シアタークリエ5周年イベント「ONE-HEART MUSICAL FESTIVAL」を観てきました。
今年の観劇は5月に『エリザベート』でマテ・カマラスのトートにハマり、「もう1回観たい」と9月に大阪公演を観に行き、「あの感動を再び味わいたい
」と10月にウィーン版エリザベートコンサートに行って・・・と、マテに夢中になってました。そうなると今年の締めはもちろんマテでしょう
、そして忘れちゃいけない武田真治さんもね
、ってことでシアタークリエに行ってきたわけです。
1幕はシアタークリエで上演されたミュージカルナンバー、2幕は誰もが知ってるミュージカルの人気ナンバーで構成されてます。私が劇場で見た作品からは『ブラッド・ブラザーズ』『ハムレット』『ゾロ』『ミーアンドマイガール』『ダンス・オブ・バンパイア』『ルドルフ』『エリザベート』『モーツアルト』『ラ・カージュ・オ・フォール』・・・だったかな。キャストの組み合わせの関係があるかもしれないけれど、「この作品ならこっちの曲を歌って欲しかったぁ」とか「なんで、この作品ばっかり、こんなに歌うの??」とか「デュエットナンバーが少な過ぎる
」とか思わないわけではなかったけれど、いいんです。期待していたあの3曲と思いがけない1曲が聴けたから
。あの4曲が聴けただけで私は満足です。
まず、期待していた2曲は『ブラッド・ブラザーズ』の「長い長い日曜日」と「あいつ」。真治さんと岡田さんが出演されるということは、絶対この曲を歌うと思っていたけれど、久しぶりに聞いたブラッドブラザーズ・ナンバーは感涙もの。真治さんはサックス吹きながら歌っちゃうという、凄まじい肺活量を披露しながらのパフォーマンス。本日の真治さん、ビジュアルも声も最高でした
。とっても美しかったです
。ブラッドブラザーズは話がおもしろいし、真治さんのミッキーがまた見たいので、ぜひぜひ再演してほしい。
期待していたもう1曲はもちろんマテ。『エリザベート』の「闇が広がる」です。 ルドルフパートはスペシャルゲストのチョン・ドンソクさん。ドンソクさんは他に『ハムレット』『ルドルフ』『モーツアルト』のナンバーを歌っていました。「闇が広がる」を含めて、全て井上芳雄くんが歌っていたナンバーですね。芳雄クンよりは声が太い印象ですが、甘く優しい歌声で高音も響いてました。そんなドンソクさんとマテの「闇が広がる」は力強くて圧倒的。あの時間だけはエリザベートの世界に浸れました。やっぱり「闇が広がる」はドイツ語がいいな、と改めて思いましたけど。
そして、思いがけない1曲は『プリシラ』の「GO WEST」。石丸幹二さん、小野田龍之介くん、そして真治さんの3人による歌とダンス。真治さんが、とにかく可愛かった。一所懸命踊ってる真治さんがねぇ・・・可愛かったんですよ
。衣装も良かったしねぇ。
終演後、友人Jと真治さんとマテについて語って、お別れした5分後にJからメール。何だと思ったら「来年5月、スウィーニー・トッドの最終公演。真治のトビーに会えるぞ!!」との嬉しいお知らせ。来年も楽しくなりそうだわ
。