4月末にめでたく納車になった、うちのフィエスタ。なーんにも不満ないです。
もちろんBセグメントですから、VWゴルフやAUDIのA3、同じ欧州フォードならフォーカスなんかと比べると全てにおいて格落ち。でも「経費削減」という至上命題をクリアしているうえ、普段はドライバーの感情をむやみに盛り上げない「NHK(ノホホンと快適:by森慶太さん)」度は非常に高くて、高級料理と言うよりは美味しい白米やミネラルウォーターという感じ。沢村慎太朗さん風に言えば、最新のMINI試乗記のように「毎日が文化祭」といった過剰な演出もない(ドライブフィールのことでしょう)。ドギャーッとコーナーを攻めるときも頭に血がのぼらないままそれができてしまう。きわめて運転手の気分を穏やかにしてくれます。また、最近のVWのように「どうですか、カネかかってるでしょ~?」もない。
タイヤノイズは結構大きめですが、今回のフィエスタいいですよ。うーん、欧州フォード、後ろ向きの動機から始まったフィエスタ購入。結構良い決断だったんですね。「命を預けられるクルマはそうそうないですよ」とは欧州フォードモンデオにお乗りだった森慶太さんの知人の方のお話。公道最速ドライバーだったその方がそう言うのなら間違いないんでしょう。
実は最近、以前のように新型車が出るたび、狂ったようにディーラーさんにおじゃまして試乗をするという気がほとんど薄れてしまいました。500万円から1000万円クラスの高額車、ポルシェ911、ジャガーFタイプ、レンジローバースポーツ、メルセデスEクラス、BMW5シリーズやX3、X5、シボレーコルベット、ちょっと安めでマスタング、ジープチェロキーなどなど。以前ならこれらを片っ端から試乗して歩いてたはずなのですが、カネをセーブするという理由でクルマを買え換えてからは、どうにも試乗意欲が出ないのです。
先日もアウディA3セダン(前輪駆動1.4Lターボ)の試乗車の運転席に座るところまではいきましたが「今度時間のあるとき試乗させて下さい」(ホントは時間があったのにもかかわらず)と言ってその場を去ってしまったくらい。
そもそも、公私ともに忙しかったというのもありますが、購入してから2ヶ月経過しようとしているのに2000km走れてません。ほとんどが納車した日と実家から自宅に戻ったときに稼いだ分ですから、実質ほとんど乗ってないということです。通勤も自転車orバスですし。
時間が経てばいろんなクルマを運転したい!という情熱が復活するんでしょうけど、今のところそれは無さそうです。今自分の中で盛り上がっているのは、夏休みの旅行計画。江戸の歴史探訪、伊勢神宮、出雲大社といった日本の歴史を見て歩きたいんです。さー、クルマ熱が復活するのはいつになるんでしょう(笑)