「 マスタァー、ここにあっとタイ。 」 夜中、S村所長と車を停めた所で ・・・
自衛隊の正門、左の一本目から数えて五番目の桜の樹。
その樹に、お目当ての 『 天然のサクランボ 』 がなるんです。
小躍りしながら、しかし、場所が場所だけに用心しながら、有難く頂きました。
明日、どの常連さんの前菜に使おうかと考えながら ・・・ 。
味はマァ、甘くもなく酸っぱい、黄色いサクランボーか。
我々日本人は、もう忘れかけている・・・
登山の途中で見つけた野イチゴのほの甘さが嬉しかったことを。
京都 『 吉兆 』 の影響なのでしょうか、ヒゲは野性の果実を前菜に使いたがります。
桑の実やグミの実等、皆んな持って来てくれるようになりました。
ある日は、ママとゴルフ場に行っているのに、野イチゴを見つけた二人は、
懸命に収穫(?)しておりました。 (笑)
{ 枝ごとのグミは、しばらく花材として披露されます }
{ ママの実家の “ ゆすら梅 ” も活躍しました }
そんな時、 “ 黒潮市場 ” で “ 生の山桃 ” を見つけた時は、我が目を疑いました。
表面が少し傷んでいるけど、中身は大丈夫そうです。
三パック買って、そーっ (デリケートな果実です) と大事に大事に店に。
赤ワインと砂糖に漬けて ・・・
「 マスター、今日は “ 山桃 ” の付いとったよ。 何処で手に入れたつね? 」
珍しさに客が喜び、ヒゲに伝わるのが、一番の楽しみでした。
甘くもない天然果実を、解らない方も結構多いのですが ・・・ 。
料理屋は、足を棒にして、山の中に幸を求めるのが本来の仕事だと考えていましたから。
「 メロスよ! 山桃はあったかい? 」
自衛隊の正門、左の一本目から数えて五番目の桜の樹。
その樹に、お目当ての 『 天然のサクランボ 』 がなるんです。
小躍りしながら、しかし、場所が場所だけに用心しながら、有難く頂きました。
明日、どの常連さんの前菜に使おうかと考えながら ・・・ 。
味はマァ、甘くもなく酸っぱい、黄色いサクランボーか。
我々日本人は、もう忘れかけている・・・
登山の途中で見つけた野イチゴのほの甘さが嬉しかったことを。
京都 『 吉兆 』 の影響なのでしょうか、ヒゲは野性の果実を前菜に使いたがります。
桑の実やグミの実等、皆んな持って来てくれるようになりました。
ある日は、ママとゴルフ場に行っているのに、野イチゴを見つけた二人は、
懸命に収穫(?)しておりました。 (笑)
{ 枝ごとのグミは、しばらく花材として披露されます }
{ ママの実家の “ ゆすら梅 ” も活躍しました }
そんな時、 “ 黒潮市場 ” で “ 生の山桃 ” を見つけた時は、我が目を疑いました。
表面が少し傷んでいるけど、中身は大丈夫そうです。
三パック買って、そーっ (デリケートな果実です) と大事に大事に店に。
赤ワインと砂糖に漬けて ・・・
「 マスター、今日は “ 山桃 ” の付いとったよ。 何処で手に入れたつね? 」
珍しさに客が喜び、ヒゲに伝わるのが、一番の楽しみでした。
甘くもない天然果実を、解らない方も結構多いのですが ・・・ 。
料理屋は、足を棒にして、山の中に幸を求めるのが本来の仕事だと考えていましたから。
「 メロスよ! 山桃はあったかい? 」