昨日、川辺川ダムの白紙撤回を県知事が決意表明!
これで、ひとまず、球磨川の天然鮎は生き延びた!
25年前の事です。 球磨川の天然鮎を手に入れるのは、大変でした。
いくつかのツテを頼ってやっと入っても、その当時の流通では無理がありました。
着いた時には、もう、腹が軟らかくなっていて、焼くと無惨な姿になるのです。
そして、時は流れ・・・ ある夏の日、突然電話が鳴りました。
「 マスター、俺たい。 今、川の中に居る(!)、 鮎は何キロぐらい要るね? 」
ヒゲは、一瞬絶句しました。
鮎は、片手から両手(10本)までの単位しかなかったんです。
夕刻五時頃に到着した鮎は、それは、それは見事な鮮度でした。
ヒゲの天然鮎料理の勉強がスタートしました。
先ずは塩焼き ・・・
養殖物みたいに、何のためらいもなく串打って焼くという訳にはまいりません。
天然物は、大きさによって、なんと鱗(うろこ)を落とさねばなりません。
その他にも、腹わたの砂の噛み具合を確認する作業も。
刺し身・干し物・寿司用と、短い時間の内に振り分けて、楽しむんです。
所が、天然鮎料理を出す、市内では貴重な店を失くしてしまいました。
絶好のチャンスを頂いた、鮎漁師 ・ HANZOU様 & GO様、 ゴメンナサイ!!
そして、御客様方もすみません。