つい最近発売されたばかりの、トヨタクラウンマジェスタ。5代目(つまり先代)のS200型と呼ばれるマジェスタについては、私が購読している有料メルマガ「モータージャーナル」で、沢村慎太朗先生が「他の人間がどう言ってるか知らないが、自分の評価軸の中ではイチオシのトヨタ車は(先代)マジェスタ」と言ってました。どうやら実験部隊の人が、スバルの辰巳英二さんの弟子系列の方らしく、なんでもマイカーがスーパーセブンとスバルWRX-RAを所有してラリージャパンにも出てるとのこと。そんな人が、ふにゃっとしたマジェスタの開発に関わっているとは驚きです。なお、沢村さんは新型にはまだ試乗されていないようですが、速く感想を聞きたいところです。
自分は先代のFRモデルとつい最近、新型にも試乗させてもらいました。乗ったのはハイブリッドFパッケージです。本革シートはF10系BMWの5シリーズに標準で着いているモノより遥かに上質。これだけでも「いいなぁ」と思いましたよ。ていうか、BMWにあんなゴワゴワした安っぽい皮シート付けるなら、アルカンターラの上質なものを付けた方がよっぽど良いと思うのですけど。内装のデザインは、「まさしく日本国内専用車」といった具合ですが、先代よりおもちゃ臭さがぬぐい去られたように感じました。
実際運転してみると、町乗りを少々飛ばし気味に走っただけで、時間も短かったため偉そうなことは言えませんが、少なくとも滑るような乗り心地。後部座席に座った嫁さんも「跳ねたり揺れたりとかはあまり感じない」とのこと。
アクセルを踏むと、欧州車のようにトルクがガツンと来るでもなく、いつの間にかみなぎるようなトルクがわき出る感じとでも言うのでしょうか。音が静かすぎてCVTの違和感はあまり感じませんでした。ブレーキには対向4ピストンブレーキ(フロントのみ)をおごっているせいか、非常に剛性感のあるペダルタッチとともに、ガッチリと効きます。それも前のめりにならない、すっと沈むような感じです。
ステアリングですが、あまりカーブを廻ってないので何とも言えませんが、5mの全長があるとは思えない、自然なコーナリングだった気がします。電動パワステなので味は薄味ですが、山道を走って何個ものコーナーを駆け抜けると、薄味であってもリズムがキチンと取れる場合もあります。これは実際に試さないと何とも言えません。
バネやダンパーの動きも、非常にしなやかで、且つ剛性感を感じるもので、ボディの剛性も高いこともあり、これは高速道路なんかもきっちり走れそうな予感がしました。
そんな感じで、久しぶりにじっくり乗ってみたいトヨタ車に出会うことができました。高額で買うことはできないけど、3年後に中古で買うのも良いかな?と思いました。それくらい、良い印象で今回の試乗を終えることができました。
自分は先代のFRモデルとつい最近、新型にも試乗させてもらいました。乗ったのはハイブリッドFパッケージです。本革シートはF10系BMWの5シリーズに標準で着いているモノより遥かに上質。これだけでも「いいなぁ」と思いましたよ。ていうか、BMWにあんなゴワゴワした安っぽい皮シート付けるなら、アルカンターラの上質なものを付けた方がよっぽど良いと思うのですけど。内装のデザインは、「まさしく日本国内専用車」といった具合ですが、先代よりおもちゃ臭さがぬぐい去られたように感じました。
実際運転してみると、町乗りを少々飛ばし気味に走っただけで、時間も短かったため偉そうなことは言えませんが、少なくとも滑るような乗り心地。後部座席に座った嫁さんも「跳ねたり揺れたりとかはあまり感じない」とのこと。
アクセルを踏むと、欧州車のようにトルクがガツンと来るでもなく、いつの間にかみなぎるようなトルクがわき出る感じとでも言うのでしょうか。音が静かすぎてCVTの違和感はあまり感じませんでした。ブレーキには対向4ピストンブレーキ(フロントのみ)をおごっているせいか、非常に剛性感のあるペダルタッチとともに、ガッチリと効きます。それも前のめりにならない、すっと沈むような感じです。
ステアリングですが、あまりカーブを廻ってないので何とも言えませんが、5mの全長があるとは思えない、自然なコーナリングだった気がします。電動パワステなので味は薄味ですが、山道を走って何個ものコーナーを駆け抜けると、薄味であってもリズムがキチンと取れる場合もあります。これは実際に試さないと何とも言えません。
バネやダンパーの動きも、非常にしなやかで、且つ剛性感を感じるもので、ボディの剛性も高いこともあり、これは高速道路なんかもきっちり走れそうな予感がしました。
そんな感じで、久しぶりにじっくり乗ってみたいトヨタ車に出会うことができました。高額で買うことはできないけど、3年後に中古で買うのも良いかな?と思いました。それくらい、良い印象で今回の試乗を終えることができました。