感が高くて減速Gをきめ細かくコントロールできるあのブレーキフィールです。これは慣れるとホントにいいです。
 もう一つ、GRのスポーツシートは固いです。どっちかというとしなやかな足回りとパワフルではないエンジンからすると、シートの固さが全体の印象からどうにも目立ってしまうのです。通常のシートでいいんじゃないかなぁ。

 それでもCVTのC-HRと今回の6MTで乗り比べれば、加速時の印象はまるで別物であり、速度管理のしやすさとブレースの追加による剛性感の多少の向上もあり、欧州車と同じではなくとも、まずまず近づいているかなと感じました。

 GRグレードではなく、通常のS-TかG-Tの6MTでセンターブレースだけつければいいんじゃないかと思いましたが、乗ったわけではないのでなんとも言えません。

 こうなると、ヤリスの6MTが気になります。本日時点で、試乗の様子が動画で見れますが皆さん楽しそう。すべてサーキット限定なので、公道でどうなるか見ものです。