本日も行ってまいりました。シアタークリエ5周年のミュージカルコンサート。
ぶっちゃけ、27日よりも今日の方がおもしろかったぁぁぁっっ
それは、なぜって、あの方の掴みがヨカッタからでしょう。スペシャルゲストのチョン・ドンソクの隣に立っても引けをとらない抜群のスタイルを持ちながら(むしろ勝ってるかも)、マテ・カマラスの捨て身のコントよりも笑いを取ってしまうあの方です(いや、マテもホントにおもしろいんだけどね
)。そうです、新納慎也さんです
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今日のオープニング・コメントはウエディング・シンガーのロビーに扮した井上芳雄クン。・・・ということは、「1曲目はもしかしたら・・・??」と期待していたら・・・やったぁウエディング・シンガーのテーマソングだぁ(ちなみに27日はこの曲は入っていませんでした)。この曲はすごく気分が上がってハッピーな気持ちになれるので、今回のようなイベントのオープニングにはぴったり。で、この曲で登場したのがニイロさん。イントロから客席とステージが一体になってお祭り状態
。このノリのまま、今日のコンサートはエンディングまで突っ走っていったので、オープニングで客席を盛り上げたニイロさんの力はスゴい
今日の公演を選んだ理由が「真治さんとニイロさんが共演するところが見たい」ってことだったのだけど、あの曲でその願いが叶いました。プリシラの「GO WEST」。ニイロさん、さすがのドラッグクイーンっぷり。ニイロさんには、こういう濃ゆいキャラを期待しちゃいます。でも濃ゆさだけじゃなくて、期待を裏切らないパフォーマンスとクオリティの高さがニイロさんの魅力。芳雄ロビーもいいけど、ニイロロビーもぜひ見たい!!そして、『ラ・カージュ・オ・フォール』の「ありのままの私」はニイロさんの作品への愛が伝わってきて感動しました
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それから、まさかの石井一孝&涼風真世による『ウエスト・サイド・ストーリー』の「トゥナイト」。5周年記念のイベントだもの、こういうのを待ってたんです
こういうのが見たかったんです
歌が素晴らしかったのはもちろんですが、この曲の涼風さんの衣装がとても素敵でした。白い細身のドレスで涼風さんの可愛らしい雰囲気にぴったりでした。
公演を数回行って緊張が解けてきたのか、それとも夜公演だったからかはわからないけど、お目当ての「ブラッド・ブラザーズ」パートと「闇が広がる」がグレーッドアップしてました。たった2日で、こんなに変わっちゃうの
ってくらい。
公演から時間が経つと、曲は歌えても、その時に演じたキャラクターになりきるには難しい部分があると思うけど、今夜の真治さんと岡田さんを見ていたら、2年前に見たミッキーとエディを思い出し、いろいろなシーンが蘇ってきました。
「闇が広がる」はマテ&ドンソクの世界が出来あがってきてます。エリザベートを観賞しているとエリザベートの世界が舞台上から客席に流れ込んできて一気にのみ込まれるような錯覚に落ちるのだけど、今夜は久々にその感覚を味わいました。2人の圧倒的な歌声と共にトートとルドルフの妖しい駆け引きが見えてきたんですよねぇ。この2人、最終日にはどうなっちゃうんでしょう?次回のエリザベート再演時、マテトート&ドンソクルド誕生・・・有りかも。
今夜のコンサートが今年最後の劇場公演。そういえば今年最初の観劇は『ラ・カージュ・オ・フォール』だった。ニイロさんで始まってニイロさんで締め・・・2012年、ハッピーで濃ゆい1年でした
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