田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

ありがたや??ユーセイと規制緩和

2009-06-06 19:27:53 | ヒゲの毒舌
「 ユーセイ、ユーセイ 」 と絶叫され、信じ込んで一票を投じた我ら。
その結果、日本人は、ほんのチョットでも幸せになったのかい?
竹蔵仲間の不正格安譲渡事件で、 “ かんぽの宿 ” が完膚なきまでに
責められてたし、障害者制度悪用事件もあっている。

20余年前、浪やんが田園に入社した頃です。
まだ、酒は10本入り単位の木箱で運ばれていた時代。
浪やん  「 マスター、こんお酒は新聞で包んであっですよ?? 」
ヒ ゲ   「 陽 (日光) が直接当たらん様にしてあっとタイ。 」

それから一年後、熊本の酒メーカーさん達からカウンターに予約が入りました。
その当時、新潟の酒は、田園でしか飲めません。
それで、担当者が集まって、試飲して勉強会をやろうと。
まず、ビックリされたのが、佐渡の一升瓶入りの大吟醸酒。
  「 この質で、価格は? 」
  「 三千円 ( 仕入れ値 ) チョットです。 」
  「 (一同) エーッツ?!  」
ヒゲも一緒に 「 これって、ツケ香でしょうか? 」
         「 グラスに注いで、一時間放置してみましょうか! 」
・・・ 一時間後、香りが残っているではありませんか!
再び、一同で 「 はぁーつ?! すごい! 」 

そうこうしている時、 あるメーカーさんが、ヒゲをそーっと呼びました。
   「 あのー、ウチの酒が冷蔵庫のあそこ  に置いてあるでしょう。
     よかったら、蛍光灯からもっと離れた所に置いてもらえませんか? 」
ヒゲ 「 ウチの管理では、点灯するのは、5時から11時の短い時間です。
     回転も速いですし、置く位置も移動させていますからね。
     気をつけておきます。  」 

時は流れ、ありがたい規制緩和 ・・・
石を投げれば、タクシー ・ コンビニ ・ スーパーに当たる時代。
ついでに、酒も誰でも売ってよいよと。
そして、今 ・・・ スーパー入口には、沢山の日本酒 ・ ワインがガラス越しに
陽光注ぐ棚に日ざらし並んでおります。

最近、喜ばしい事に、ホッとするニュースも入ってきましたが。

                  
球磨焼酎・豊永蔵さんが、紫外線防止の為、新聞紙で包装始めた!
右の写真・磯自慢 (静岡) さんは、20余年前から御覧の通りのアルミ箔での
包装でしたけどね。 本醸造酒でも!

それにしても、日本はいつの間に、こんな銭儲け第一主義の品格の無い国に
成り下がったのか?
そして又、今日からは、コンビニでも、薬もブツ(?)でもさばいてよいと ・・・

こんな醜い夜は、カラオケで谷村新司でも歌おうか?
  なに~も  いいこと~が  なか~ぁった  このぉ~ 日本で 
せめ~て 一矢の~ ムク~イと~   共産党に票を~ 投げ~入れて~

            

コメント
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