憑かないらしい

職場に見えなくてもいいモノが見えてしまう人がいます。

幼少期からだそうで、先日も知り合いが亡くなった際に「私の家族に伝えてほしいことがある」と、その亡くなった方が仕事中の彼女のデスク横に立っていたそうです。「へ～・・・」とみんなで聞いてたけど、私達は気付かなかっただけで霊が同じ部屋にいたってことなんだよね。

同僚のMさんとNさんは憑かれやすい体質のようで、「肩が重くなったり、夜寝付けない時は『私のところに来ても何もできませんよ』と念じて自分の肩を優しく払ってあげてください」との助言を受けていました。

ちょっと怖いけれど興味の方が勝っちゃったので、「私はどうかしら？？」と彼女に聞いてみました。「何か特別なものが憑いていたり、本格的に御払いが必要だったとしても、驚かないので正直に話してほしい。」と彼女にお願いしたところ

『nitomoさんはねぇ・・・憑けないの。強いから。』

と、不思議なお答えをもらった。

「あぁ、何にも憑いてないってことだね。守護霊が強いのかな？」

と、聞いたら

『そうじゃなくてね、「憑いてない」とか「憑かない」とかじゃなくて「憑けない」の。nitomoさんのオーラが強くて。羨ましいなぁ・・・。』

って、ことでした。いや、確かに自分が知らない間に目に見えないモノが憑くのは怖いけど、「憑けない」って表現は少し哀しい。羨ましがられてもねぇ・・・。