昨年秋からBS日テレで放映中の華流ドラマ『五月に降る雪』。主演はF4のケン・チュウ。
ケン・チュウ、足は長いけど顔があまり好きじゃないの・・・って思ってたし、そんなに話に期待してなかったので録画はしてたけど全然見てなかったの。
で、年末年始休に1話を見たら思いのほかハマってしまい、録画分を一気に見てしまった。
建設会社の御曹司チアシュンが用地買収のため、身分を隠して買収予定地の農場に滞在。そこで出会った女の子ティンタンに恋をして・・・という話なんだけど、この御曹司と農場で働く女の子の恋愛は簡単には進まない。建設会社は倒産寸前、出資と引き換えにチアシュンに結婚を迫る大会社の令嬢パオアル。純粋なティンタンを一途に想うアータイ(自動車メーカーの社長)。ティンタンは幼少時代に親に捨てられて施設で育った女の子で、まぁティンタン以外の主要キャラは全員社長というスゴイ設定のドラマなのです。
ティンタンを深く愛するようになったチアシュンはティンタンと農場を守るためにパオアルと結婚することを決め、ティンタンと別れます。そんなティンタンに手を差し伸べるのはアータイで・・・ってところで、録画分終了。
続きが気になるじゃないかってことで、DVDをレンラルして全話鑑賞。
が途中まで、あんなにおもしろかったのに何なんだ、あのラストは
華流ドラマや韓流ドラマは最終回直前までがおもしろい、と常々思っている私だけど、このドラマは最終回直前のピーク寸前で終わってしまった感じ。
と、いうのもラスト4話でチアシュンとティンタンの主人公2人は接触しない。2人が同じ画面に登場することが無い。見終わった後は「え~っっ??これで終わり
」という何とも言えない気分。制作側で何かあったんですかねぇ??
「五月の雪」と言われる油桐花(ヨウトンファ)が美しく咲く苗栗村が舞台になっていて、「満開の小路で再会した恋人達は油桐花の祝福を受けて永遠に結ばれる」という伝説がドラマのベースになっているのだけど、あのラストでは何もわからない。「・・・で、再会したの?」「・・・で、結ばれたの?」と消化不良気味のままDVDを返しに行ってきました。
途中までは、ホントにおもしろかっただけに、すっごく残念。その後のことは想像にお任せします・・・っていう余韻を残すエンディングにしたのかなぁ。でも話が急展開してから最終話まで主人公2人が一切絡まないまま終話っていうことを連続ドラマでやられちゃうと、見てる方がツラくなっちゃうよ。TVドラマはわかりやすい演出の方が良いですね